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NEC将棋部のココだけの話

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NEC将棋部の活動を報告します。
画像は、2008年秋第95回職団戦S級優勝時の記念撮影写真です。
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朝日アマ名人戦 清水上氏奪取

2009/08/24 19:13
 将棋部各位殿


  廣田です。大変遅くなりましたが、清水上氏の朝日アマ名人位奪取に関し、
 現地に応援に行って参りましたので、簡略ではございますが以下に観戦レポートを
 記します。
  清水上朝日アマ名人、遅ればせながら改めておめでとうございます。また、
 今年も一介のヤジ馬を控え室に入れて頂き、終了後は打ち上げにまで参加させて
 下さった、朝日関係者の皆様にも深く感謝しております。そして今年も名解説を
 間近で聞かせて頂いた加藤九段にも御礼とご活躍を祈念しつつ、以下拙文を
 ご笑覧下さい。


               記


朝日アマ名人戦 応援観戦記(第2日目)  
6/7(日) 於 山梨県 甲府富士屋ホテル


−観戦レポート−

■脳ミソのスタミナ、という事について考えさせられる事がよくある。  
 少し前の事だが、連盟の遊々将棋塾でプロの先生に飛車落ちで教わっ  
 た事があった。順当に寄せられ私が投了した途端、先生から「詰んで  
 ましたよ」の声。へ? 間の抜けた返事にその先生は「ここでこうす  
 ると…」言われてみれば、超ムズイという訳でもない詰みだった。   
  指導対局だし別に30秒の秒読み、という訳でもない。お前が弱い  
 からだと言われれば全く返す言葉もない。周囲からの視線の痛いこと。 
 (あの詰みが見えませんかねえ)                  
 (廣田サンも大したコトねぇな)                  
  帰りの電車の中でぼんやり考えた。どうして見えなかったのだろう。
 一つ思ったのは、考えるスタミナ(集中力?)が足りない、という事
 だ。そう言えば、将棋はボクシングと似ている、とどこかの観戦記で
 読んだことがある。
  盤上の形勢とは別に、パンチを繰り出すたびにスタミナを消耗して
 いるのであり、特に終盤になると消耗度の高い方は(例え実際の形勢
 が良くても)間違える確率が高くなる。指している人より横で見てい
 る人の方が詰みに気づく、という事がよくあるが当然かも知れない。
  なにしろ見物人は、スタミナの消耗度では間違いなく対局者よりは
 優位にあるのだから。「岡目八目」という諺があるが、あれは本当は
 対局者のスタミナ消耗度に配慮せよ、得意げに口を出しなさんな、と
 いう隠れた意味があるのではないだろうか。電車の中で解ける7手詰
 が実戦で詰ませられるとは限らない。最終盤の、ヘロヘロの頭で一局
 の最重要の部分を考えるのだ。だとすれば、そのスタミナを鍛えるに
 は? アマ最高峰の戦いでも、そんな場面が現れるのだろうか?   

■一年ぶりの甲府は快晴だった。8:50分頃にホテル12階の控え室に入
 ると、まだ第二局が始まったばかりで、控え室は朝日関係者の方々、
 それに週刊将棋の記者らしき方など3、4人。NEC応援団は、まだ
 他には来ていない(そりゃそうか)。不審者と思われないよう、一応
 挨拶する。「NECの方は他にもいらっしゃるのですか?」「あと、
 3人ほど来ると聞いておりますが」
  去年と同じ長い机には、対局場とつながっているノーパソが置いて
 ある。加藤先生はまだ対局室か、姿が見えない。仕方なく持ってきた
 プラ駒を布版に並べていると、記者の方が親切に現局面までの手を教
 えて下さる。まだ皆さんのんびりした感じで「昨日はサッカーを最後 
 まで見ちゃってさぁ、眠くて眠くて…」なんて会話もされているが、
 こちらはそんな悠長な気分ではない。なにしろ本局の結果次第では、
 お昼を食べたらサヨウナラ、になりかねないのだ。局面は清水上氏の
 角交換振り飛車だが、金銀の重心がやや中央寄り。金内陣の左美濃は
 金銀三枚で銀冠コースが見えているが、こちらは4七銀−3八金型の
 「片ミノ」。私のようなヘボが指したらすぐに空中分解しそうである。
  ただ、この陣形のアドバンテージを探すとすると、桂馬が持ち駒に
 なったときに2七に打てる事くらいかなあ、と(少しでも清水上氏に
 有利な方向で)形勢を考える。
 「桂ポン(清水上氏で8五桂)行かないかねえ」
 「今いかないと、もう跳べなくなっちゃうよね」
  記者の方たち(どう見ても五段未満には見えない)が話している。
  そのうちに大竹氏が登場。ノーパソをセットしてつないでいる。
  少しして、K女史と柳澤氏も来られ、NEC検討陣(?)が揃った。
  指し手以外にも「激指」の評価も見えるとか。コンピュータに媚び
 る気はないけれども、自分の考えた手が激指で上位の評価だとなんと
 なく嬉しくなるのは人情である。
 そのうちに加藤九段が控え室に来られた。中央に腰をすえ、早速検討。

  局面は清水上氏が自陣に角を据えて打開を図るが、金内氏も8四に
 角を打って譲らない。5五歩と打たれ銀を6七に下がるのでは、少し
 押され気味にも見えるが。
  しかし予定通り桂馬を2七に据え、3五桂打を見せる形になっては
 大きく希望が出てきたように思える。5五で総交換が行われ、清水上 
 氏は7七角と飛車取りに。6五飛には更に6六銀と投入。一瞬角道を
 止めるようでも飛車を追い飛ばして5五から4四に銀を出れば一気に
 敵のペナルティエリアに突入である。3五桂打の切札もあるし、これ
 は優勢か、と思っていた矢先にノーパソ画面に現れた次の三手は予想
 もしないものだった。

  △6六同飛(!)▲同角△2二玉(!?!)

 「えー!」「ジッと玉引き………ですかぁ?」声が交差する。飛車を
 叩き切っておいて、ただ王様を下がる! しかも2二には角のライン
 が直射しているのである。
  逃げていては銀を出られてダメ、3五桂を食らったらアウト。理屈
 はそうかも知れないが、それにしたってねえ・・トラの巣から逃げ出
 してオオカミの巣へ飛び込んだとしか思えない。私などのレベルでは
 この野郎、とばかりに4五歩と突きたくなるが加藤九段の見解は違っ
 た。「歩を突くと6四角と先手で打たれますからねえ・・・4六歩も
 打たれますし、ここはこうじゃないですか」九段の手が舞って5六に
 桂馬を据えた。玉のこめかみを開けずに4四の銀にアプローチする、
 という事か。しかしノーパソ画面には4五歩以下の手順が進んでいる。
  だんだん不安になってきた。この後もほぼ九段の想定通りに進み、
 △4七歩のところで画面が止まった。
 「これは……取った方がいいでしょう。グイッと王様で。これには、
 6七銀と打ちますか。それで、こうやるこう来る・・・」
  しかし進行は▲6二角。すかさず△4八金の楔が先手で入る。大丈
 夫か? 
 「ウン。これは振り飛車が勝ちですね」
 九段はそう言って高速で寄せ手順を並べてくれるのだが、ヘボの悲し
 さでその必然性がイマイチ実感できない。勿論、清水上氏ならきっと
 九段の描いた手順に乗って勝ちを確信しているに違いない…とムリに
 自分を納得させる。
 
  最後、△4八飛に対する▲3八飛には一瞬悲鳴が上がりかけたが、
 それでも清水上氏の勝ちと確認され、東京への帰途に着かずに済む事
 が確定した。

■第三局は 13:30開始予定。我々4人はホテル1階のレストランで昼食
 を取ることにした。周りは観光客と思しき人々でかなり混んでいる。
 陽射しの眩しいテーブルを囲んでいると、さっきまで戦いの場のすぐ
 近くにいたことが嘘のようだ。
  後で聞いたところでは、両対局者(昼食は控え室で済ませる)は、
 殆ど食事が進まなかったらしい。勿論これは昼食の側に原因がある訳
 ではなく、食後すぐに最終局を控えている以上、消化に費やす脳のエ
 ネルギーを少しでも節約しようという戦略だろう。

■最終第三局の驚きは、金内氏の△9四角から始まった。交換した角を
 端に投入である。▲7二角を防ぎながら△7五歩の攻めを見ていると
 いうのは勿論判るが、決勝局としては勇気の要る手だ。 
「端角ですかぁ」「勝負かけましたね」
  それまで続いていた6筋での差し手争いから、全面戦争へ。対する 
 清水上氏の数手後3六角も控え室で予想されていた。カゲから敵飛を 
 睨む、味の良さそうな自陣角である。ただ7六歩や6六歩の波状攻撃 
 が確実なだけに忙しい感じもする。                
 「形勢は何対何くらいなんですか」                
  お昼に普通のランチコースの他ケーキを2つ追加注文したK女史が 
 聞く。もっともな質問だが答えようとすると難しい。        
 「う……ん、サッカーで言うなら得点は0対0だけども、相手にコー 
 ナーキックとかで攻め込まれてる感じですかねえ」         
  答える方も頼りないが、当分は辛抱が必要な局面のようだ。実際に 
 △8五飛に▲7五歩と飛車交換拒否するなど、清水上氏は地雷原の上 
 を進軍するように慎重に指し進める。ただ、△8三角に対する▲7四 
 桂には、加藤九段が首をかしげた(第一感なんだけどなー)。    
 「桂ですか、桂ね・・・。ただこれ、働かない可能性もありますから 
 ねえ。歩で取られるかも知れませんし。どうなんですかね」この日、 
 九段が最も辛い評点をつけた手がこの▲7四桂だった。       
  ただこうした地味な動きも金内氏の△7四角で吹き飛んだ。強引に 
 桂角交換して飛車を交換、そして角金両取りの△6六桂!      
  ただ、これはどうなのだろう。振り飛車党の感覚からすると7八の 
 金を取られるのはそれほど痛みを感じないのではないか。角が7六に 
 出て手番を握っている(これで自玉がクマなら言うことなし?)。  
  清水上氏は▲8一飛と打ち込むがこれにも九段は疑問符をつけた。 
 「次に▲6一飛成、▲6二歩成、▲5二と、ですからねえ」いかにも 
 遅い、ということか。代わりに▲4五歩(!)が有力らしい。例えば 
 △3五銀なら▲5三歩成△同金▲7一角など。ただこれは空いた空間 
 に△4六桂などが見えて、いかにも指しにくい手だ。        
  本譜も▲7四角など、苦心しながら攻めているように思える。ただ 
 7六の角は6五の銀を守っている事を差し引いても、そう簡単に持ち 
 場を離れる(8五角とか)訳には行かないのだった。私がそれに気づ 
 くのはもっと後である。それでも現実の推移は清水上氏に厳しい形勢 
 に思えてならない。特に後手の△5一歩で格段に装甲が厚くなった。 
  更にその間△1五歩と端に手が回るに至っては、ますます苦しさが 
 倍加したとしか……あれ?                    
 「6二同金? 金で取った?」                   
 「あれれ? 角切るよねえ、当然。食い破られちゃうよ」      
 その通り、▲4一角成から▲5一龍となっては、俄かに視界が開けて 
 来た感じだ。鉄の防壁は瓦解し、次に4一龍が回れば。       
 「金捨てて香(▲1二金△同玉▲1四香以下の詰み)ですね」    
 すぐに声が上がる。おやおや? 嬉しいが、なんだか話が上手すぎる 
 ような。イヤーな予感。それはすぐに現実のものとなる。      
 「でも金(△4八金)ですと?」                 
 ▲4一龍△3九角▲1八玉△4九飛成▲4二龍(合駒請求!)△1三 
 玉(拒否)▲4九角△2六桂▲同歩△2八金▲1七玉△1六歩▲同玉 
 △2四玉(開き王手!)に▲1二歩で などの順がたちまち継ぎ盤の 
 まな板に乗る。                         
 「ウン、これで清水上さんの勝ちですか」             
  九段はこともなげにおっしゃるのだが(非常に嬉しいが)ヘボから 
 すると”1キロ先の標的を射抜いたら勝ちだ”と言われているようで 
 (ゴルゴ13か?)現実感が乏しい。その間に局面は違う方向に進ん 
 で、▲1八歩と端を狭めて金内氏は△2五桂。           
 「あれ? こうしますと」                    
  その瞬間、九段の手がサッと伸びて3八の銀をつまみ、▲4九銀! 
 (あっ!)                           
  ダメかなあ、と思っていた私は呆然とした。閉ざされた城門が倒れ 
 て、そのまま堀を渡る橋になったような不思議。ただ銀を一手動かし 
 た、それだけで景色がこんなにも違って見えるものだろうか。さっき    
 までは隔離病棟の中にいた王様が、たちまち外出自由の身になった。 
  そしてこうなると7六の角が心強いディフェンダーだ。だから角を 
 動かさなかったのか。表面の流れに一喜一憂していた私は、こういう 
 深いコンセプトに出会うと、ただもう唸るしかない。        
  今度こそ。清水上氏の勝利を私でも実感できるようになってきた。 
  九段も既に勝敗を行方は決まったという顔である。そんな中、ノー 
 パソ画面に△1七金が映る。                   
 「あー、暴発しましたね」                    
 「よって(▲3八玉)なんでもないっしょ」            
 検討陣にも終局への手続き、といったムードが漂っていたが・・・  
 「あれ? 取った? 取ったよ?」                
 「金取ったの? ▲1七同歩? へえ」                
 控え室がざわつく。座椅子の背もたれにもたれていた九段は身を起こ 
 した。                             
 「逃げたらマズイんですかね。これだと1七にと金ができますが」  
 「金を一枚取ってから逃げるんでしょうか」            
  恐る恐る私が聞いてみると九段は納得したように、        
 「ああ、多分そういうことでしょう」               
  また背もたれに寄りかかったのだが、少しして画面を見ていた記者 
 が叫んだ。                           
 「あれ! 全部取ったよ! 精算した!」             
  九段が跳ね起きた。継ぎ盤の駒を猛スピードで▲1七同玉まで並べ 
 「これは次に桂馬(△2五桂)が来ますよねえ。どう逃げます? 下 
 はさすがにねえ・・・でも上も相当、ですよ」           
  なにしろこの瞬間、金内玉は(少なくとも現在の持ち駒では)相当 
 詰まないように見えるのが不安をそそる。詰めろで良い、となれば、 
 寄せられても文句は言えない。まして質駒アイテム(6五銀や9九香 
 など)はそこいらじゅうに転がっているのだ。目の前が暗くなる気が 
 する。ヤバイっす。ノーパソ画面は進んで、△1七角から△3四香の 
 追撃に、ひらりと▲4八金。                   
 「あ、これはいい手ですね」                   
  九段が断じた。角切りをかわしながら3七に利かせる味が良い、と 
 いうことか(しかしヘボは浮かばないんだよなー、こういう手。どう 
 しても金を打って受けたくなる)。後手は精算して龍をステップバッ 
 クしながら角を入手するが、脅威が遠のきどうやら虎口を逃れたよう 
 に見える。                           
 「これはつかまらないですね」                  
  九段の御宣託のなんと頼もしく聞こえることよ。局面は△3七角に 
 ▲4七玉まで進んで画面は止まっている。そうだよね、大丈夫だよね 
 、と思いながら……あれ?                    
 「あのー、△3五角成だとどう受けるんでしょう」         
  だんだん遠慮のなくなってきた私が聞くと九段はまた身を起こして 
 「えーと、歩(▲3七歩)だと銀出ます(△4五銀)からですねー、  
 先に桂(▲3八桂)ですかね。これで銀には歩(▲3七歩)で」   
  おお、どうやら南アフリカ行きのチケットが見えてきたか(W杯に 
 興味のない方にはすみませんが)。局面もそう進んで……あれ?   
 「これ、角で香食いちぎると?」                 
  私より先に向こう側の検討陣から声が上がった。         
 「銀出て? (下段に)落とされるよ」              
 「ん? 寄っちゃった?」                    
 今日は往きのスーパーあずさの中で、観戦中は(みっともないので) 
 あまり一喜一憂しないように、と思っていたのだが既に十喜十憂ぐら 
 いしている。なんだかビーチフラッグスのようだ。砂浜に立っている 
 一本の旗を取り合っている。もみあっているうちに旗は砂の中に埋も 
 れ、すぐ近くにある筈なのに、どちらも見つけられないでいる・・・ 
  両対局者の消耗度を思う。朝の8:30からここまで、一体どれほどの
 スタミナを振り絞ってきたことだろうか。たった一つ、自分の脳ミソ  
 による読みの確かさだけが暗闇を照らす光。しかし、その内蔵電池の
 容量は残っているか?

 「え、でも角打ちますと」                    
 その時声が上がった。                      
 「えーと、はい、取って金打って(▲3一角△同玉▲3二金!△同玉 
 )で飛車(▲1二飛)ですか。あーこれは、合駒に4二から精算して 
 ……」                             
 そこまで来て、一つの駒に視線が集まる。その駒は恐らく、打たれた 
 時は全くそんな役割を期待されていなかっただろう。しかし、今ここ 
 に至って最後の、最強の守護神となった、5八の香。これほどの戦い 
 が、互いの叡智を振り絞って辿り着いた結果、全く意図しなかった駒 
 の配置による決定的なインパクトがもたらされるという、その不思議 
 と残酷。                            
 しばらくして、記者の方が部屋に入ってきて短く言った。      
 「金内さんが投了されました」                  
 旗はついに、勝者の手に握られた。                

■「いやー私なんかの場合、例えば羽生サンの観戦記を書くとしますと 
 最低6,7回は並べますね、ええ。8時間くらいかけて」      
 表彰式のあと、(これも去年と同じく)打ち上げの席に我々応援団は 
 同席させて頂いた。単なるヤジ馬を加藤九段や両対局者と同じ宴の席 
 に寄せていただき、感謝の一語である。              
 「いややっぱりそれくらい並べて初めてこう、深いところにあるもの 
 が見えてくると言うかですねえ」                 
  6,7回というのは(言うのはたやすいが)なかなかできない事だ 
 と思う。隣に座った両対局者も感心の面持ちである。        
 「それじゃあ、もし今日の将棋を書くとしたらどうですか」     
 ビールのグラス片手に私が訊くと(←すでに遠慮ゼロ)九段は考えて 
 「まぁ最低3回は並べると思いますね」              
  さりげなく語られるプロの姿勢に一同うなづく。         
 「それにしても」                        
  暫くしたところで、清水上氏がポツリと口を開いた。優勝者の言葉 
 である。さっき何度も行われた新聞社用の公式コメントとはまた一味 
 違う、宴席での本音が聞けるのだろうか。皆が一斉に耳を傾けると、 
 氏はゆっくりと続けた。                     
 「タイトルって、すごいですよね」                


                            以上

 (事情により掲載が遅れました事を深くお詫び申し上げます)
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【第105回川崎職団戦5月24日】スナップショット!

2009/05/27 16:33
加藤徹@管理人です。
5月24日に行われた第105回川崎職団戦の大会終了後、スナップショットです。
A級では、ライバル富士通を接戦の末降して秋に続いての優勝!

依田先生の指導対局もあり、参加者一同大いに楽しみました!

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#NEC−A、Bチームの面々。

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#指導対局を見学中。手前は初参加の西野さん。

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#ブラックマヨネーズの相方っぽくメタボが・・・

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#指導対局中の依田先生。

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#お疲れさまでした。

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#全対局終了後、しばし一服。

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#指導対局中の上田さんの局面。う〜ん劣勢か・・・

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#こちらもお疲れさまでした。

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#表彰式。NECインフロンティアチーム。

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#表彰式。NEC−Cチーム。手前は初参加の兪(ゆう)さん。
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【練習会5/13】天野三段の将棋教室!

2009/05/25 13:58
串揚げ大好き!四枚落ちのK女史です!

毎月恒例!奨励会三段・天野先生による将棋教室(5/13水)の模様をご報告致します。
芝倶楽部で指導対局をお願いしました。

毎回、指導風景の写真を掲載しておりますが、今回はありません。。。m(_ _)m
珍しく!?将棋に没頭しすぎて、写真のことをすっかり忘れておりました〜


★前回の4/1(水)ブログは只今作成中m(_ _)m
 前々回3/4(水)の模様はこちら↓
 【練習会3/4】天野三段の将棋教室!

■参加者
柳澤・K女史


18回目の今回は、、、
遂に憧れ?のプライベートレッスンか!?
と、思いきや、開始1時間程で、柳澤さんがご登場〜
残念!と言うべきところですが、、、実は、待ってました〜と一安心
先生と指しだと、本当にいろいろ教えて頂けてとっても勉強になるのですが、なに分、人をお待たせすることに慣れていないK女史。
あせって、あまり考えずに指してしまいます。
一般社会では、人をお待たせしたらお説教されるのに、目の前で堂々と待たせる将棋って、、、エラすぎです...


打ち上げは、3人で天野先生お気に入りの沖縄のお店「青空」へ。
将棋のこと、会社のことなどいろいろお話しながら、徹夜明けの柳澤さんが飲む飲む。。。
ちょっと酔っ払いつつ、「今日は僕が出します」宣言!!
「あざーっす!」ということで、23時頃解散となりました〜
ごちそうさまでした!!!
また、お願いね!


今回の指導対局は18:15開始で、終了は15分延長の20:45頃でした〜
(詳細は各自のコメントをご覧下さい)


次回は、6月3日(水)です
 【↑毎月第1水曜日】

OBの方も、是非お越し下さい


---参加者のコメント---

■柳澤(飛車落ち:当然●)
お客さんとの打ち合わせが長引いて、ちょっと遅刻して会場に付くと、天野さんとK女史のマンツーマン状態()。
ちょっとお邪魔するのも申し訳ない、なんてことは思わずにそそくさと対局準備。

対局はいつもの四間飛車ではなく、気分転換に中飛車をやってみる。
まあ、結果は順当に負け。
感想戦ではこちらが有利な筋をいろいろ指摘してもらうも、自力ではなかなか思いつかないような手ばかり。
大局観が悪いということです
もうちょっとがんばらないと。
その後は、3人で食事へ
なんだか、リラックスしちゃって、ビールに焼酎などなど遠慮なくひたすら飲んでいたような気がします。



■K女史(四枚落ち:●)
4三王型のいろいろな変化の中で、棒銀は突き進め!と金は引いて使うとお得!駒得の考え方など学ぶべきものが山盛りでした。
枝分かれしているそれぞれの変化をたどって行き着ついた終盤の詰めをいくつも解き、「やったね〜」とニタニタしていたら、「だからこの手は指しません」とかで、分岐点に戻り別ルートへ。。。
その繰り返しでトホホでしたが、こんなとこまで見てるんだ〜とちょっと驚き
いつも、こうするとどーなるの?と思いながらも選ばなかった手たちのずーーっと先を検分した感じです。
これが頭の中でできたら、どんなに面白いだろ〜、私も早くそうなりた〜い!!というか、なるぞ
その他には、歩の手筋(ダンスetc)なども伝授頂き、今回は普段使わない脳をフル活用。
帰宅後も暫く頭がグルグルしておりました〜


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【職団戦4月12日】第96回職団戦結果

2009/04/14 23:52
加藤徹@ブログ管理人です。
4月14日に春季職団戦が綾瀬の東京武道館で行われました。
以下に、S級の結果を掲載します。

さて、名人戦では歴史的な「サイン事件」がありましたが、米長会長の開会式挨拶でも
「対局中の選手にサインなどねだらないように!」
とタイムリーな一言。
会場の緊張が一気にほぐれます。
この後の朝日新聞の宣伝部長の方、挨拶しずらかったろうなぁ・・・

■S級結果
優勝:日本レストランシステム
2位:NEC(1)
3位:リコー(1)
3位:ジュポン化粧品

■決勝
○日本レストランシステム 3−2 NEC(1)×

■準決勝
○NEC(1) 3−2 リコー(1)×
○日本レストランシステム 3−2 ジュポン化粧品×

■個人成績
清水上 4−1
加藤幸 3−2
__ 2−3
宮原_ 3−2
加藤徹 5−0

■降級決定戦
○三菱UFJ 4−1 倉敷市役所×
 ※三菱UFJが残留

■A級優勝
富士フィルムグラフィックシステムズ
 ※次回からS級
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【練習会3/4】天野三段の将棋教室!

2009/03/30 12:52
串揚げ大好き!四枚落ちのK女史です!

毎月恒例!奨励会三段・天野先生による将棋教室(3/4水)の模様をご報告致します。
芝倶楽部で指導対局をお願いしました。
画像

★前回2/4(水)の模様↓
 【練習会2/4】天野三段の将棋教室!

■参加者
武井・OB・工藤・厚芝・小林・柳澤・K女史

■練習??
長岡・林・加藤(幸)

16回目の今回は、いきなり増えて、7名参加
そして、練習将棋で長岡俊勝さん、林隆弘さん、加藤幸男さんが遊びに来てくれました〜
お部屋が狭かったですね。スミマセーン

今回の初参加は、品川からいらした、NECエンジニアリングの武井さんとOBの方。
お早めにお帰りとのことで、2局目はお二人で対局。お帰り際に「また来ます!」と言って下さいました!
お待ちしています!
今度はユックリ、ジックリ楽しんで下さいね。


打ち上げは、天野先生お気に入りの沖縄のお店「青空」へ。
今日は、沖縄料理のソムリエ:北野さんが不在ですが、迷うことなく、「島らっきょう×3、海ぶどう×2、スエヒロダケ天ぷら」を注文!!
が、ここで大事件!
店員さん「島らっきょうと海ぶどうはあと2皿分しかないんですよ」「スエヒロダケは今日はないんです」
ええぇえ゛ぇーーーーーー??!?!!
私のスエヒロダケが、また、ないっ!?
お願いしますよ!青空さ〜ん!毎月第一水曜日は仕入れといて下さいよ...
という訳で、「島ら」は先生が独り占め。
「海ぶ」はみんなで分けました〜。

今回の指導対局は18:35開始で、終了は15分延長の20:45頃でした〜
(詳細は各自のコメントをご覧下さい)


次回、4月1日(水)は「玉川事業場」へ参上
 【↑毎月第1水曜日】

玉川の方々、お待たせし致しました!!
定時間日ですし、是非お立ち寄り下さい


---参加者のコメント---

■武井(飛車落ち●)
飛車落ちの定跡としては、居飛車戦形と振飛車戦形がありますが、今回は、居飛車戦形の作戦でした。平手戦での棒銀戦法に似せ、蟹囲い後、右銀を進め、角と銀の交換狙いで指したのですが、うまく右銀の交換がさばけず、中央交換での1歩を使用した継歩による右銀の交換筋があることを局後の感想戦で指導いただきました。
下手としては、攻駒の交換がうまくできるかどうかが、駒落将棋の勝敗に関わることを再認識した1局でした。
次回は、是非○となるように、駒落定跡を研究して参加します。


■OB(飛車落ち●)
居飛車戦形で矢倉囲いの作戦でしたが、下手としては、攻駒の交換さばきがうまくできなかった。
また、参加予定です。


■工藤(飛車落ち●)
前回が右四間定跡と三間飛車だったからか、今回は角換わりとなった。
(ちなみに、隣とその隣も飛車落ちだったが、上手の構えは23歩と33桂であった。本題に戻り、)△34歩、▲76歩、△88角成、▲同銀、△32金、▲77銀、△72金、▲78金、△52玉、▲26歩と上手お神酒、下手棒銀の戦いとなった。

中盤:下手の攻めで、13香、23歩、33角、28飛の配置で▲22角、△32歩、▲13角成としたが、先生は▲33角成、△同歩、▲23飛成としその後香を取る順がいやだったとのこと。私は角を切るのは早すぎると思っていた。しかし、その後の進行では馬が働かなかった。53に利かせた▲31角が良かったかとも思う。

終盤:1手分からなくなって指した手があり、上手入玉含みとなり、結局”●”。
右四間定跡とは違った形で、色々考えることがあり勉強になりました。


■小林(飛車落ち●●)
・指導
いつもの事ながら、上手角道を通したままでの序盤。
下手から交換せずにいたら、感想戦で「交換すれば 下手良くなった」とのこと。
どうも上手を信頼し過ぎたようです。(笑)

・打ち上げ
沖縄料理店にて。
将棋指しならハブ酒だろうということで 注文しました。
食事はどれもアッサリめで、メタボな私にはよかったかなと。
前日のA級順位戦谷川−鈴木戦での記録係としての話など面白かったです。


■柳澤(飛車落ち●●)
ちょっと久しぶりの参加となりましたが、相変わらず連敗は変わりません(汗)。

1局目はまったく良いところがなく完敗。
2局目も一瞬勝ちはありましたが、終盤見た目、ちょっと決め手っぽい手が見えてしまったのですが、その手が敗着でした。
地道に歩で攻めれば良かったのに...
でも、楽しかったです。

打ち上げも最近話題になっていた、沖縄料理のお店へ。
初めてでしたが、おいしゅうございました。


■厚芝(飛香落ち●)
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第1図(106手目)▲65桂が疑問手。
桂を銀で取らせて▲43金と銀を取り返したので儲けたと思ったら、次に△74銀と急所の歩を払われて大損でした。
それでもめげずに上手玉を寄せに行ったのですが、第2図(120手目)▲55飛が悪手。
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この手で▲65金なら寄っていたようです。
以下一直線にトライ(入玉)され、ジ・エンド。
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投了図では金銀が8枚全部下手の駒なのに役に立ちません。ああ無念。


■K女史(四枚落ち:●)
毎度の棒銀。。。
が!33に銀、その下に金
棒銀ダメじゃんと思い、六枚落ち風に9筋狙いに変更!
でも、久しぶりの六枚落ちはやり方を忘れていた〜。ということで、結局、ふにゃふにゃに。。。
どー考えても大事な大事な飛車が取られそうで、林さんや幸男さんに訴える(^^;
「金と刺し違えるしかない!」「でも、かなり難しいですね」。。。
将棋盤にもリセットボタンが欲しいです
終盤に、先生「これ勝てたら四枚落ち卒業です」。
お〜しっ!と思ったら10何手詰めらしく、すぐ萎える.
それ解ける人は四枚落ちなんてしてませんょ。
結局、いつも通り棒銀で頑張るべきだったらしい

ところで、振り飛車を指したことのないK女史の問い「私は何党?」に、「考え方が居飛車党で、棒銀が合ってます」とのこと。
選択肢がいくつか分かれたときに「居飛車党が選びそうな手を選んでいる」らしい。
でも、棒銀が合ってるって、いったい。。。鼻息荒いってことですか??

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【練習会2/4】天野三段の将棋教室!

2009/03/02 14:42
駒落ちバンザイ!四枚落ちのK女史です!

毎月恒例!奨励会三段・天野先生による将棋教室(2/4水)の模様をご報告致します。
芝倶楽部で指導対局をお願いしました。
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★前回12/3(水)の模様↓(1月は先生の体調不良により休講)
 【練習会12/3】天野三段の将棋教室!

■参加者
工藤・K野・K女史

15回目の今回の参加者は3名(≧▽≦)
常連さんは風邪やお仕事で参加できず、これはチャーンス!
熱くて厚いご指導を頂きました〜

工藤さんは2局。
K女史はじーっくり考えながらの1局。そして、遅れて参加したK野さんの将棋を見学。さらに、先生から矢倉の組み方先手・後手バージョンをご指南頂きました。いままでかなりメチャクチャだったのねーと改めてビックリ。お陰さまで大変勉強になりました〜
それにしてもK女史は振り飛車って指したことがありません。
いつの間にか居飛車ってことになってますが、どっちがむいているんでしょうね??

打ち上げは、12月にK野さんに連れて行ってもらった沖縄のお店へ。
もう、メニューを見ても迷いません!
まずは、先生お気に入りの島らっきょうと海ぶどう!
K女史お気に入りのスエヒロダケ天ぷらは残念ながら品切れでしたが「島ら・海ぶ」のおかわり攻めで沖縄を堪能した夜でした〜
将棋教室だったということを忘れているかも...

今回の指導対局は18:30開始で、終了は20:30頃でした〜
(詳細は各自のコメントをご覧下さい)


次回は、3月4日(水)です。
 【↑毎月第1水曜日】

4月は「玉川事業場」へ行きますよーー!


---参加者のコメント---

■工藤(飛車落ち●●)
第1局:
右四間定跡、下手は87銀、49飛、25歩。上手は31角、64銀。
上手は24歩と受けるものとばかり思っていたが、受けないので25歩、29飛、24歩と交換し29飛と戻った。
上手は86歩、75歩とし、銀を角筋で使い攻めてきた。
受けになっていず、攻め込まれて角の丸損。
下手が76銀、75歩の形を作りキープできれば、上手からの攻めは切れていたとのこと。
確かにそうです。

第2局:
△34歩、▲76歩、△32金なので▲66歩とし、石田に組んだ。
上手は5、4、3筋の歩が5段目までのび、当方の玉は48にいる美濃。△56歩から急に終盤となった。
57歩成りが即王手になるので、非常にきつかった。
何とか飛車は成ったが、玉に迫れなかった。

両局の反省:
玉に迫る速さは何処から来るのか?


■K野(飛香落ち●)
到着したのが8時頃と遅かったため、早指しを続けていたら玉頭一気の攻め合いで8:15に終了してしまいました。
玉頭戦は頭が薄いだけ不利か。
(一応、詰めよをかけた状態で詰まされたので、某氏の理論だと”一手違いの負け”となるのだが、この理論自体間違っているような気がする。必至をかけたのなら別だが)

終了後は前回行った沖縄料理「青空」へ。
天野先生お気に入りの島ラッキョウと海ぶどうの世界でした。
K女史推奨の「すえひろ茸の天ぷら」は品切れで残念。
私はうまい古酒泡盛が飲めて満足


■K女史(四枚落ち:●)
先生が本気モードになってから全く勝てなくなっちゃいました〜
途中までは大絶賛手もあったりでイケイケでしたが、いつの間にか悪くなるなる。
特に7八に居座る先生の一匹狼「と金」にイヤな予感。。。
どいてもらいたくて、高価なおやつを目前に置いたり、取っちゃうゾと脅したり。。。
でもねー、何をやっても動いてくれないんですよねー
そんなことをしているうちに終わってしまいました〜
やっぱり大切な駒だったんだ〜ってことで、それがわかるようになっただけでも成長したよ、自分!とあくまでも前向きなK女史でした〜

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日本選手権の案内

2009/01/20 23:34
加藤て@ブログ管理人です。

日本選手権の案内が、リコー将棋部ブログに掲載されていました。
NECは日本選手権出場を逃しましたが、職団戦でS級2チーム在籍のリコーと、2年連続学生日本一の東大の対決は、近年まれに見る激戦となることは間違いありません。

観戦は自由とのこと。一見の価値ありです。
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【第104回川崎職団戦12月14日】スナップショット!

2009/01/14 01:38
加藤徹@管理人です。
12月14日に行われた第104回川崎職団戦の大会終了後、スナップショットです。
A級で久しぶりに優勝!他、全勝賞多数とNEC勢大活躍の大会でした。

#見事全勝賞を獲得した北野さん、小久保さん、松山さん、藤本さん。お見事!
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#最初で最後???の全勝賞にハイテンションの藤本さん。
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#A級優勝のNEC-Aチーム。
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#B級優勝のNEC-Bチーム。
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#A級優勝の賞状。達筆ですなぁ〜
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【例会12月20日】下北沢例会便り

2008/12/23 14:34
厚芝です。
12月20日(土)に開催された将棋部例会(下北沢)の活動を報告します。
今回は、厚芝が職団戦下位チーム予選に参加したため、手合い係は久保さんにお願いしました。久保さん、ありがとうございました。

師範_:瀬川四段
手合係:久保
出席者:引野、工藤、小林、田口、廣田、藤本、嵯峨野、磯谷、大石、古海、吉田、四方、田辺、加藤徹、松山泰、斉藤、下地、北野、厚芝
ゲスト:伊藤佐保里さん、小浦さん、光瀬さん

1)瀬川師範による5面指し指導対局(13:00〜17:00)
平手_:●小浦
飛落_:●久保、●光瀬、●下地、●小林
飛香落:●斉藤、●松山泰、○藤本
六枚落:○伊藤佐

下手が2勝7敗でした
勝利をあげた伊藤さんと藤本さん、お見事でした!

2)第九期下北沢リーグ(12:00〜17:00)
半年間で争われる下北沢リーグも今期で九期目を迎えました。
ちなみに、これまでの下北沢名人は下記の通り。
第一期 久保 宏二
第二期 大石 三真
第三期 久保 宏二
第四期 廣田 公潤
第五期 吉田 卓克
第六期 吉田 卓克
第七期 吉田 卓克
第八期 磯谷 亮輔

10月から第九期が始まりました。12/20までの上位者は下記の通り。
加藤さんが9勝5敗で首位をキープ。久保さんと磯谷名人がベスト5に入ってきました。

1位 加藤__ 9勝5敗 勝点32
2位 吉田_卓克 7勝9敗 勝点30
3位 小浦_吉登 8勝5敗 勝点29
3位 久保_宏二 8勝5敗 勝点29
5位 磯谷_亮輔 7勝4敗 勝点25

リーグ表を添付しますのでご覧下さい。
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4)職団戦下位チーム予選会(12:00〜16:30)
春の職団戦の予選会は12月と1月の2回開催されます。
12月は14名がエントリーし、1人4局指して上位5名が予選通過となります。

予選通過者
4勝0敗:廣田、嵯峨野
3勝1敗:磯谷、田辺
2勝2敗:厚芝 ⇒(対戦相手の勝ち数、および、倒した相手の勝ち数で決定)

全勝の廣田、嵯峨野と1敗の磯谷、田辺は見事予選通過。
意外と星のつぶしあいになったため、1敗以上は4人しかおらず、残る1人は、2勝2敗の中から出ることになりました。
2勝2敗は5名が並んだので、同勝ち星の場合にはそれぞれの対戦相手の勝ち数の合計で決めるのですが、
これでも9点で3名が並んだため、倒した相手の勝ち数の合計が3名の中で一番多かった厚芝が予選通過となりました。

詳細は、添付資料を参照願います。
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4)打ち上げ&2次会
打ち上げは18名参加で恒例の「餃子の王将」へ。瀬川師範を囲んで竜王戦の話題などで盛り上がりました。
2次会も定跡通り駅前のカラオケ屋へ部員8名で繰り出しました。
毎度のことですが、カラオケと将棋で盛り上がり、時間があっという間に過ぎて行きます。
今年の最後を飾る4対4の連将棋なども行い、大いに楽しみました。
来年もよろしくお願いします。

5)今後の例会予定
次回は、1月17日(土)12:00から下北沢で開催します。

以降の予定は、以下の通り。
1月17日(土)
お休み(※)
3月14日(土)
4月18日(土)
5月16日(土)
6月20日(土)
お休み(※)
8月22日(土)
9月19日(土)

※2月、7月は玉川オープンのためお休みです。
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【練習会12/3】天野三段の将棋教室!

2008/12/08 15:21
駒落ちバンザイ!四枚落ちのK女史です!

毎月恒例!奨励会三段・天野先生による将棋教室(12/3水)の模様をご報告致します。
芝倶楽部で指導対局をお願いしました。
↓髪をバッサリ切っちゃいましたね〜
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★前回11/5(水)の模様↓
 【練習会11/5】天野三段の将棋教室!

■参加者
RI・K野・K女史

14回目の今回の参加者は3名(≧▽≦)
しかも他のお二人は遅れての参加\(≧▽≦)丿
ということで、時間はタップリ〜

まずは女子アマ団体戦の話題から。
天野先生は私が2勝(2勝2敗)できるとは思っていなかったらしい
私的には全勝予定だったんですけどね〜
次に、強そうに見える駒の指し方講座。
縦にクルンと一回転させる指し方がカッコいぃ〜!
次の大会では、このめくらましクルンでお相手を惑わせる作戦
練習しときます!

打ち上げは、K野さんのエスコートで沖縄のお店へ。
が、メニューが意味不明。。。
K野さんに解説して頂きながらオーダーした島らっきょうと海ぶどうが大ストライク
スエヒロダケ天ぷらと併せて何度おかわりしたことか!
K野さんに大感謝

そうそう、今回の指導対局は18:30開始で、終了は25分延長の20:55頃でした〜
(詳細は各自のコメントをご覧下さい)


次回は、1月7日(水)です。
 【↑毎月第1水曜日】

2月は「あなたの事業場へ行脚シリーズ」!?
どこかの事業場へ出没予定〜♪


---参加者のコメント---

■RI(角落ち●)
ちょっと遅れて到着すると、部屋の中から天野先生とK女史の会話が。
「こうなっているときは幸男さん風に…」
ずいぶん高度な話をしているのかと思って部屋に入ってみると、駒の持ち方、手つきを熱心に研究しているところでした。
K女史、まずは形から入り、次の大会では手つきで相手をビビらせようという作戦でしょうか :-)
(それより先に勉強すべきことがあると思うが...)

私の方は今回の指導将棋も、終盤あたりまで優勢に進めながら、最後は寄せを間違えた挙句、頓死負け
終盤が課題です。


■K野(飛香落ち●)
中華飯店がマンネリになってきているようなので、沖縄料理の店(店名「青空」)に連れてっちゃいましたが、天野さんには未知の局面らしかったです。
ただ、気に入ってもらえたようで、”行って損店替わり”にならなくてよかったです。
天野さんは聞きなれないメニュ−の中から、すかさず「島らっきょう」をオ−ダ−。
K女史も初対面の「海ぶどう」が気に入ったのか、天野さんが気に入った島らっきょとのコンビで3度も注文してました。
3度目の注文の際には
 K女史「すいません。島らっきょうひとつと、、」
 店員「海ぶどうも?」
 K女史「はい」
と、しっかり覚えられてましたね。
私が泡盛の古酒を一人でオ−ダ−しまくったせいで、割り勘でいつもより負担をかけてしまいました。
スミマセン。


■K女史(四枚落ち:●●)
今回から本気モードでお願いすることに
勝てたら四枚落ち卒業だそうです!
よしっ!頑張るゾ


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【LPSA女子アマ団体戦11月16日】初めての大会、初めての勝利!〜K女史大会デビュー応援記

2008/12/03 00:02
廣田です。
11月16日、NEC将棋部の紅一点にして天野チルドレンのK女史が、LPSA女子アマ団体戦大会デビューされました。
将棋部RIさん、小林さん、柳澤さん、私で、応援に行きましたので、その模様をレポートします。

■10時40分〜大会開始直前
10時40分頃、会場に着くと、丁度これから1回戦が開始されるところだった。
開始前、LPSA蛸島会長が、
「盤の横に置いてある白い四角い紙は駒台ですので。コースターではありません」
「ペットボトルは乗せないでくださいね(笑)」
という初心者にも判り易い挨拶をしている。何か微笑ましい感じ

とりあえず、出場チームの一覧表と選手名(Aクラスはさすがに有名人がズラリ)をチェック。
1回戦は「ハナミズキ」というチームとの対戦らしい。
一回りして、K女史の「アマチルB」チーム(←勝手に略)のところへ。

■1回戦 vsハナミズキチーム
注目のK女史のお相手は、かなりご年配の老婦人。
盤面を見てビックリ、横歩取りもどきの大乱戦模様である。
それでも、パッと見て3四地点にK女史の龍ができているので、まずまずかと思いきや、左翼を見て飛び上がりかける。
「8四に相手の飛車がいるじゃん!」
しかも素通し!しかも相手の手番!
まもなく老婦人の手が伸びて、龍を駒台に乗せた。
K女史は、私の顔をチラと見上げて、やっちゃったーという表情
このあと、相手もそれなりのミス(飛車を3七に成りこんで同桂と取られるとか)で失点してくれるのだけど、それ以上にK女史側での失点が大きすぎた。

しばらくしてRI氏が登場。少し離れたところまで行き、コソコソ状況分析(^^)。
「あきまへんがな、満塁ホームラン3発くらい食らってる」
戻ってみると、K女史の玉は6枚落ちの上手みたいになっている(二枚龍で追われないだけ6枚落ちの方がマシか?)。
まもなく現れた小林氏、柳澤氏達も見守る中、こうして記念すべき初投了の栄誉(?)に浴したK女史であった。

■2回戦 vs幕張総合高校・下級生チーム
昼食後の2回戦は、高校生チームである。嫌な予感。組織だった指導を受けている相手は、大崩れしにくいものだ。
引率の先生や後輩らしき人が、心配そうに横で見ている。
K女史のところは、相手の振飛車に対し、習い覚えた棒銀!ちゃんと定跡通りに進んでいるではないか。
4三金型で受ける相手に4四歩と取り込む。フムフム、順調だぞ。相手は同金。
ここでK女史は勇躍4四同角!えー、6二に相手の角がいるよ!
勿論同角で金角交換。しかもその角が9九に成り込む。高校生の女のコ絶好の捌き!

失礼ながら、もし相手が1戦目の老婦人なら、まだまだこれからと思えるのだが、この相手はツヨイ。
損得計算がしっかりしていて、着実に一歩ずつ進んでくる将棋だ。
しっかり美濃囲いに囲って、つけいるスキがない(他の選手も皆しっかり囲っていた)。
しかし最終盤、必勝体勢を築いた相手が何故かいきなり急ブレーキ。突如攻め足が遅くなる(言い換えれば着実なのだが)。
すかさずK女史は、相手の玉頭に2枚香を突き立てて殺到
惜しくも届かなかったが、あわや逃げ間違えればトン死、というところまで追い込んだのは見事だった。
そう、K女史は相手の玉が射程距離内に入ると、手がいいところに行きだすのである(終盤型?)。
負けはしたが、希望が持てる敗戦であった

■3回戦 vsなすび桃チーム
相手は「なすび桃」(なすび系は、一体いくつチームがあるやら)。
K女史の周辺だけやたらに見物人が多い(そう、我々のコトです)。結構迷惑かも。
K女史から、
「他を見てて下さいよ」
と言われるが、文京区まで来て、さすがにねえ〜(^^)。
局面は矢倉。角と飛車の交換になり、6九に玉のいるK女史陣は不安定な格好。
しかし、自陣の角を3五地点に据えたのが好着想。7一に持ち角を打ち込み、相手の8二飛と5三の金をいじめにかかる。
相手の受け損ないもあり、一挙に飛車を奪って、遂に1手詰みの詰めろが! しかし、その一手がなんと遠く思われることか・・・
相手が指した。王手じゃない!
「ヨシ!!6一に飛車を打てー!」
もう気分はまるで、北京五輪でソフトチームが優勝を決めた瞬間、放送席で叫んでいたU元監督だ。
「ヨシっ!ヨシっ!ヨーーーーーーーーーーーシっ!!!!!
見事な勝利の瞬間!
小林氏は感涙にむせび、私は相手テームのドまん前でガッツポーズの拳を立てていた
人生初の平手での勝利!おめでとう!!
※なすび桃チームの方々には、この場を借りてお詫び致します。大変失礼しましたm(_ _)m

■4回戦 vsキッズスクールチーム
最終4回戦。待望の初白勝利で、見ている方もいくらか気が楽である。
今度の相手はキッズチーム。
K女史の相手は・・・ありゃ幼稚園児か?(最近子供の年齢はサッパリ見当がつかない)。
K女史は優しく話しかけて、自分のペースに持ちこもうとしている(←そんなコトないか)。

相居飛車からK女史の棒銀が一直線にサクレツ!
嫌味な7一銀の割打ちにも冷静に飛車を引いて対処し、見事に勝利!!
初勝利もつかの間2勝目。トータル2勝2敗、これはお見事。
少なくとも、出場したクラスの力があると思う。

この日の4局を見て、K女史の将棋における長所と課題が少し傾向として見えてきた。
まぁ、何はともあれ、初陣で指し分けなら上等上等
輝かしき歴史の一歩を踏み出したというとこでしょうか。

K女史、お疲れさまでしたっ!!
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社団戦最終日1部リーグ速報!

2008/12/01 00:34
本日11月30日、社団戦の最終日が行われました。
1部リーグ結果の速報です!
なお、NECチームは、8位フィニッシュで残留となりました。

1位:スーパーゴールド
2位:オール東大
3位:翔風館TLS
4位:麻布高校OB会
5位:光OKACHI
6位:翔風館ROB
7位:オール早稲田
8位:NEC
9位:東大パイナップル
10位:翔風館SST
11位:調布SC
12位:川合研α
13位:常笑会 降級
14位:光OKACHI2 降級
15位:オール明治 降級
16位:日大桜棋会 降級
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【例会11月15日】下北沢例会便り

2008/11/17 00:36
厚芝です。
11月15日(土)に開催された将棋部例会(下北沢)の活動を報告します。

師範_:瀬川四段
手合係:厚芝
出席者:引野、古海、磯谷、大石、久保、四方、斉藤、田辺、松山泰、吉田、下地、今西、桑原、藤本、嵯峨野、北野、加藤徹
ゲスト:増田さん、菊本さん、小浦さん

1)瀬川師範による5面指し指導対局(13:00〜17:00)
角落_:●引野、●小浦 
飛落_:●古海、●磯谷、●大石、●久保、○嵯峨野、●吉田
飛香落:○厚芝、●斉藤、●菊本、●四方
二枚落:●桑原

下手が2勝11敗でした
見事に勝利を上げた嵯峨野さん、厚芝さんおめでとうございます。

2)第九期下北沢リーグ(12:00〜17:00)
半年間で争われる下北沢リーグも今期で九期目を迎えました。
ちなみに、これまでの下北沢名人は下記の通り。
第一期 久保 宏二
第二期 大石 三真
第三期 久保 宏二
第四期 廣田 公潤
第五期 吉田 卓克
第六期 吉田 卓克
第七期 吉田 卓克
第八期 磯谷 亮輔

第九期も2ヶ月目に入りました。上位者は下記の通り。

1位 加藤__ 7勝2敗 勝点23
2位 吉田_卓克 5勝6敗 勝点21
3位 小浦_吉登 5勝3敗 勝点18
4位 松山_泰久 4勝6敗 勝点18
4位 斉藤_光男 4勝6敗 勝点18

リーグ表を添付しますのでご覧下さい。
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3)先着8名トーナメント(12:00〜15:00)
1回戦4試合の結果は下記の通り。ベスト4以上の対戦は、次回に実施予定です。
  ○古海 誠治 vs 引野 晴夫●
  ○磯谷 亮輔 vs 厚芝 茂樹●
  ○久保 宏二 vs 大石 三真●
  ○斉藤 光男 vs 増田 公世●

4)打ち上げ&2次会
打ち上げは13名参加でおなじみの「餃子の王将」へ。
瀬川師範を囲んでとても楽しいひと時を過ごす事ができました。
そのせいでしょうか、常にも増して料理もお酒も存分にいただき、大満足でした。

2次会も定跡通り駅前のカラオケ屋へ、部員7名で繰り出しました。
カラオケと将棋で盛り上がり、時間があっという間に過ぎて行きます。
22時過ぎに解散。こうして将棋三昧の一日が終わりを告げました。
また来月、よろしくお願いします。

5)今後の例会予定
次回は、12月20日(土)12:00から下北沢で開催します。

以降の予定は、以下の通り。
1月17日(土)
お休み(※)
3月14日(土)

※2月は玉川オープンのためお休みです。
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社団戦4日目団体個人戦の結果

2008/11/16 16:36
加藤て@管理人です。

東将連のHPで、団体個人戦の結果がやっとUPされましたっ!

16ポイントのNEC−1は、6位でポイント獲得ならず。
24ポイントのNEC第2は、1位で勝ち点1ゲット!!
順位は8位(無条件残留圏内)と変わらないですが、勝ち点1をゲットしたことにより、9位との勝ち点差が2となりました。
勝数差もあり、あと1勝で残留は固い状況になっています。

1軍チームも、無条件残留目指して頑張りましょ〜!!
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【練習会11/5】天野三段の将棋教室!

2008/11/13 16:07
近々、大会デビューするK女史です!

毎月恒例!奨励会三段・天野先生による将棋教室(11/5水)の模様をご報告致します。
芝倶楽部で指導対局をお願いしました。
画像

★前回10/1(水)の模様↓
 【練習会10/1】祝1周年!天野三段の将棋教室!!

13回目の今回は6名参加。
以前、見学だけされた白石さんが、今回は初参戦!
あまり長居できなさそうでしたが、2局!!キッチリ勉強していかれました〜
またいらして下さいね〜

■参加者
白石・工藤・RI・小林・柳沢・K女史

さて、指導対局は18:30開始で、終了は25分延長の20:55頃。
(詳細は各自のコメントをご覧下さい)

今回の打上げは、天野先生とRI氏、K女史の3名。
(皆さん、仕事に戻ったり、早めに帰られたりと、お忙しい中、来て頂きありがとうございます)

芝クラブを出て、皆でペラペラおしゃべりしながら、先頭の天野先生について行くと、そこは中華飯店。。。
もう、体に刷り込まれちゃいましたね

話題は、やっぱり「大会」。
来週、大会デビューする私へ先生からのアドバイス。。。
「相手が反則(二歩など)したら、その場で申告して下さいね」
うぅ。。。言えるかな〜
その前に自分が指摘されないように、要注意デス
先生曰く、「1勝できるといいですね〜」
ま〜、「振り飛車対策用の舟囲いを覚えただけでも立派」らしいので、もうジタバタせず、閃きで勝負してきまーす!

次回は、12月3日(水)です。
 【↑毎月第1水曜日】

今年ラストの将棋教室です!
忘年会、しちゃう!?


---参加者のコメント---

■RI(角落ち●)
下手矢倉に対し、上手は右玉の形。終盤、下手も希望の持てる局面になったのですが、玉頭戦で受け間違えて負け。正確に指せば下手が勝ちとのことでしたが、かなり長手数の詰みを読み切る必要があるなど、下手の実力では勝ちきるのは難しかったようです。
***
いよいよ天野チルドレン2軍の一員として大会デビューとなるK女史。
将棋部のH氏、K氏、Y氏、N氏を指導役に指名して平手の特訓中だそうです。
打ち上げでは、そんなK女史に天野先生からアドバイスが。
「大会では、待ったはいけません」。。(^^;)
また、指導対局では「常勝」のK女史、投了の経験がほとんどないとか。
K女史「この前のS先生の指導対局のときは負けだったんですが、きちんと投了せずにごまかしちゃったんですよ」。
天野先生「大会ではいっぱい投了できますから」。

大会で勝てるかどうか不安なK女史に対し、天野先生曰く、「去年はチームの中でKさんよりちょっと弱い人は全敗だったんですが、Kさんよりちょっと強い人は3勝1敗だったんで、まあKさんなら全敗ということはないでしょう」(いまいち説得力に欠けるような。。。)

RI「まだ大会まで日があるから、平日とかも練習したらどうですか?」
K女史「いや、大会に備えてしっかり寝ておかないと」
天野先生「しっかり寝るのは前日だけで十分です」

K女史さんの健闘を祈ります!

11月16日、お時間のある方はぜひ文京区民センターへ。
http://joshi-shogi.com/event/dantai/dantai_08.html


■工藤(飛香落ち●)
今回は、行けば良かったと後悔しきりです
画像

図の局面で当方の手番です。第一感は▲2四銀、△同金、▲同飛、△2三銀、▲同角成、△同銀、▲同飛で2枚がえと飛車成りをみて有利と考え、普段の対局では行くのですが、以上は上手の読み筋で、4六の銀を使い下手玉に迫る早い手を読んでいるのではと不安になってた。結局、駒得の▲2一角成としてしまい、後は丁寧に受けられ手がなくなった。
局後先生からは、形なので△4五銀と出たが、▲4六歩が良い手で、▲1二角に困ってしまった。▲2四銀で上手どうしようもないとの事だった。上手からの攻めを色々教えて頂いたが、下手玉は残しているようだ。


■小林(飛落ち●●)
指導開始時には、下手はなんと自分含めて2人!
どうなるんだろうと思っていたら、その後3人来られホッとしました。

1局目は定跡形から完敗。
2局目は3手目33桂を咎める?べく、四間飛車に。
二枚換えで良いと思っていましたが、飛車が捌けずイマイチとの感想戦でのお話でした。
粘りのない将棋を指してしまい残念。


■白石(二枚落ち●○)
私用で早く?帰宅するので、そのついでに10秒将棋でも1局してこかーといった気分で、久しぶりに顔出ししました。
こんな状態ではプロの先生に失礼かとは思ったのですが、誘惑には勝てず、指導してもらうことになりました。
(結局早指しと言っておきながら、結構長考してしまいました・・・)

ここ数年、数回程度しか顔を出さず(将棋&囲碁両方)、さすがに研究不足(というよりなんにもしていない・・・)と大局観の欠如(?)のためか、上手に対して定跡無視の大変失礼な内容となってしまいました。
この場を借りてお詫び申し上げます。


■K女史(平手:ユルユルの○)
大会も近いというのに、少しご無沙汰してしまった将棋。。。
女性に多い四間飛車対策用に急遽仕込まれた舟囲いの手順さえも忘れておりました〜
視覚エリア外の大駒に大事な大事な飛車角を取られそうになったりで、待った待ったの連続}
早く、駒落ちがしたいです。。。

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【社団戦10月26日】団体個人戦結果〜NEC1、NEC第2

2008/10/28 23:42
加藤て@管理人です。
10月26日に行われた社団戦4日目、団体個人戦の結果です。
公式結果は出ていませんが、NEC第2は大量24ポイント獲得!!
勝ち点ゲットの期待大です。

■NEC1(1部):16ポイント
無差別:清水上 4−0 5ポイント
無差別:加藤幸 3−1 3ポイント
無差別:長岡_ 2−2 2ポイント
一般戦:加藤徹 2−2 2ポイント
一般戦:美馬_ 2−2 2ポイント
一般戦:川村_ 1−3 1ポイント
一般戦:山本_ 1−3 1ポイント
一般戦:佐藤_ 0−4 上位7名外※

■NEC第2(3部白):24ポイント
一般戦13組:廣田 ○○○○ 4−0 5ポイント
一般戦18組:下地 ○××○ 2−2 2ポイント※
一般戦24組:磯谷 ×○○○ 3−1 3ポイント
一般戦24組:藤本 ○○○× 3−1 3ポイント
一般戦26組:小林 ○×○○ 3−1 3ポイント
一般戦28組:田口 ×○○× 2−2 2ポイント※
一般戦34組:吉田 ○○○○ 4−0 5ポイント
一般戦40組:久保 ×○○○ 3−1 3ポイント
#対戦経過の○×は、左から右に1〜4回戦。

※団体個人戦は7名以上エントリー出来ますが、ポイント加算は上位7名まで。
NEC第2の場合、※の選手の一方ポイント加算されません。

さて、泣いても笑っても2008年の社団戦もあと1日!!
最終日、頑張りましょう!!
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【例会10月18日】下北沢例会便り

2008/10/20 01:13
厚芝です。
10月18日(土)に開催された将棋部例会(下北沢)の活動を報告します。

今回は、加藤徹さんの大学の友人の光瀬さんが、初参加してくれました。
ゲストは大量6名+α(笑)参加でした。今後ともよろしくお願いします。

師範_:瀬川四段
手合係:厚芝
出席者:引野、久保、大石、古海、磯谷、下地、松山泰、斉藤、藤本、工藤、吉田、田口、北野、加藤徹
ゲスト:増田さん、菊本さん、小浦さん、飯野さん、光瀬さん、伊藤さん

1)瀬川師範による5面指し指導対局(13:00〜17:00)
角落_:●引野 
飛落_:●久保、●大石、●古海、○磯谷、●下地
飛香落:○松山泰、●藤本、○工藤
二枚落:○菊本、○光瀬
六枚落:●増田

下手が5勝7敗でした。
見事に勝利を上げた磯谷名人、松山さん、工藤さん、菊本さん、光瀬さん、おめでとうございます。
工藤さんは、先月に続き2ヶ月連続の勝利、お見事でした!

2)第九期下北沢リーグ(12:00〜17:00)
半年間で争われる下北沢リーグも今期で九期目を迎えました。
ちなみに、これまでの下北沢名人は下記の通り。
第一期 久保 宏二
第二期 大石 三真
第三期 久保 宏二
第四期 廣田 公潤
第五期 吉田 卓克
第六期 吉田 卓克
第七期 吉田 卓克
第八期 磯谷 亮輔

今月から第九期が始まりました。初日の上位者は下記の通り。
伊藤さんが4勝負け無しで首位を走っています!

1位 伊藤佐保里 4勝0敗 勝点12
2位 吉田_卓克 3勝3敗 勝点12
3位 斉藤___ 3勝2敗 勝点11
3位 田口_功輝 3勝2敗 勝点11
3位 厚芝_茂樹 3勝2敗 勝点11

リーグ表を添付しますのでご覧下さい。
画像


3)先着8名トーナメント(12:00〜15:00)
添付トーナメント表の通り、厚芝さんが優勝されました。
画像

4)打ち上げ&2次会
打ち上げはおなじみの「餃子の王将」へ。
途中から伊藤さんの友人のAさんも合流して、総勢18名が参加。
瀬川師範を囲んで、楽しいひと時を過ごしました。

2次会も定跡通り駅前のカラオケ屋へ12名ほどで繰り出しました。
受付で、将棋対局に適したいつもの細長い部屋をリクエスト!
部屋に入ると、選曲そっちのけで将棋盤を4面並べて8名が対局。マイク片手に観戦&観戦者ローテーションで歌うという状態です。
賑やかに将棋と歌を満喫して、22時頃おひらきとなりました。
それにしても・・・変な団体客と思われているだろうなぁ〜(笑)

5)今後の例会予定
次回は、11月15日(土)12:00から下北沢で開催します。

以降の予定は、以下の通り。
12月20日(土)
1月17日(土)
お休み(※)
3月14日(土)

※2月は玉川オープンのためお休みです。
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【職団戦10月5日】NEC(1)S級優勝記

2008/10/10 23:13
加藤徹です。
遅くなりましたが、秋季職団戦のS級優勝記を作成しました。
周りの状況が見えておらず、自分目線が多いですが、余韻に浸って頂ければ幸いです。

■戦前
目標は優勝して、日本選手権への出場権獲得!
優勝しても、リコー1の成績次第では出場権を得られないが、それは戦った結果の後の話。
まずはリコー1に負けないこと。
優勝争いは、日レス、ジュポン、リコー1、NEC1を中心に繰り広げられるだろうが、メンバ各位、対リコー1戦への特別な思いがあったと思う。

そのリコー1は、春季大会で毎コミ1から出場されていた伊藤氏が加入している。
彼は、大学時代の清水上さんの後輩で、激戦区千葉県で県代表の常連。
徐々に若返りを図り、連覇に向けて死角がなくなっていく感じ。
また、日レスは春季大会から補強があり、見違えるほど強くなっている。
ジュポンは、全国タイトルホルダー5人を揃え、圧巻の陣容。
その他、S級の常連の富士通1、遠藤氏を要する富士フィルムグラフィックシステムズ、三菱UFJ、リコー2など、どこと当たっても大変なのは間違いない。

毎度毎度思うが、S級は大変だ。
でも、S級で指せるのはアマチュアの中で40人しかいない。
最高のメンバとともに、最高の舞台で、最高の相手と戦えることに感謝。

■くじ引き
開会式が終わり、くじ引きへ。
対局開始は10時10分だが、10時直前になっても林さんが会場に姿を見せない。
電話すると「10時20分頃到着」とのこと・・・う〜ん。
ただ、困った反面、いつもと変わらないマイペースの林さんという気もした。
逆に、会場に一番乗りして、緊張で顔がこわ張っている林さんがいたら、不気味で周りがペースを崩しそう(笑)
まあ、これだけ図太ければやってくれるだろう。

ちょっとして、長岡さんが
「加藤さん、クジ引いてきますね」
と言って、クジを引きに行った。
林さんのことを考えていて、半分上の空で、
「はい。お願いします」
と言った後、ハッと我に返る。慌てて加藤幸さんに
「長岡さんの代わりにクジ引いて!!」
と言う。
「えっなんですか?」
他メンバと話していて、こちらの話は聞いてなかったみたい。
まっいっか(笑)。
すっかり忘れていたが、長岡さんのクジ運の悪さは有名で、毎回のように「リコー!ジュポン!NEC!」のような「優勝候補さん集合〜!」のクジを引く。

ほどなく長岡さんが戻ってくる。予選1試合目は、三菱UFJになった。
職団戦ルールでは、遅刻者は、対局開始10分を経過すると不戦敗になる。
なので、林さんの分は負けを覚悟するしかないが、リコー1やジュポンのような優勝候補に当たらなかったのは正直助かった。
しかし、ブロックは「三菱UFJ、NEC1、リコー、ジュポン」と相変わらず。
後日、長岡さん曰く、
「クジは自信ありますよ!今回クジではチームに貢献しましたよね」
とのこと。
・・・次回もクジお願いします (笑)

■予選1試合目 vs三菱UFJ 5−0 勝ち
林さんは、相手の5番手のメンバに負けてしまうことになる。
私は、通常、相手のエースに特攻しあえなく討ち死にすることが多いが、今回ばかりは討ち死になどと言っていられない。
「4人でも勝負にするんだ!!」
気を引き締めるべく、大将に座る。偶然にも、極端に実力差のある組み合わせは回避出来ていた。これなら何とかかなりそうだ。
また、林さんは10時20分ギリギリに着席!!千日手指し直しの末、見事勝利!
トラブルはあったが、終わってみれば、最高の出だしになった。

※メンバ林の遅刻、メンバ表交換遅れ等、対戦相手の三菱UFJチーム、並びに、関係各位には大変ご迷惑お掛けしました。
この場を借りて、お詫び致します。

■予選2試合目 vsリコー1 3−2 勝ち
さて、問題のリコー1戦。
細川氏、山田氏、武田氏というアマでも屈指の3トップに加え、新規加入の伊藤氏や成長著しい馬上氏など、本当に死角がない。
特に、独自の将棋観を持つ細川氏に、誰をぶつけるかはいつも悩みどころだ。
悩んでも答えが出るはずがない。しかし、それでも様々な可能性や相性を考えてみる。
ふと、リコー1のメンバを遠目から観察すると、細川氏に元気がないように感じられた。
行けるか!?メンバ表交換に臨む。
予想はほとんど外れでがっかり。色々考えても結局は外れる。
結局、細川氏に挑むのは長岡さんになる。狙いは外れたが、春季大会で細川氏に勝っている。ポジティブに考えよう。

私は武田氏と対戦。リコー1のメンバとは全員対戦したことがあるが、今回は武田氏と指してみたいと思っていた。
以前、相振飛車でペンペン草も生えないほど圧敗したが、あの時よりは自分も成長しているだろう。
序盤、中盤、相手の動きにうまく対応出来、優勢(と思った)になるも、やっぱり難しかったのだろう。
期待したほどではなく、一手の読み抜けで体は入れ替わり、以下は押し切られる。
加藤幸さんにコメントを求めると、中盤、イビアナの玉頭から嫌がらせする順がありこちらを選べば、かなり面白く戦えたようだ。
読んだけど、動きすぎのような感じがして見送った順。もっと踏み込まないとイカン!!

チームは2−2で、長岡−細川戦が残った。
長岡さんは、細川氏相手に必勝型を築き、あとはフィニッシュのみという状況。
しかし、▲4四桂、▲4二同歩成等、悪手ではないもののスマートさに欠ける感じ。
ハラハラドキドキしたものの、そこはアマ棋界の番人!
押し切って、貴重な勝利をもたらしてくれた。
優勝に向けて、まずは第一関門を突破した。

■昼食休憩
予選2試合目が終わり、昼食休憩。
NEC1は2勝0敗、リコー1が1勝1敗、ジュポンが1勝1敗。三菱UFJが0勝2敗。
優勝候補同士で、星をつぶし合っている状況。
3試合目、NECvsジュポンで、ジュポンが勝つと2勝1敗チームが複数になり、勝ち数勝負になる。
リコー1は、3試合目三菱UFJと対戦だが、リコー1の戦力なら4−1はいくだろう。
3チームが2勝1敗で並んだ場合、個人の総勝数→直接対決の結果の順で決勝トーナメント進出チームが決まる。
NEC1は、三菱UFJに5−0勝ちしている分やや有利。ジュポンに負けても2勝すればジュポンよりも勝数で上回る。
また、リコー1が総勝数でNEC1に並んでも、直接対決の結果がある。
NEC1は、負けても2勝すれば通過。
リコー1は、4勝以上の勝利で2位通過。
「なんだ。リコー1が落ちる目って、ほとんどないね」
このようなことを話しながら、食事を終えた。

■予選3試合目 vsジュポン 3−2 勝ち
林さんが、珍しく並びにリクエストをつけてきた。
「加藤さん、凄いことに気付いたんですよ!私を奇数番目に置いて下さい」
「奇数番目だと先手になる確率が高いんです。加藤さんと違って、私は先手番を重視しますので」
先手になる確率の根拠は全くないと思うが、気持ち良く戦えるならそれがいい。
「加藤さんと違って」というのは・・・まっいいか、事実だし(笑)
せっかくのリクエスト!ムードメーカー林さんには、途中の位置より大将がよく似合う。

さて、奇数位置の恩恵はあるのか?林さんが、相手の嘉野氏に促されて振り駒をする。
結局、林さんは「自力」で後手になり、思わず顔を見合せて笑った。

私は渡辺徳氏と対戦。彼とは職団戦でよく対戦する。正直当たりたくない相手。
渡辺徳氏は、ひとつぶしといった感じでイビアナに組んできた。
長い長い序中盤を経て、金銀4枚集結した銀冠を作る。振飛車理想の展開。
・・・が、またも中盤でミス。
終わってみると圧敗だった。全対局で作戦勝ちになるが、勝ち切れない・・・

チームは、林さん勝ち、清水上さん負け、長岡さん勝ちで2−2。
スコアボードを見に行くと、リコー1が三菱UFJに3−2勝ちしていた。
「リコー1が落ちる目あるぞ!!」
NEC1の通過はもう決まっている。残った加藤幸さんの対局が、リコー1の予選通過をかけた勝負になった。
勝てばリコー1。負ければジュポン。
加藤幸さん、劣勢!!
しかし、最後の最後で相手のミスに乗じて大逆転勝ち。アマトップ中のトップの底力を見せる。
「NEC1が落ちる目があると思っていたので、必死でした」
清水上さんは、
「幸男!やったか♪」
と言っていた。まあ、そう言う気持ちも分かる(笑)
でも、うちらは将棋指し。目前の対局にベストを尽くすのがいい。
加藤幸さんは一生懸命指し、念力をかけて逆転勝ちした。それが運を引き寄せる。

■予選ブロック結果
勝敗は図参照。
A組は、NEC1、リコー1が勝ち上がり、B組は富士通、日レスが勝ち上がった。
決勝トーナメントの組み合わせは下記の通り。
NEC1(A1位)−日レス(B2位)
リコー1(A2位)−富士通(B1位)
画像


■決勝トーナメント準決勝 vs日レス 4−1 勝ち
決勝トーナメント準決勝は、予選B組の2位と対戦。
富士通よりも日レスの方が厳しいとみていたので、複雑な心境だった。
並びを考えていると、日レスの木村氏、鰐渕氏の会話が聞こえてくる。
「必勝パターンAで行こう!」

メンバ表交換で、必勝パターンAの全貌が明らかになる。
木村氏は、林さんとの対戦を知ると、ガッツポーズを取っていた。
また新規加入の城間氏と長岡さんとの対戦。正直、当たりは良いのか悪いのか分からない。
私の相手は、元奨励会の山下氏。ここらでチームに勝ち星で貢献したいところ。

私の対局は、私が先手で相振飛車。
お互い攻撃型を作っても、仕掛けにくい状態が続く。
打開するには7筋歩交換しかない。しかし相手にも歩が入る。この瞬間の総攻撃が怖い。
結局、歩交換を断念したが、踏み込むべきだった。
この後、相手から総攻撃を食らう。最後まで私に攻める順は回ってこなかった。情けない内容だった。
しかし、チームは順調に勝ち星を重ね、終わってみれば4−1の圧勝。
長岡さん、加藤幸さんが全勝。清水上さん、林さんが3−1と、いつになくチームは好調だ、私以外(泣)。

隣では、リコー1が決勝進出を決めている。さすがリコー1。
この時点で日本選手権進出はなくなったが、皆、今この時を頑張ろうと思っていた。

■決勝 vsリコー1 3−2 勝ち
さて、並びをどうするか。
最後くらい強い順に並べようかと思い、一度、それでメンバ表を書いた。
しかし、リコー1が選手全員集まって並びを検討しているのを見て、全て消す。
私からすると、並びに悩むのは、いつもNECだと思っていた。
リコー1の側に立てば、どう当たっても対応出来るだろう。正直、戦力は向こうの方が上なのだ。
でも、彼らにも当たりたい選手、当たりたくない選手がいるかと思うと、気分が楽になった。で、決断出来た。
もう一度、武田氏と指したい。で、大将に私の名前を書いた。
武田氏とメンバ表を交換する。武田氏は「NECの並びは全く予想出来ない」と言っていた。

武田氏先手で、▲7六歩△3四歩▲9六歩△4四歩▲4六歩△9四歩。
今度は右四間。引き出しが多いなと思う反面、右四間の存在自体が嫌い(笑)な私はテンションが上がった。
右四間+天守閣美濃+2五歩型vs三間飛車+美濃に進む。
中盤、三間から四間に振り直し、6四銀型から△5五歩▲同銀△4五歩の逆アタック。
以下▲6四銀△8八角成▲同玉△6四歩で、仕掛け成功。直前の△1二香が生きている。
武田氏▲7七角△4六歩▲4四歩の辛抱。良いはず、しかし、次が分からない。
△4七銀とブチ込めば桂香は拾えるが、▲4三銀でこちらの飛も取られる。
熟考し、△4七銀▲同金△同歩成▲同飛△3八角▲4六飛△6五角成と進める。
欲しかった桂だが、馬と角の差を主張する方針に切り替えた。

ギャラリーが多くなってきている。ギャラリーの中に、私と武田氏のすぐ横でパタパタ扇子を使う人がいた。
閉じたり開いたりして、音が耳に障る。また、扇子のパタパタする影が盤上に投影され、すごく気が散った。
「止めて下さい!」
とギャラリーを一喝!
武田氏もビックリしたと思うが、こちらも必死だった。
※このギャラリーはNEC将棋部員でした。
対局に影響がある行為をしてしまったことを、この場を借りてお詫び致します。

局面は優勢に進んでいる。武田氏は金銀香を全て投入して粘りに出てきた。
ここがポイントだが、3手の読みが出来なかった。優勢を台無しにする悪手を指し、混戦になってからは武田氏の終盤力の前になす術がなかった。
結局私は1−4。恥ずかしい出来だった。
多分、チームも負けたと思った。
林さんに戦況を聞く。隣の林さんの勝敗も分かっていなかった。
「今2−2です。幸男必勝です」
加藤幸さんの対局を観に行くと、確かに必勝だった。
しかし、劣勢の局面を前にしても、細川氏の目は死んでいない。
気持ちが折れることがないのだろうか・・・
ギャラリーの自分でさえ、何回も二歩を打ちそうになる。凄いプレッシャー。

多大な駒損の末、細川氏は入玉を果たした。
駒数は大差だが、無事加藤幸さんの玉が敵陣に入れるか。
そんな時▲8二銀が指される。
加藤幸さんの判断もすごいが、▲8二銀を指させた細川氏も凄い。
▲8三角。決め手。
入玉の障害は全てなくなった。△9一歩▲同銀成で細川氏投了。
S級優勝が決まった。

■終わって
例年よりも、かなり終了時間が遅かった感じがした。
でも、皆残って応援してくれた。応援に残った部員の数は、リコーを圧倒していたのではないか?
皆さん、本当にありがとうございます。

長岡さんに促され、私が週刊将棋のインタビューを受ける。
「勝ったけど、毎回3−2の連続で本当に苦しい優勝だった」
「選手層はリコーの方が上で、NECにとってリコーはまだまだ目標のチーム」
とコメントした。横で長岡さんがうなずいていた。
記者の方は、威勢の良いコメントを引き出そうと「誘導尋問」していたけど、私がNEC1で出ている間は、選手層が厚いとは言えず控えめなコメントになるだろう。

将棋部としての選手層、基盤、大差でリコーの方が上なのが正直なところ。
選手層はまだまだ高めていかなければならないし、イキのいい若手の入社も必要、S級の即戦力だけでなく、初心者や女性にも入部してほしい。
清水上さんや加藤幸さんには、広告塔や看板という感じで頑張ってもらいたいと思う。
私は、ブログから、NECの雰囲気伝えていけば、企業で将棋をやりたい学生の選択肢に、NECを入れてくれると思う。

表彰式、麻生太郎首相の署名が入った賞状を受け取る。
優勝賞品は、今まで、チェスクロックがメンバ分(5台)だったが、今回は1台。
予算削減は分かるが、もうちょっと工夫して欲しいなと思う。
人のいなくなった東京体育館で、ポツリと表彰式をやって、チェスクロック1台をもらったときの寂しさもあるから。

打ち上げは、全勝の加藤幸さん、急所で勝ってくれた長岡さんをはじめ16人が参加。
嬉しいよりも、本当にお腹がすいていた。皆勢いよく食べていた。
今回の職団戦に関する感想(完全燃焼とか、優勝して嬉しい、勝ったけど悔いが残るとか)は、人それぞれ。
それが、次回のモチベーションにつながると思う。
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【職団戦10月5日】NEC(2)チーム選手感想

2008/10/09 21:39
加藤徹@ブログ管理人です。
職団戦NEC(2)チームの選手感想です。

■感想
・川村
事前の予選などもあり、今回かなり気合が入っていたのですが、完全に空回りしてしまいました。
自分の相手もそれなりに名前の通った方なので、負けた結果は素直に受け止めるしかありませんが、それを差し引いても内容が酷過ぎました。
負けた4局は、全て序盤で投了図を作ってしまっていて、とても団体戦の指し方ではありませんでした。
負けたことではなく、内容で皆様の士気を落とす形になってしまったのは申し訳なく思います。悔しいです。
団体戦の基本に立ち返って、次回も予選から出直します。
NEC将棋部の発展のためにも、なんとか再び2チームS級の状態に戻したいですね。
ベスト4に2チーム入るのですから、S級昇級のチャンスは絶対あると思っています。

・山本
自戦の感想です。
1回戦:日立横浜戦
先手で角道を止めない中飛車を採用、後手はミレニアム。
△7四歩と突いた手に対し、▲6五銀△7二飛▲5五歩△同歩▲同角△7三桂▲7四銀と進み有利に。
その後優勢を拡大、終盤遊んでいた相手飛車を捌かせて紛れるも、なんとか勝ち切る。

2回戦:監査法人トーマツ戦
後手の右玉に対し矢倉模様に。
角による3筋歩交換から銀を進出したのに対し、相手は6五に桂を跳ねてカウンターの構え。
見落としがあり無条件でと金を作られ、抑え込みにいくも第二の見落としが出て敗勢に。
ただ相手の方が長考を繰り返し、時間だけはリードしていたので、それだけを楽しみに粘ってみた。
安全に勝とうとし過ぎたためか、こちらの玉が寄り切らず、時間切れで勝ちを拾う。

3回戦:国税局大手町戦
後手でウソ矢倉を採用、相矢倉に。
先手が9筋の歩を受けたので棒銀から9筋を破るも、銀損で馬を作られた上、飛車を抑え込まれてやや不利と思える展開に。
こちらも3六に馬を作ってもたれ、2筋に香を打つ手などを見せたとき、7三に馬がいるのを利用して▲3七桂と跳ねた手が悪手。
△5五歩と馬道を止め(4筋の歩を取り込まれたので4四に金がいた)いっぺんに優勢に。
以下、▲4九桂△4六歩と進み、手堅く指して押し切る。

4回戦:毎コミ戦
後手の四間飛車に対し居飛穴模様に。
藤井システム風に指され、6四歩を狙って、▲8六角△6二飛▲6五歩から歩の取り込みに成功。
ただ6四の歩はいずれ取り返されそうで、具体的に優勢にする順も思い浮かばずにいたところ、相手の方は形勢を悲観的していたようで銀損の攻めを敢行。
優勢となり、寄せでもたつくもなんとか勝つ。

5回戦:倉敷市役所戦
後手がウソ矢倉を採用し、相矢倉に。3筋と7筋の歩を交換し合う形になる。
角交換から、▲3五歩△同歩▲同銀△3四歩▲2四歩△3五歩▲4一角△2四銀▲6三角成と進む定跡形に。
以下、△6五歩▲同歩△3九角▲3八飛△8四角成▲6六銀△7三馬▲6四歩△8六歩▲同歩△8七歩▲同玉△7四銀▲7三馬△同桂▲4一角と進む。
その後、6筋と8筋を絡めた猛攻を浴びるも、なんとか受けきる。

序盤の情報不足、終盤の寄せに不安を抱えて臨んだ職団戦でしたが、毎局悪手・疑問手は出たものの、全体的に集中して指すことができたと思います。
五将での出場が多く、対戦チームのエース級と当たらなかったのも全勝できた要因でしょう(と言っても、楽勝の将棋は一局もありませんでしたが)。
今回あと一歩のところで優勝できなかったのは残念ですが、3回戦で敗れた前回よりは充実感がありました。
次回は、ぜひ優勝を目指したいと思います。

・辻
自戦記を参照下さい。

■選手成績
伊藤:3−2
_:4−1
佐藤:4−1
山本:5−0
川村:1−4
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秋季職団戦 NEC−2チーム自戦記風レポート

2008/10/08 17:29
加藤徹@ブログ管理人です。
辻さんにNEC2チームのレポートを作成して頂きました。

---- 以下レポート ----

秋季職団戦 NEC−2チーム自戦記風レポート   辻 清治

 NEC−2チームの戦績は、4連勝で準決勝まで進みましたが、倉敷市役所に敗れA級3位でした。
個人勝敗を含む戦績記録(紙)は当日の祝勝会時に厚芝幹事にお渡ししました。
 翌日を休暇にしていたので、これが迅速な報告の好手?かと思ったのですが、自分の記憶力の衰えを軽視した大きな疑問手でした(笑
NEC海外チームの廣田さんに倣い大会レポートを書こうとしてハタと困っていることに気付きました。
記憶を振り絞ってみても曖昧な点ばかり…。
また自分の将棋が全局際ど過ぎて余裕がなく他の将棋の内容が全く分からない。
そこで当初予定したNEC−2チーム奮戦記といった客観報告はスッパリやめ、昔書いていた「関東修行日誌」風の気楽な自戦レポートをまず書いてみました。
NEC−2のチームメイトの皆さん!
ご自分の将棋の内容や感想を適当な箇所に挿入して頂き、合作の「NEC−2チーム職団戦記」に作り変えませんか?

<10/4 大会前日> 
 午前中に兵庫→東京と移動。
機内誌に1ページだけだが珍しく地元の三田市の紹介があり驚き。女房にも見せてやらねば…と早速カバンの中へ。

順調に東京着。
前週の社団戦では好結果を得たので、前日練習として再び御徒町将棋センターのトーナメントに参加。2回戦でやや良い将棋を逆転負け。
2局では当然練習不足。あと3局ほど指し19時頃御徒町から引き上げる。

 帰りがけ樋田さんと畑中さゆりさんの、大師匠と弟子のコンビ?とタイミングが合いエレベータに同乗。樋田さんには明日リコー(1)相手には特別な全力投球(笑)をお願いしたところ、「イヤーうちに援護射撃は難しいですよー」と笑いながらの返答。
また畑中さんとは久しぶりにお会いした。相変わらずチャーミング。将棋を指している時とは別人??のよう(笑
やはり明日の職団戦に参加されるとのこと(この時は何気なく聞いていた)。

 初めて投宿のホテルは赤坂のTBS社屋のそば。TBS特番で芸能人マラソンコースとしてTVでよく見ていた坂を登る。かなりの急坂。このアップダウンを3周するとは…。
 ホテルは小さいが洒落ている。夕食を遅らせJリーグダイジェストを見ることに。
FC東京大敗に加藤徹のがっかりぶりに思いを馳せ、ガンバ大阪引き分けに私も不満。マグノアウベス、シジクレイ帰ってこーい!!
名古屋のストイコビッチ監督の怒りにも同情(ロスタイムで追いついた引分けにも喜ばず、自チームの選手を叱咤)、MFにピクシーが欲しいだろうなー。

 思い通りには行かないJリーグの結果とはうらはらに、レストランで宿泊客にサービスのグラスワインを頼んだらその発砲ワインが殊のほか美味しく、すごく得した気分。塩野七生さんの本を片手の静かな夕食が、突然ご機嫌のピッツアディナーとなった。気持ちよく睡眠。

<10/5 職団戦当日>
 単身赴任でいた数年である程度慣れたつもりの東京の地下鉄網だが、少し細かくなるとすぐにストレンジャー。表参道で青山一丁目行きの半蔵門線に乗り換えようとして、逆行きのホームへ。駅順が分かっていない。
幸い時間の余裕はあり、開会式前には着席。大会を盛り上げて行こうとの気持ちが感じとれる開会式だった。
また敗退チームが抽選で女流棋士チームと対戦出来る企画も素晴らしい。優勝は難しいチームにとっても大会参加のモチベーションとなり得る。当然ボトムクラスからの順で良いが、この様な企画を拡大して頂ければ嬉しい。

 さて、今日は個人としては全勝し、NEC−2のA級優勝に貢献するつもり。コンディションは悪くない。
またNEC−1のS級優勝と(リコーさんには悪いが、NECが日本選手権に出場するために)リコーチームの準決勝以前の敗退を願っていたのが正直な気持ち。

1回戦 対日立横浜戦 4勝1敗 ○
 オーダーは大将より川村・佐藤・辻・伊藤・山本。
私は先手で横歩取り。85飛が想定される序盤だったが、私が意図的に手を変え別の空中戦に。昔々は横歩の取れない男だったが、今ではこの戦型にもある程度慣れてきた。▲22歩△同金と▲88歩△同金を利かせた形で45桂も65桂も飛べては自然な攻めが続く形で、後手は受け切れない。
相手の中盤の指し手は的確で、強い方だとは思ったが序盤の差が大き過ぎた。
この形の経験(知識)が勝負を決めた。
チームとしても不安のない発進だった。

 2回戦前の休憩時NEC−3チームの様子を見に行く。
NEC−3も1回戦を勝っていたので気楽な雑談を始める。
岩本さんが女流と当たって熱戦だったとの話題に…。
辻「女流って誰です?」
近藤「えーっと名前は何だったかな…。思い出せないけど、終盤の追い込みがすごくて岩本さんも危ない場面がありました……」
言葉からの連想と昨日の遭遇で誰かはすぐにピンと来た。「畑中さん?」
そこから少し畑中さんの話題になり、「大阪の平成最強戦にも来られたことがあるんですよ(確か、予選通過…)」「えっ、そうなんですか!強いはずだ」
岩本さん本人もそれで納得したのかニッコリ。
個別の勝敗を確認すると4−1で内1勝は、「相手の方が遅刻されて不戦勝」、名前を聞くと「昔小学生名人になった松尾さん」とこれも驚きのことを言う。
松尾哲也さんは全国優勝経験もある超強豪。
勝った本人の目の前で「1勝拾った」とつい口走ってしまった(笑
他チームのこととは言え、エースが不戦敗ではチームにも精神的影響があったろう。余計なお世話?だが、この日の反省会は全額松尾さん持ちだったかも…(笑

2回戦 対監査法人トーマツ戦 3勝2敗 ○
 オーダーは、川村・伊藤・辻・山本・佐藤
当りは順に、三和・関川・力石・羽田・須藤
川村情報によると相手の大将の三和さんは京大将棋部出身で元関西学生名人。このチームは大学将棋部出身者を中心としたチームではないか…とのこと。私の相手は力石さん、面識はなかった。
相手先手で76歩34歩66歩から矢倉模様に。
相手の意図を嫌い私は振り飛車に変化した(昔は陽動振り飛車との呼び名に実感があったが、今では居飛車の駒組みが進化し相手を翻弄している感じが全くしない)。
 戦いは相手ペースで始まる。各所で自陣の嫌味をしっかり突かれ“相手は強い”と実感する。周りの雰囲気からも相手チームそのものが手強いチームと感じた。「自分が勝たねばチームは負けるかもしれない…」と全力投球モードに切り替えた。
しかし、少し良さそうな終盤の初め、私に疑問手が出てしまい最終盤の競り合いに…。相手に上手い受けがありそうで、正確に来られれば少しこちらが負けている形勢と思ったが、相手の時間がより少なく、相手玉に先に詰めろが掛かるので勝敗の行方は分からないと思っていた。
 現状では自陣に詰みはない。が、さらに桂を渡しても大丈夫か?に自信が持てなかった。残り時間が少なくて読みきれない場合は、たとえ最善手を逃そうとも結論先延ばしの手を選択するのもひとつのコツ(*1)との意識から、桂での金取り(王手になる)を保留して詰めろを掛ける順を選んだ。
しかし、これが敗着となった。桂を渡しても詰まない方に賭けるべきだった。
直後に、王手桂取りに角を叩きこんで来る手をうっかりしていた。逃げれば詰みはないが、桂を取られて勝ち味は無くなる。
覚悟して角を取る。
力石さんは残り時間のほぼ全てを使い、詰み筋に念を入れている。持ち駒の金をゆっくりつまみ、26に捨てる。認めたくはないが詰んでいる。
うろたえたままチームの勝敗を聞く。
「伊藤、佐藤、山本勝ちの3−2」とのこと。
「チームが負けたかと真っ青になった」と言う私に、佐藤「こういうのをチームワークが良いと言うのですね」と有難いフォロー。
チームメイトに全面感謝の2回戦だった。
S級の戦績ボードを確認の後、昼食に。
(*1:先日、アマトップ相手にも逆転劇を演ずることの多い清水上との会話の中で「秒読みでは100%の手を指し続けるのは無理だし、またその必要はない。百か零かに賭けるのは避け、80〜90%の手を連続して指し続けられれば十分と思っている」との指し方のコツを聞いた。本局では実らなかったが、後の3回戦や5回戦ではこの教えが助けになった。非常に有効なアドバイスと思いここに記載する。
このノウハウがライバルチームに渡るのは痛い(笑)が、このブログを読んで頂いたお土産に喜んで差し上げます。是非このノウハウをお持ち帰り下さい。貴チームがA級以下であれば職団戦の勝率アップは保証します。S級は保証外です(笑)…)

3回戦 対国税局大手町(1) 4勝1敗 ○
 オーダーは、川村・伊藤・辻・佐藤・山本
オーダー戦略担当は佐藤さんだが、今期は勝負処まで1,3将固定で行く気らしい。振り駒で“NEC奇数先”。
序盤、相手は雁木模様から袖飛車に変化。
後手は72飛74歩63歩54歩型で居玉且つ一段金のまま53銀を△64銀と繰り出して来た。私は57銀67金78銀69金88角68玉の高美濃陣形から▲65歩と突く。取れば▲77桂で銀桂交換必至なので逃げた後、65が位になるのか負担になるのかが勝負と思っていた。そこに意表の△65同銀。▲77桂にもノータイムで△64歩。指す手つき、考慮時間、この作戦に慣れているのか?又は対戦相手を挑発しているのか?こちらの感情も昂る。
こういう腕力将棋の相手をするのは私の得意分野。
2段目以上にいる金銀の数は、相手の1枚に対しこちらは3枚。さらに銀が1枚持ち駒となることが確定している。圧倒的な上部の厚みの差を形勢差として明確化すべく▲55歩と上部から戦いを仕掛ける。
これに△同歩と取ったのが無い手。▲65桂△同歩▲55角に相手が凍りつく。序盤早々労せず大優勢となった。
 先ほどの感情の昂りの反動か、この旨過ぎる展開に私の中にも傲慢な気持ちが湧く。「相手は弱い、根拠もなくこちらを見下していた罰だ」と。
この不遜さの先に天罰が待っていようとは…!
長考後の相手の指し手は最善の粘り方だったが、ゆっくりとした流れを選べば銀桂交換が銀得に移行するのはこちらの権利となった。また後手の飛車も抑え込まれ、後手には主張点がなくなった。
長引こうとも真綿で首の順を選ぶべきだった。本譜は本筋ではないとの意識もあったが、簡単に勝たしてくれるだろうとの楽観から、ここで一挙に勝ちに出た。
こちらの角銀と相手の飛車桂の交換で、73にこちらのと金が残る形を選択。
抑え込んだ飛車を角との交換の形でさばかす損や居玉の相手を手順に△42玉と逃す感触に当然違和感はあったが、楽観が判断を誤らせた。
この順でも正しく指せば敵玉は寄っていたが、そこから20手余りの間に私に緩手・悪手・悪手の3連発。寄せ重視(当初はこの方針)か、自陣の安全重視か(前局の敗戦を引きずった)の方針に統一性を欠き、どちらも求めるあまり一兎も得ずの状態になってしまった。
さらに必至が掛かると踏み込んだ私の指し手に、検証の甘さを突いて急所の駒を抜く切り返しが飛んできた。一挙敗勢の瀬戸際に立つ。不遜の代償は高くついた。
 ここ20〜30手の相手の指し手は正確。悔しいが、弱くないどころか強いと認識を改めた。ここで再度冷静に戻れたことが私を救った。
この時は残り時間も5分対15分と差を付けられていたが、相手の考慮中もフル回転で考える。残り時間を見計らい、相手の見落としそうな順に狙いを定める。
最初の2つの罠は見破られた。が、詰めろの掛け方に相手が長考を繰り返した時、こちらの寄せを読み切れていないことに気づく。私もこちらが悪いとは思っていたものの自陣の具体的な寄せ手順までは見えていなかった。チャンスは来ると信じた。
残り時間が互いに5分を切った頃、相手が罠に落ちた。
馬の移動で詰めろを掛けるが、一見後手玉の寄せの中心になりそうな先手の龍を後手の55にいる角と交換に行くのが逆転の一打。自陣の詰めろが一瞬消えるため守りに働いていた44の金で△同金と取る一手。
取った角が後手玉の15手詰みの主軸駒に変わる。23→34→16→38と角が馬となって縦横に働き、14に居た後手玉は19まで入って入玉形にはなるがぴったり捕まる。
この詰みは相手の考慮中に読み切れており、この終盤の罠が功を奏した時は、わずかに助かったことの幸運をつくづく感じた。

4回戦(準々決勝) 対毎日コミュニケーション(1)戦 4勝1敗 ○
 (2回戦で負けていたかもしれないのにこう書くのは変だが)大会開始前に想定していた第一関門がここ。オーダーを待つ。
NEC(2) 川村・佐藤・辻・伊藤・山本
毎コミ(1) 鈴木(良)・雨宮・下村(康)・薄井・大石
出戸さんも出場しておらず、全体として若返ったイメージ。鈴木良太君は兵庫出身で息子と同じ高校の一年先輩。毎コミさんが若返ったというよりも、私が自分自身歳をとったことに気付いていないだけかもしれない…。
 私が先手で一手損角換りへ。最近のプロ棋界ではこの戦型は多数指されており、相手が毎コミさんということを意識すると、どこかで早めに実戦例から変化しないといけない。それも自然な形で…。
 私の早繰り銀、下村さんの腰掛け銀型から、▲24歩△同歩▲同銀の時、△55角と打ち▲37歩と受ける形に。ここから24で銀交換となり△23歩。ここで飛車の引き場所が問題。いずれ△36歩が来そうなところだけに▲27飛と引きたいが、そんな棋譜は見たことがない。先日の王位戦でも羽生名人は28に引いている。27だときっと欠陥があるのだろう。しかし、どう咎められるのだろう…?
私には2〜3筋は放置しておいて、7〜8筋を攻めることにより、27飛車は中途半端な悪形と主張するような咎め方しか思いつかなかった。
27に引いた人を見たことがないのは非常に不安だったが、逆に実戦例がない局面なら30分の持ち時間で完璧に咎めるのは難しいだろう。変化するのはここだと思った。
下村さんは△36歩(たぶん28飛型の実戦例に捉われ過ぎた疑問手と思う)。ここで完全に前例から離れ、純粋な辻・下村戦に突入、プロの感想戦での結論を恐れる必要はなくなった。
以下、▲46銀△37歩成▲同飛△44角▲77銀△33桂▲38飛と進行し、この数手後▲34歩△45桂▲18角で後手の桂が負担となる展開に。
先手は駒得となり後手の反撃を抑えきることが出来た。
チームも思いの外4−1と快勝。

 NEC−3も大窪・近藤という全勝者を軸に快進撃を続けている。4回戦の公認会計士チームとの3−2も見事(相手メンバーを見よ!)。当チームも佐藤・山本の全勝者に牽引される形で快調に勝ち上がっている。4戦連続大将の川村が2戦目以降勝ち星を伸ばせていないのはやや気がかりだったが、厳しい相手と当たり続けているのでこれはやむなし。伊藤も初戦のミスから立ち直り以降3連勝。私も毎局危ういながらなんとか1敗で踏みとどまっており、チーム全体としては上手く機能していると思っていた。互いにあと1勝ずつでNECチーム同士の決勝戦が実現する。こんなチャンスはめったにない。今日実現させようと気合十分だった。

5回戦(準決勝) 対倉敷市役所戦 2勝3敗 ×
 倉敷市役所は西日本の職団戦でも活躍しており、大砲に頼ると言うよりは、粒揃いのメンバーの総合力で勝ちあがってくるチームということは知っていた。
対局前このことをチームメイトに話したが、「こちらの方が厚い」という一言を付け加えるのを忘れた。これは中途半端な情報提供で逆効果だったと反省している。
NEC(2) 川村・伊藤・辻・佐藤・山本
倉敷市役所  吉田・岡田・吉本・小松原・諏訪
のオーダーで戦いが始まる。
今回も“NEC奇数先”。やはり先手は有難い。
終局までではないが参考に棋譜を添付する(注:勝勢になった以降、双方の指し手の記憶が曖昧なため最終盤の棋譜は省略した)。
▲76歩△34歩▲26歩に△88角成▲同銀△22銀▲38銀△33銀▲68玉△22飛。日本選手権を思い出しレグスペかと緊張したが、双方2枚の銀冠模様へ。さらに△44銀〜△33桂〜△21飛とゴキゲン対丸山ワクチンの進展形でよくある自然な組み替えにくる。その後△42金まで進めば、先手から手を作るのが難しく且つ玉を固めると角打ちが生じるといった局面に至る。これが相手の意中と感じた。本局は序盤の手順の影響から通常のゴキゲン進展形に比べ、先手が一手得の形になっている。その一手の差を生かし、△42金の遅れを咎めようと玉側の桂交換から▲65銀と出た。狙いは▲54銀から▲43銀成△同金▲32角の銀を捨てて飛車金両取りの順。後手からの反撃も厳しく、先手陣の金が玉から離れ、ギリギリの局面になることは分かっていたが一手の差を生かしたいという気持ちが勝った。意欲的な手には経験上女神が微笑んでくれることを知っているが、この場合は無理な仕掛けだった。
 ▲32角△51飛に単に▲43角成と金を取るのは△39角の飛金両取りの反撃が厳しい。そこで▲52歩は△41飛で悪い。また△39角▲27飛の順も△38銀▲37飛に△25桂がピッタリ。そこで▲52歩は(△41飛なら▲38飛で相当だが)△37桂成の攻め合いで負ける。しかし金を取る前に先に▲52歩△同飛の交換が入っていると、▲43角成△39角の時に▲52馬△28角成となり、この局面は先手が良い。これが私の狙いだった。
 ところがこの読みには穴があった。▲32角△51飛▲52歩の瞬間△42金がある。銀を捨てる前にこの順に気づき必死で回避策を探したが、▲54銀の位置自体が既に後手の飛車の格好の目標となっており、回避するとより悪くなる。この時は相当悲観的になった。「一番勝ちたい時に負けるのか…」と。
最も粘れる順、相手が嫌がるであろう順を探すが、結局上述の▲52歩△42金▲51歩成と飛車と角銀の2枚換えを甘受する順しかないと結論。2枚換え後も▲52と〜▲61飛が第一感だが、それでは△56歩〜△55桂で判り易く速度負けする。△55桂を打たせなければ簡単には寄らない。2枚換え後の▲41飛は寄せの手ではなく、44の銀に当て粘りに行った手。
 本譜の△55銀▲56歩△64銀はこちらの期待手順通り。悪いながらも長びく局面になった。後手としてはもっと激しく来る順もあったはずだが、団体戦ではやや形勢が良い時に際どい順に飛び込むのは個人戦以上に勇気がいる。この後こちらは辛抱強く辛抱強く指す。
 そこから数手進むと後手がやや持て余していることに気づく。62手目△69角が効果が薄い手で差が縮まった。70手目△37桂成りがたぶん敗着。▲同桂△同馬で馬が一瞬働かない位置に行く損が大きい。▲24飛に△23銀は読んでいなかったが、▲62とと言う次の一手が落ちていた。△62同金は▲23飛成△同金▲71銀△72王▲62銀成△同王▲54桂で寄る。
それ故▲62とに△24銀と飛車を取るしかなく▲72と△同銀▲32龍となっては勝勢となった。
 チームとしては2敗してその後1勝を返しているのは意識の片隅に聞こえていた。が、もう一局の勝敗が分かっておらず、自分が勝てばチームも勝つのではないかとなんとなく思っていた。終局後にチームの敗戦を知る。あと一歩が届かず無念。
仕事としてではなくプライベートな時間を割いてNECチームの応援に来られていた瀬川四段に「残念でしたね…」と労ってもらう。
NEC−3チームも2−3で敗れており、NECによるS級A級の2クラス同時制覇の可能性も消えていた。

 3位表彰はNEC−2,3同時に行って頂いた。あと一歩だったという気持ちと今日はA級を10人で戦い8勝2敗、ある程度やったという気持。嬉しさと悔しさが入り混じった表彰式となった。

 自分自身の全局を振り返ると、悪くなっても気持ちを切らさず粘り強く指せたという充実感はあるものの、際どい将棋が多く自分のことに精一杯で、チームメイトを鼓舞したり安心させたりすることとは程遠かった。次回はよりチームと一体となりA級優勝でしめたいと思う。

                          以上
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【職団戦10月5日】NEC(4)チームレポート

2008/10/07 01:11
厚芝です。
10月5日に行われた秋季職団戦、NEC(4)チームのレポートです。

第95回職団戦は、2008年10月5日に、千駄ヶ谷の東京体育館で開催された。
今回、NECからの参加は以下の通り。
NEC(4)はC級出場で、いわゆる5軍のチームになる。
NEC(1):S級
NEC(2):A級
NEC(3):A級
NEC海外:B級
NEC(4):C級

●出場メンバ
メンバは以下の通り。5、6月に開催した「職団戦出場者予選」を勝ち抜いた精鋭揃いである。
厚芝茂樹:NEC(4)主将。矢倉党で、特に米長流急戦矢倉が得意。
磯谷亮輔:下北沢名人。居飛車正統派で、矢倉と対振飛車を得意とする。
田辺裕司:対抗形党。穴熊戦で腕力を発揮する。
四方康仁:力戦派。最近は阪田流向飛車を多用。
藤本幹夫:矢倉党で、相手攻撃陣を受け流しての入玉トライが巧み。

●チーム戦績
NEC(4):C級4位。初戦敗退→慰安戦3勝1敗

【1回戦】vsみずほフィナンシャルグループ(1) 0−5
相手は、みずほの一軍。前回、Bクラスに在籍していた強豪チーム
どこの会社でも、1軍は強者揃い。我々5軍にとっては強敵である。
オーダーは、下北沢名人の磯谷を大将に据えて、磯谷、田辺、四方、厚芝、藤本の順とする。

厚芝は、気合を込めてスーツにネクタイの戦闘服!で参戦。
矢倉模様になったので、迷わず米長流急戦矢倉を先手で採用する。
しかし、気合が空回りしたか、序盤早々、角で4六の歩をかすめとられてしまい不利になる。何てことだ・・・
まあ、取られてしまったものはしょうがないと開き直り、これ以上、形勢を離されないようについて行き逆転のチャンスを窺う。
終盤、相手が「詰みだ!」とつぶやいて詰ましに来た。
これは相手の読み抜け。自玉は詰まない。
チャンス!・・・と思ったのもつかの間、喜びすぎて、うっかり詰む方に玉を逃げてしまい頓死負け。ガ〜ン。
大将のポイントゲッター磯谷を始め、全員負けで、チームは0−5の完敗。
裏街道(慰安戦)に回ることになった。

【慰安戦1回戦】vs東洋エンジニアリング 3−2
1回戦0−5負けなので、慰安戦も1回戦で負けると降級だ。
降級だけは阻止するべく、背水の陣で臨む。
相手の東洋エンジニアリングは、これまた前回Bクラス在籍していたチーム。慰安戦とはいえ、強敵が続く
オーダーは1回戦と同じとした。

まず、三将の四方が負け。
五将の藤本は、振飛車相手に居飛車穴熊に囲っている。
藤本と言えば、矢倉では入玉を狙うのだが、対抗形で入玉はしにくいので、しょうがないから逆に穴熊にもぐるのだろうか?
結果は勝ちで、我が軍の貴重な本日初勝利をあげる。
次に、副将の田辺がやられたが、大将の磯谷が勝利し、これで2−2。
残った四将の厚芝は、相手の矢倉早囲いを見て、またもや米長流急戦矢倉を採用。局面を優勢に進めた。
優勢だが、自玉が超薄く、流れ弾に当たらぬよう細心の注意が必要なのがこの戦型の宿命。
手厚く寄せに行って多少もたついたが、最後は勝ちきって3−2で勝利!
とりあえず、Cクラス残留を決めた。

【慰安戦2回戦】vs群馬県庁(1) 3−2
観客席でお昼のお弁当を食べながらひと休みして、午後の対局に臨む。
午前中勝星をあげていない田辺と四方を四将、五将に下げ、上から磯谷、厚芝、藤本、田辺、四方のオーダーに組み替える。

慰安戦2回戦の相手は群馬県庁(1)。
またしても前回Bクラスのチームで、手強そうである。
どこかで見た顔が相手の三将に座っているなと思ったら、社団戦で北野と厚芝が所属する一歩千金チームで、昨年チームメートとして戦った原澤ではないか。
原澤は、アマ竜王戦の群馬代表になったことのある強豪。
対する我が方の三将藤本も中学生の佐賀代表なので相手にとって不足無し(無さ過ぎか、笑)。
「久しぶりです」と挨拶して試合開始。

最初に終わったのは、三将戦。
相手の四間飛車に対し、厚芝は4六銀左の準急戦で挑む。
振飛車の左金が、スルスルと6五まで出てきたところで、チャンスとばかり、飛を切り▲4三角と飛金両取りに打ち込む(第1図)。
画像

これで優勢となり、以降も危なげなく寄せて、65手の短手数で厚芝の完勝!
五将戦は、四方が本日初勝利。これで2−0。
三将戦は、相振飛車に進むが、序盤早々、竜を作られて藤本苦戦。
終盤は、元県代表相手に追い上げたが届かず敗戦。
四将戦、田辺が負けて2−2。
この試合は、中盤、相手の着手後に指が離れたかどうかで、田辺が相手と二言三言交わしていた。
すぐに対局再開したが、田辺にとって微妙に影響があったかもしれない。
最後に残った大将戦は、相矢倉から大熱戦になっている。
磯谷の玉は、2二から6六まで逃げ延びて、さらに9三まで大旅行したところで相手の攻めが途切れて、激戦を制する。
さすが大将!この貴重な勝利でチームは3−2勝ち!

【慰安戦3回戦】vsJR東日本(2) 3−2
職団戦規定によると「慰安戦上位4チームは昇級候補となる」とあるので、この一戦に勝てば昇級の可能性が出てくる。
午前中、降級を心配していたのがウソのようだ。
オーダーは変更せず、上から磯谷、厚芝、藤本、田辺、四方の順。

大将戦は、相手の角交換力戦振り飛車に対し、磯谷は居飛車で対抗。
副将戦は、先手厚芝がこの日3度目の米長流急戦矢倉。
気持ちよく攻めて、相手のミスにも助けられ優勢に(第2図)。
画像

三将戦は、相矢倉の定跡形に進み、後手の藤本は、相手の4六銀、3七桂型を迎え撃つ態勢。
四将戦は、相手の反則があり、田辺の勝利。この日初勝利でホッとしたと思う。

続いて、藤本は負けたが、四方と厚芝が勝ち、チームの勝利確定。
大将の磯谷は頓死負けだったが、結果は3−2での勝利。
結果的に、田辺の反則勝ちがチームにとっても大きな1勝となった。
これで昇級候補!!ヤッター!!

【慰安戦準決勝】vs経済産業省(1) 2−3
慰安戦の準決勝を迎える。
1回戦は0−5負けだったが、その後、慰安戦は全て3−2で接戦を制し、3連勝で勝ち上がってきた。
ここまでの9勝(磯谷2、厚芝3、藤本1、田辺1、四方2)は、全てチームの勝利につながり、無駄星はひとつもない
ある意味、勝負強いチームと言えるだろう。

慰安戦は、決勝を行わず、準決勝で勝ったチームがCクラス全体の3位、負ければ4位で、いずれにも賞品が贈呈される。
ということで、勝っても負けても本大会の最終戦。勝って有終の美を飾りたいものだ。
連勝しており、オーダーはこのままとした。

大将戦は、磯谷が後手番で矢倉脇システム。
副将戦は、厚芝先手番で相矢倉模様から、この日4局目の米長流急戦矢倉(好きだねえ、笑)。
三将戦は、居飛車vs振飛車から、藤本がこの日2局目の居飛車穴熊。
四将戦は、田辺は得意の振飛車穴熊。

藤本が不慣れなはずの居飛車穴熊で勝利!実は穴熊がむいているのではないか?(笑)
しかし、四方、厚芝と破れ1−2。
磯谷は、入玉を果たし相手が戦意喪失して投了。これで2−2。
残るは四将戦。局面を見ると田辺陣は金銀3枚の穴熊で堅いのだが、攻めが角と銀だけで完全に切れている
相手は攻める気が全く無く、田辺の切れてる攻めに全て応対している。
投げ切れない田辺は、懸命に指し続けるが、形勢は徐々に広がるばかり。
長時間の対局となり、午後5時を回ったところで、審判の裁定により決着(負け)。
負けたとはいえ、不屈の頑張りは立派な戦いぶりだったと言えよう。田辺さん、お疲れさまでした。

チームは2−3負けだが、4位の賞品をゲットしてNEC(4)の長い一日は終わった。
勝った経済産業省さんには、折からの不景気を吹き飛ばし、わが国の産業と経済の発展に尽力して頂くよう、仕事の方でも頑張ってもらいたい(NECも貢献したことだし:笑)。
NEC(4)チームの選手の皆さん、お疲れ様でした。

●個人成績
磯谷:3−2
田辺:1−4
四方:2−3
厚芝:3−2
藤本:2−3
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【職団戦10月5日】NEC海外チームレポート

2008/10/06 00:44
廣田です。
10月5日に行われた秋季職団戦、NEC海外チームのレポートです。

NEC海外はB級での参加。
ベテランから新鋭(?)まで多彩なメンバー構成で臨む。

●NEC海外チームメンバ
廣田、高山、嵯峨野、前田、田口

●NEC海外チーム戦績
B級3位 初戦敗退→慰安戦4連勝

■本戦1回戦 vs東京電力 1−4 負け
4将の前田氏以外、残念ながら討ち死に。
相手は強かったです・・・早くもウラ街道へ。

■慰安1回戦 vs熊本市役所 3−2 勝ち
「熊本から飛行機でいらしゃったのですか、大変ですねえ」
「NEC海外サンは、やはり、海外の仕事をしてらっしゃる方々で?」
「ええ、いゃぁまぁ、ははは・・・・」
大将に座った前田氏、そして新参加の田口氏が見事に勝利。
私は、終盤相手を詰ましに行ったが詰まず、泣きながら受けに回る。
しかし、王手に角をブチこまれ、どう逃げても万事休す。もうダメだ・・・・
ところが相手(残り数十秒)が指した後、自分のボタンを押し忘れている!
必死に考えるフリして待つ秒刻みは、永遠かと思うほど長かった。
ほどなく相手の針が落ちて悪運強い3−2勝ち(勝てばいいの、勝てば)。

■慰安2回戦 vs文化放送 3−2 勝ち
高山氏と私が勝ち、嵯峨野氏負けで2−1の時点で、瀬川先生が見に来られる。
今日はラフな服装なので応援らしい。
このとき残っていた前田氏と田口氏は、両方とも時間も盤上の形勢でも苦しい状況。
冴えないところをご覧に入れてしまったかなぁ・・・
しかし、この後、前田氏は粘りに粘り、薄い王で耐え凌ぎ、入玉の構えが中途半端だった敵玉を見事に仕留めた。
本日No.1の大熱戦である(ここを瀬川先生に見ててほしかったなぁ、というのはゼイタクな悩みか)。
前田氏強い!

■慰安3回戦 vs横浜市役所(1) 3−2 勝ち
勝ち抜くにつれて、脳のスタミナが衰えて来るせいか(私だけ?)読みのレベルが下がってきているような・・・
しかし、今度も田口氏が貴重な決勝点を挙げ、3連続3−2勝ち。

■慰安4回戦 vs東京ガス(1) 4−1 勝ち
勝っても負けてもこれで最後。
という事で集中力が復活したか、嵯峨野氏が待望の白星
皆様、お疲れ様でした(次は本戦で勝ちませう)。

●個人成績
廣田_:4−1
高山_:1−4
嵯峨野:1−4
前田_:5−0
田口_:3−2

●選手コメント(随時掲載しますので、コメントをお寄せ下さい!!)
前田氏
職団戦出場、応援の皆様、お疲れ様でした。
私個人としては、計5戦して(しかも、(記憶が正しければ)5戦全て後手番)、精神的に非常に疲れましたが、予想外に良い結果を残す事ができ、また、時間切れ負けもなかったので、チームに貢献できて嬉しく思っています。
ただ、終盤での逆転勝ちが多く、他力本願的な勝ち方だったため、序中盤(特に、駒組み〜仕掛けてから十数手後位迄)の力不足を(今回も)痛感しています。
今後も少しずつレベルアップできるよう、例会等に励みたいと思います。
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【職団戦10月5日】速報!秋季職団戦優勝!

2008/10/05 23:11
NEC(1)チームが、秋季職団戦S級で優勝しました。昨年秋以来、2期ぶりの優勝になります。

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■決勝戦 NEC(1)vsリコー(1) 
×加藤徹 − 武田○
○林__ − 伊藤×
○清水上 − 山田×
○加藤幸 − 細川×
×長岡_ − 馬上○

この日、2回目のリコー(1)との対戦。
オーダーをがらっと変えたはずなのに、3局が1回目と同一カード
特に林さんは、社団戦を含み、伊藤享史さんと3局連続。
連敗中の相手にきっちり借りを返すとともに、貴重な勝利をもたらしてくれました。

皆さん、お疲れさまでした。
応援頂いた方、ありがとうございました。

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■選手コメント(社内広報向け)
加藤幸男:春季大会不参加も、今回、全勝で優勝の原動力!
「1年ぶりに王者を奪還する事ができ嬉しい。来年、連覇出来るよう頑張ります!」
清水上徹:リコー1戦で2−0。急所で勝つ勝負強さはさすが。
「しばらく厳しい結果が続いた苦い経験を、活かす事が出来た優勝だと思う」
林隆弘:NECのムードメーカー。決勝トーナメント全勝の大活躍。
「優勝は、チームワークとそれを支えてくれた多くの方の応援のおかげ。この結果が、少しでも社員のみなさんの活力になれば、これに勝る喜びはない」
長岡俊勝:アマ棋界の番人復活!予選でチームの危機を再三救った。
「苦しい戦いが続く中、みんなで勝ち取った価値有る優勝だったと思う」
加藤徹:今回は不調。昨年の大活躍の再来を期待。
「チームワークとモチベーションの勝利。素晴らしいメンバに恵まれました。皆にお礼を言いたい」

■関連記事
職域団体対抗将棋大会 S級優勝はNEC〈1〉(asahi.com)
第95回職団戦、S級優勝はNEC(1)(日本将棋連盟HP)
NEC優勝!(瀬川昌司のシャララ日記)
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【練習会10/1】祝1周年!天野三段の将棋教室!!

2008/10/03 20:53
祝1周年!!
不安一杯で始めた教室が、ナント1年目を迎えました〜

毎月恒例!奨励会三段・天野先生による将棋教室(10/1水)の模様をご報告致します。
芝倶楽部で指導対局をお願いしました。
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★前回9/3(水)の模様↓
 【練習会9/3】天野三段の将棋教室!!

13回目の今回は、お得意様7名が参加・見学。
2年目の課題は、ご新規様の開拓ですかね。
まだ本教室未体験の方々、どうぞご参加下さーい!


■参加者
工藤・RI・小林・柳澤・K女史
(見学)北野・加藤徹

さて、指導対局は18:30開始で、終了は30分延長で21:00頃。
(詳細は各自のコメントをご覧下さい)


今日は1周年ということで以下のイベント付き。
指導対局に勝ったら、天野三段のサイン色紙をプレゼント!
今回に限り、平手OK!

先生ご到着前にみんなでコソコソご相談。。。
「平手?」
「いえいえ、駒落ちで」
「え〜〜〜!?」
「せっかくだから、平手にしましょーよ!」
一人じゃ心細いけど、みんな一緒なら〜ということで、一致?団結!
参加者全員が平手となりました〜!
結果は各自コメントご参照。
平手は早々に決着がつくので、その後、駒落ちもできて大変勉強になりましたネ!

指導対局終了後に1年お世話になった天野先生へ参加者から感謝と激励の寄書きをお渡ししました。
天野っち、期待してますよ!!

1周年記念の打ち上げは、、、
もうここしかありません!
中華飯店!
1年、お世話になりました〜

打ち上げでは、天野三段のサイン色紙を贈呈しました。
指導対局勝利者へのプレゼントのハズが、誰も勝てなかったということで、今回は特別に参加者全員へ!
最多参加者のRIさんへはサイン付き白扇をプレゼント。
K女史はもちろん幹事の特権で白扇です(次は落款付き扇子を大希望!)。

さて、打ち上げの話題は例のごとく将棋のマニア話が続き、ブログ記事も楽勝〜と思っていたら、、、
最後の話題?で激しく動揺。。。
記憶がリセットされちゃいました〜
その話題とは!?
天野先生から、K女史への大会デビューのお誘い。
LPSAの女子アマ団体戦(5人と1チーム)で1人足りないらしい。
が、、、あまりに無謀です!!
「駒落ちしか経験ないんですよーーー、ムリムリ!!」と拒み続けるK女史に、強硬な粘りを見せる天野っち。。。
さて、勝敗は如何に???


次回は、11月5日(水)です。
 【↑毎月第1水曜日】



---参加者のコメント---

■RI(平手●/角落ち●)
平手戦は四間飛車の定跡のお勉強。定跡書の「結果図」あたり以降の戦い方が勉強になりました。
角落ち戦は、序盤からいきなり戦いになり、下手から強気に飛車交換を挑んだものの、上手からの飛車の打ち込みに対する応手がまずく、その飛車でボロボロにされてしまいました(泣)。

打ち上げでの話題は、なんと言ってもK女史の大会 (女子団体戦)デビュー。
天野先生にあれだけお願いされては、断れませんよね?!


■工藤(平手●/飛香落ち●)
1周年特別企画(平手)
相振りでお願いした。
序盤の駒組みで疑問に思っていたことを やってみたら、やっぱりダメ。最後、上手玉に対し詰めろの形にはなったが、自玉が歩のたたき一発で終わってしまった
それ以前に、駒組み段階の一手一手が厳しく、思うように組めない。
駒落ちとは違う雰囲気で勉強になりました。

通常対局(飛香落ち)
「△75歩は▲同歩と取るべし、△76歩、▲XX、△85桂の時に▲65銀と出る。後▲76銀となれば、▲86歩で先手の桂が死ぬ。△77への打ち込みがなければ下手玉は安全である」。なるほど。


■小林(平手●/飛落ち●)
事前に「今日は平手OK」という話を聞いていたので、参加者全員平手で挑戦(笑)
矢倉を志向したが、早めの▲7七銀に対する、△5三銀からの速攻に対する対処法を知らず、後手右四間からあっという間に潰されてしまいました。
色々細かい受け手順を教えて頂き、大変感謝です。
また挑戦させてください

【打上げ】
K女史の大会デビューの話で盛り上がりましが、結局どうなったか、非常に気になります。。


■柳澤(平手●)
ちょっとだけ遅れて参加だったのですが、今回は1周年記念ということで周りの皆さんも平手で対局中...
ということで、私も無謀にも平手でお願いしました。
まあちょっとだけ勝負どころもあったりしましたが、やっぱり急所での見え方等を見せ付けられるかのように普通に負け。でも、良い記念です。
ライバルでもある、常勝のK女史は平手でも勝利ということで、とうとう抜かれてしまいました
仕事の都合で、対局後は打ち上げには参加できずに職場に戻らざるを得なかったのは残念です。
でも、しっかり後日色紙はいただきました


■北野(見学)
終了間際に行って、将棋に参加できなかったのにもかかわらず、幸運にも天野さんの色紙(揮毫;日々精進)をいただいてしまいました
K女史の扇子には「愛羅武勇」でしたが、こちらはなかなかユニ−クな揮毫ですね。”夜露死苦”などと通じるものがあるのでしょうか。
寄せ書きには、「目指せ!四段の上の上」と書きました
四段=プロ棋士、四段の上=一流棋士、上の上=超一流プロ のつもりです。
天野さんには、後半期の三段リ−グで是非昇級してほしいものです。


■K女史(平手:ユルユルの○)
初平手!
駒落ちではいつも下手なので、先生の1手を待っていたら「先に」と言われ、一丁前に7六歩とやってみました
戦型は、去年、職場の中島アマ四段に型だけ教えてもらった矢倉。何でも、将棋の純文学と言われるらしく、「美しいでしょ〜」と中島氏大絶賛でしたが、美しさも強さも弱さもわからず。。。
とにかく、先生の手順に関係なく、ただひたすら型作ってみたら、先生も矢倉になってました。その後は4枚落ちでお勉強中の棒銀。以後のことは覚えていませーん。
初平手は1周年記念の恩赦?で○。
優しい先生です
と、打ち上げまでは思っていたK女史でした〜


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【社団戦9月28日】3日目結果〜NEC第2

2008/09/30 23:41
廣田です。9月28日に行われた社団戦2日目、NEC第2チームのレポートです。

●結果(3部リーグ白)
GNEC第2 2勝2敗(計6勝6敗:8位)

9回戦:○ J東京都特別区
10回戦:× NRits
11回戦:○ Bミラクル東工大
12回戦:× F理科大OB

■9回戦 vs東京都特別区 4−3 ○
この日の目標は、まずは2−2(できれば3−1)。
そのためには、この9回戦を勝つことが必須条件と考えていた。
早くに小久保氏が勝ち名乗りを上げ、私もなんとか勝ったところで、勝敗は3−2。
残るは、副将竹内氏と三将近藤氏。
マジック1だし、これならなんとか大丈夫か・・・と思って、両方の盤面を覗き込んだが、卒倒しそうになる。
なんと両方ともアブナイではないか!!
そんな中、近藤氏が遂に力尽きる。これで3−3。竹内氏に全てがかかる。
しかしまぁ〜、竹内氏は、よく薄い王で際どい終盤を乗り切り、最後は相手の攻撃を凌いで勝利。
前回2日目に続いて、またもサヨナラ勝ちの竹内氏、お見事!!
あー危なかった♪
  
■10回戦 vsRits 2−5 ×
Ritsが見かけの順位より強いチームであることは、NEC−1から情報を入手して折り込み済みでした。
しかし、強力2枚看板の他に、まさか大将にスーパービッグネーム(山田洋次氏)が座っているとは思いませんでした。
チームの負けは仕方ない。力負けッス。想定の範囲内・・・
ただ、2−4でチームの敗北が決まった後に、五将吉田氏が終盤の千日手。
再試合も延々と続き、体力消耗の挙句、結局は負け。
後から考えると、これが痛かったか?吉田さん、お疲れさまでした。

■11回戦 vsミラクル東工大 6−1 ○
1−1で迎えるこの日の3局目。この後に、順位上位の理科大OB戦が控えている関係上、ここは勝たないと苦しい。
メンバー交換時に相手が1人いなかったため、またも下地氏は不戦勝。
私は六将で指していたが、横でヒマそうに見ている下地氏の前で、一歩損し、飛車を抑えこまれ、銀桂交換の駒損に加え、と金も作られ・・と、どんどん形勢が悪化していく。
マズイ!・・・と、必死に食いつき、なんとか逆転勝ちしてみると、チームは6−1勝ちでした。
おお、助かった!

■12回戦 vs理科大OB 3−4 ×
10、11回戦で、著しく消耗している吉田氏に代わり、小林氏を大将に起用して臨むが、惜しくも3−4負け。

●個人成績
吉田_ 1−2(4−3)
下地_ 3−1(7−5)
磯谷_ 1−3(5−3)
小久保 3−1(9−2)
近藤_ 2−2(5−2)
廣田_ 3−1(7−4)
小林_ 0−1(0−2)
竹内_ 2−2(4−7)

なんとかこの日も2−2で乗り切りました
皆さん、お疲れさまでした
さぁて、残るは最終日(団体個人戦もありますが)。
なんとか、2勝1敗で乗り切れれば・・・
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【社団戦9月28日】3日目結果〜NEC−1

2008/09/30 10:56
加藤徹です。
社団戦3日目、1部リーグNEC−1チームのレポートです。

●チーム成績
INEC−1 3勝1敗(計6勝6敗:9位)

2日目の悪夢を払しょくすべく、清水上さん復帰、林さんがフル参加となりました。
無条件残留は8位以上!
チームワークで勝利を狙います!!

■9回戦 vsD光OKACHI 4−3 勝ち
優勝争いをしている光OKACHIチーム。
16チームエントリーしていても、東将連ランキングで1900点以上の選手を4人(入江、塩津、庄司、近村)有しているチームは、スーパーゴールドと光OKACHIだけ。
開幕前、ひそかに本命と思っていたチームでした。
何としても勝たなければいけないこの試合、ガチンコ勝負を選んだら、相手は「1900点カルテット」2人が欠場。
結果的に、向こうのオーダーの罠をかいくぐることになり、辛勝しました。

■10回戦 vs@翔風館ROB 3−4 負け
今期初出場の君島氏が加入し、層の厚さが際立ちます。
しかし、本局から林さんが参戦。何とかしてこちらも一発入れたいところ。
事前に川村さんから「伊藤大悟さんと指したい」という申し出があり、要望に応えるべくオーダーを工夫しましたが、伊藤氏は5将で出場しており、昨年に続いて林さんとぶつかります。
精一杯狙ったオーダーでしたが、向こうの若手の勢いがすごく、無念の負け。
しかし、最後まで残った川村さんが、渡辺氏を破る金星。
負け試合を3−4にしたのは大きく、今後の順位にこれが生きる展開になりそうです。

■11回戦 vsL光OKACHI2 6−1 勝ち
順位下位ながら、新旧の指し盛り(?)が揃っている光OKACHI2。
中村千尋氏、長橋氏という御大がいて、気は抜けません。
この2人は手将棋になる確率が高く、辻さんで迎え撃とうとしたところ、御大コンビは揃って下位に位置していました。
皆、手厚く押し切ったようで、望外の6−1勝ち。

■12回戦 vsHオール明治 5−2 勝ち
順位下位ながら、若手強豪のいる明治チーム。
職団戦の最大のライバルリコーのメンバが2人出場しています。
伊藤さん大将、馬上さんが中盤かと読んでいたら、見事に外れます。
「これじゃ馬くんをNECが避けたみたいじゃないか〜」
と清水上さん(笑)
難しいところもありましたが、終わってみれば5−2の大勝でした。

●個人成績
山本さん、林さんにはつらい当たりになりました。
その分、チームの成績に還元されています。また、辻さんは4連勝と大車輪の活躍でした。
皆さん、お疲れさまでした。
団体個人戦もよろしくお願いしま〜す!!

清水上 3−1(7−1)
加藤幸 3−1(10−2)
__ 1−2(2−2)
加藤徹 3−1(7−5)
__ 4−0(7−5)
川村_ 3−0(6−5)
伊藤_ 0−2(1−6)
山本_ 1−2(2−10)
大窪_ 0−1(0−1)

●展望
この日の3勝1敗を加え、トータル6勝6敗で9位まで上がりました。
7勝5敗のオール早稲田が8位で、ここ以上の成績を上げれば、無条件残留になります。
早稲田は、最終日、対戦相手が厳しく、逆転の可能性は十分にあります。
勝数勝負が予想されますので、団体個人戦が重要になってきます。
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【朝日アマ名三番勝負:加藤幸vs金内 5/31-6/1】観戦記(1局目):長岡

2008/09/28 22:40
第31期朝日アマチュア将棋名人戦(加藤幸男氏 VS 金内辰明氏)【第1局】観戦の記

―NEC将棋部幹事 長岡(H20.6.1)―


 5月31日と6月1日にかけて、山梨県「甲府冨士屋ホテル」で行われた第31期朝日アマチュア将棋名人戦を観戦しに行ってきました。
名人は、NEC将棋部が誇る“平成の貴公子”加藤 幸男君。
対する挑戦者は、第27回大会の天野 高志さん以来、史上2人目となる2回目の優勝を3月の全国大会で果たした北海道の金内 辰明さん(何度も防衛した方はいますが、3回以上優勝した人は30回を超える朝日アマチュア将棋名人戦ではまだ誰もいません)。


【第1局】

 PM1:00に甲府駅に到着して行こうと思ったのですが、予定より早く着いたので、食事、ホテルにチェックイン(やっぱり甲府は遠いですね)したりして対局場に着き、控え室に入り(朝日新聞の皆様お邪魔しました)検討の現局面として見たのは、以下の局面。
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 ここで私が注目したのは、どっちが加藤君で先後は?ということでした。
そこで対局場(対局室の設営については廣田さんのレポート(?)をご覧ください)に行き観戦してると、加藤君が指したのは、△2四歩でした。
さっき'どっちが加藤君で先後は?'と書きましたが、正解は後手側が加藤君だったのですが、これを確認したとき'加藤朝日アマ名人防衛、3連覇'を確信しました。(と書いたのは2日目が行われる前の1日(日)AM1:10です。理由は最後に書きますが当たっていたらよいですね)
ただ、この△2四歩も出来れば打たずに指したいところですが(仮に金内さんの手番だとして気になる右の銀を▲4八銀と上がると、△2七歩▲同飛△4九角と反撃する含みがあるのを自ら消してしまうためです)、このあたり局後の感想戦でも、加藤君は構想の取り方が難しいところで、時間があればいくらでも考えたい位難しい感じの様子でした。

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 局面は大分進み、この5三の銀は4四にいた銀を下がったもので、控え室では全く検討されていなかった手でした。
実は私は第一感の手だったのですがそれは遅れて途中から見たためで、初手から見ていると△4四銀、△5三銀は純粋に2手損しているためで、このあたり加藤君の苦悩を感じました。
この手で90分の持ち時間が両者残り32分づつとなりました。
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 控え室での検討の際、52手目の△5三銀を聞かなかったのは、この手があるためだったのですが、まだ何というところのないところですが、本局の勝負所を迎えていたようです。
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 この手は今回の3番勝負の立会人の加藤一二三九段が'?'疑問手ではとおっしゃっていた手です。
というのも…▲5四歩△同銀と進み、
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この手が味が良く(加藤九段談)局後の感想戦では、金内さんリードしたようでしたが、敗戦後の今(6/1 1:45現在)でも後手が十分指せていると思っています。
と、いうのは、
@実際は先手の金内さん良しかもしれないのですが先手のリードが物凄くある今の平成20年では(△8五飛戦法も復活の気配はありますが)初形から見ると随分挽回した。
A後手の9筋の位が大きい。

さて次に、▲5五歩と打たれると銀を殺されてしまいますが加藤君どうする。
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 この手は私も第一感(他にどう指すか見えなかったのだけですが)で加藤君も当然の着手だったようですが、控え室は大意外の手だったようで(事実難しいところでした)、ここは△6四歩▲同歩△6五歩と攻める手が検討されていました。
以下は▲6五同桂△8五歩▲同歩△6五銀(または△8五飛▲8六歩△6五飛▲同銀△同銀の筋)▲同銀△8五飛▲7五歩△3九角▲3八飛△7五角成。
こう進むと△の馬が6五に動くと先手の3八の飛車取りになる含みがあり、加藤君良しになりそうだったのですが、これは勝手読みで(今回の控え室は立会人の加藤九段、朝日新聞関係者の方々を除くと私と厚芝さん他数名でしたが、北海道の金内さんの応援ではなく金内さんにはアウェイのような感じに思いました)、途中の▲7五歩では▲7五銀と手厚く打たれても、ちょっと加藤君の攻めが細いため(やっぱり後手の8一の桂が使えていないのが大きいですね。←加藤君 感想戦が聞こえていなかったので違っていたら補足願います)、持ち時間の短いアマチュア大会では、そのまま攻めきってしまうこともあるのですが、やっぱりしっかりした将棋を指さないといけませんね。
と書いてて思い出したのですが、感想戦ではさっきの手順中の▲6五同桂で▲5七銀と引く予定だった旨金内さんが言っていたのを思い出しました。この▲5七銀は私も検討の際、見えていたのですが、口を挟むことができず、こう指されると、△6二飛くらいでしょうか。このような戦いは局後あまり検討されていませんでした(()の飛車を捨てて攻めるのは△6五同銀のあと、▲2五歩△同歩▲2四歩△同銀▲2三歩の筋が後手の加藤君から見ると嫌な筋で先手良しのようです)。
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 本局の勝因の積極的な一手。残り時間▲金内さん17分△加藤24分
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 これは、63手目の▲4五歩以後△4五同歩▲7一角△5二飛▲5三角成△同飛▲4四歩△同銀▲5四金と攻めた局面ですが、このあたり一連の金内さんの読み筋の攻めです。
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 控え室では△5四同飛▲同歩△3九角(?)▲3八飛△4八角打('!'加藤九段指摘の一手ですが生まれてはじめてみた筋です)▲4一飛△4三金打(4二から打つ手もありそうですが)▲8一飛成△6六角成▲同金△同角成となると加藤玉が鉄壁で白熱した終盤戦となりそうですが、局後の感想戦では、▲4一飛ではなく、わざとあたりを自からはずした▲5一飛で、△6六角成▲同金△同角成▲5三歩成△同銀▲同飛成と進むと加藤君からみて飛金交換の駒損で、この将棋は飛車が大きい(と自分で思っているだけですが)ため、こう進むと金内さん良しのようです。
ならば△6六角成で銀取りではないけれど、トリッキイに△4三金打はどうか。
(ただ▲6四歩△同歩▲7五銀でちょっとつらいですかね。ただそこで△5六歩と打って、、、段々意味がなくなったので感想戦では言えませんでしたが、加藤君解説願います)
長々書いてしまいましたが、本譜の△5一飛は、当然▲4四金と取られて(本譜もこう進みました)2枚替えの駒損となって、控え室では検討されていなかったのですが、狙いを秘めた一手でした。
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'この数手はほぼノータイムの進行'(インターネット解説)だったようですが、これが狙いの加藤朝日の狙いの一手でした。
▲5三金(加藤君の読み筋(5四でしたっけ?))には△4六歩と突き出し、次に△4七歩成からの4筋の突破と、次の▲金内さんの指し手によっては△4五飛〜△2五飛の活用を見た一石二鳥の味の良い手を見た一手でしたが。
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 さっき▲4五歩を勝因と書きましたが、この手は控え室の加藤九段、そして加藤(朝日アマ名人)君も見えていなかった勝着。
控え室では、▲3三金△同金▲5四歩を検討していましたが、△5二歩と受けると二枚替えの駒損とは思えない角角金の持ち駒に、先手の金内さんの歩切れが大きく後手が指せるところでしたが、この手が好手で第1局を金内さんが制することとなりました。
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 ただで金を取った局面ですが、実はこの局面はまだ角銀交換くらいでそんなに駒得していないのが誤算でした。また金内さんの好判断だったと思います。
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 「5三のと金に負けなし」と言いますが、本局では本当に大きいと金でした。前の76手目の△4四飛の局面では一枚駒得していてどうか?という将棋だったと思います。
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 粘りに出た手ですが、局後の感想戦ではあきらめていた所です。
というのも、
@以下の展開では、先手の金内さんから見ると玉が鉄壁で一方的に攻めていて、駒割りも、角銀交換の駒損ですが、5三のと金を考えるとむしろ駒得
A後手の加藤玉は固すぎて入玉する将棋ではない(私はいつも負かされていますが、相手に攻めてきてもらってその反動を利用しないと無理で△2五歩〜△2四玉と自ら入りに行くのでは入玉は出来ません)この2点を考えると加藤君絶望の局面です。
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 いわゆる'固い攻めてる'というやつで、4二のと金が金駒にかわると+駒得となり、
金内さん必勝形。
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 先手の金内さんの方から見てただひとつの懸案事項だった切れそうな攻めという点も、
この手で味良く飛車を使うことが出来、とどめを刺す一手となりました。なお代わりに▲5六金も同じ意味であり、このあたりの加藤君は投げ場を求めていて、いわゆる形作りのつらい段階です。
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 この手で加藤君投了。3番勝負の第1局を制する金内さんにとっては大きな1勝となりました。

<最後に>
 第1局は金内さん快勝でしたが今私が感じるのは、74手目の△4一飛でウラカンナで
切り返しに行こうとしたところを、返されずにこらえて脳天からパワーボムで押しつぶした 75手目の▲5四歩(全日本プロレスでの最後の三沢vs川田戦で勝った川田がこのとき
無理やりこらえた時に左手にひびが入ってしまい勝者病院送りとなったのを思い出しました)そんな感じの実際観戦してみないと分からない応酬だったと思います。ですが…
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 感想戦も終わりに指しかかったところ、朝日新聞村上記者曰く「ここで△4三金右(本譜)ではなく、△同歩▲同銀と取ってから△4三金右(変化1図)でどうだったのですか」
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確かに言われて見ると普通の一手で最後の△4三金右で△5四歩は▲6六銀と引かれても、(金内さんの予定)また▲4四銀△同銀▲7一角を打つ強襲も読まなければならず指しきれない(加藤君談)ため、△5四歩は賛成しないのですが、最後の△4三金右は細かいところですが普通の一手で十分あったと思います。感想戦では以下▲5四歩△同銀▲同銀△同金▲5五歩△同金▲7一角と進みましたが△8四飛に▲5三角成では、歩切れになってしまい、そんなに先手も自信があって攻めているようには見えず具体的には△4二銀と打って▲7五馬に△5四飛と逃げておいてこれからの勝負で後手も十分指せていたのではないかと思います。この将棋自体加藤君は堂々と指していたので、十分防衛のチャンスはある
と思うのでそんなに気にしていないのですが、この手を読んでから本譜の順を掘り下げて
ほしかった。読む順番が逆ではなかったかというのがひとつ心配な点でした。

【1局目が終わって】

 感想戦も終わり、打ち上げの説明なども始まったので、私は慌てて失礼したのですが、加藤君に一言二言話す時間があり、'朝日アマ名人戦の3番勝負は第2局が鍵を握る'(最高記録である朝日アマ名人5連覇を誇る野山 知敬さんが昨年挑戦者の山田 洋次さんに送ったメッセージをそのまま加藤君に伝えました。(全く違うのですが倉敷藤花戦の3番勝負は第1局に勝ったほうが10+何年か勝っているという記事を専門誌で見たと思います)
 明日(今日になってしまいましたが)は朝日アマ名人戦史上に残る将棋を期待して寝ます。

                             6月1日AM4:30長岡記

→【第2局】観戦の記

→【第3局】観戦の記


■ご参考
【加藤幸男朝日アマ名人防衛戦(加藤徹)2008/06/01 14:19up

【朝日アマ名人戦:6/1】応援観戦記:第2日目(廣田)2008/06/02 23:18up





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【朝日アマ名三番勝負:加藤幸vs金内 5/31-6/1】観戦記(2局目):長岡

2008/09/28 22:30
第31期朝日アマチュア将棋名人戦(加藤幸男氏 VS 金内辰明氏)【第2局】観戦の記

―NEC将棋部幹事 長岡(H20.6.1)―

【第2局】

 5月31日から6月1日にかけて行われた第31期朝日アマチュア将棋名人戦を2日間、観戦&応援してきましたので、2局目の観戦の記を書きます。
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 この手は、4七の銀を上がったところですが、今土曜日に、新聞の将棋をCOPYしまくっている自分には「異議あり」の構想。これは、後手が右玉対策に△4三金左(〜銀は6三に置いて、△7三桂〜△8一飛〜△2二銀〜△3三桂〜△1二香〜△1一飛)とする作戦を取ったのを見て取る右玉なのをさっと左に旋回する'ローリングエルボー'のような一手で、本譜の通常の腰掛銀に組む作戦には'?'を感じます。ここから▲加藤君の'一人千日手''一人バックドロップ''一人流血'苦難が始まります。
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 右玉は穴熊にされると、穴熊党の自分としては、善悪以前の問題で、後手を持ちたい(やっとプロの将棋でも最近の竜王戦▲森内名人vs△中原十六世名人(中原先生快勝)等自分の見解に近づいてきたと思っています。)端の位を生かすには、お互い左玉にしたほうが後手玉が終盤狭いので生きてくるのではないかというのが自分の見解です。
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 こう跳ねさして戦機をつかむつもりが、こう跳ねられるとやっぱり穴熊は遠い。
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苦心の一着で、本局で一番感心した一手。てっきりこれでロープブレーク(千日手)'もう一丁'かと思ってましたが加藤君は全くそういうつもりはなかったようです。
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「あっ危ない!」と瞬きしそうになりましたが、△8六歩▲同歩△同飛はなさそうで本譜は△6五歩▲7七銀と後手に6五の地点に歩を突かせ、△6五桂や△6五銀と出る手をなくし、ポイントを稼ぎます。ただ後手番の金内さんも後手番でここまで組めれば充分のはずでやっぱり本命は千日手かなと思ってました。
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 この手には、観戦していた廣田さんは「?」と言う感じでしたが、将棋は違いますが、中川七段が時折見せる駒の繰り替えです。つまり5八の王と、4八の金をキャスリングしに行った手です。
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こうして、5八に居た王と4八に居た金が入れ替わりキャスリングは成功しましたが、長い手順を経て最近プロの公式戦でありそうな展開(さっき書きました▲森内vs△中原戦等)に戻り「やっぱり千日手」と思ってました。
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'ん!'と思いましたが
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'んー'と元に戻り、
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ここで、左玉にする構想に決めたようです。長い迂回手順でしたが、先手の加藤君の主張する点は、後手に△6五歩と突かせた点です。
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 もう千日手にはせずに、臨戦態勢になりました。
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 局後、なぜ後手の金内さんは角を打って仕掛けたのか不明でしたが、こうされては打つ一手ですね。
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 角は打たせましたが、後手から△6三銀〜△7五歩の将棋になった時に、▲4八金と▲5九飛が悪形で、やはり穴熊の遠さが生きそうです。
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 「ここは▲4八角も考えた」(加藤君談)この手には、今思うと確かにその通り(ここで初めて意見が一致したと思います)ちなみに私の狙いは▲6八金右〜▲9八香〜▲9九王の'相居飛車穴熊'です。(やっと戦う将棋らしくなってきましたが、加藤君の構想は全然違うんでしょうね)ちなみに5七から打たないのは、△7二銀〜△8三銀〜△8四銀の'振り返りエルボー'に対し、▲6八金右〜▲5五歩とけん制する意味です。
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 96手という長い序盤をへて、ようやく中盤戦突入ですが…
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通常角換わりの将棋で△6三銀〜△7五歩の仕掛けの筋はこの▲2四歩の筋があり、指しきれないはずでしたが、やはり穴熊の遠さが生きています。
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△6四銀もありそうでしたが、△6四銀だと後に先手から▲7四歩と打たれる筋が出てくるのと、角を8四に動かすことによって△7六歩と打ち▲同銀に△7五歩と銀を殺す筋(本譜も△7五歩とは指されませんでしたがその攻め筋が実現しました)を見せた'後の先'の好手です。
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当然の一手とはいえ、味の良い銀の活用です。
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局後の朝日新聞のインタビューで「角銀交換の駒損になってしまい自信がありませんでした」と加藤君が語っていたのはこの局面でしょうね。
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当然の一手に見えましたが、意外と難戦だったことを考えると、△3三同桂も充分あったと思います。(書いてる私も疲れてきたので加藤君解説願います)
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108手目で本譜の代わりに△3三同桂と取ったのは、この桂跳ねを指させない意味でした。何気ないところですが、加藤君桂を捌きポイントを稼いだか…
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単に△7五歩は7六の銀を取った後当たりが無くなるため手筋の一着ですが、激痛です。
(したがって、▲7六同銀ではなく、▲6八銀を検討していたのですが、△6六歩の味が良すぎて引けませんね)
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部分的にはひどい利かされで、金内さんの放った手裏剣(△7七歩)に対し'真剣白羽取れなかった'でこめかみに刺さったまま頑張ります。
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第3局もあったので、あまり検討されなかったのですが、結果的に朝日アマ名人失冠につながる一手(本局は勝ったのですが)ではなかったのではないしょうか。ここは単に▲7四歩とし、以下控え室の検討では後手が一手かけて△2五金と取る変化になり、本譜とは一手と金一枚違う可能性がありました。結果的には逆転勝ちを収め、第3局に持ち込んだのですが、第1局と違い同日すぐ行われることを考えると同じ勝ちにしても内容が重要だと思いました。
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この激痛の桂馬は、渡す必要がなかった筈だったのですが。
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この手も痛い7六の歩が痛い利かされで控え室では▲8二と△7七歩成▲同王で次の▲7一飛の王手角取りを見せて充分戦えるというものでした。というのも、
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長い神経戦の中初めて金内さんが指した悪手(だと思いました)ここは△8四飛と逃げれば、▲8三香(本譜は8五からでしたが)or▲8二銀(本譜でも充分にあった手と感想戦でありました)と飛車を押さえ込まれる手がなかったためです。
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この手自体は疑問手(結果論で意味ないですが、この後▲8五香と打たれ結果的に損をしたという意味です)かもしれないのですが、金内さんといえばねちっこい将棋のイメージがあり、将棋は最後の詰む詰まないを除くと攻めの将棋は逆をいうと受けが弱いまた受けが強い将棋は攻め味に欠ける(瞬発力に欠けるとでもいうのでしょうか)と100%という人はいないのですが、本大会の挑戦者決定戦といえる決勝の秋山戦でも見せた切れ味で'朝日アマ名人'獲得につながった一着ではなかったかと思います。
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ここは▲5二桂成と指すべきでしたっけ(疲れてきたので加藤君SOSです)
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ただ、こうしっかり受けて余しているようです。7四のと金が大きいです。「どうも本局は加藤さんのほうが良い将棋だったんですね」(立会人加藤九段)
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 こう逃げて、3局目が見えてきましたが…
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 今期名人戦第3局で羽生王座・王将の△8六桂を思わせる桂跳ね。この手に対しては本譜の▲5七金が受けの形ですが。
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 こう出られてみると、先手にピッタリした受けが難しく、感想戦でも長考していましたが、結論が出ませんでした。
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 金内さんにうまく手を渡され、1分将棋で着手。しかしこれは…
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 以下「▲7三王には△8一桂▲8二王△9二金、▲7五王と戻るのは△6六銀で金内さん勝ち…」立会人の加藤九段も「ん!これはひどい頓死か」興奮がボルテージに達していました。
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 本譜でこの手が指されるや否やで朝日の村上記者「△8一桂には8五の香車が利いているよ」加藤君の足がロープに掛かっていました!
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 危機は去り、後手の6一の飛車を2一に動かし加藤玉が入玉を果たした格好になり、勝勢となりました。
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 ここで金内さん投了。
三番勝負は1勝1敗となり、第3局目に持ち越されることとなりました。戻って頓死かと思われた158手目の△9三金では△8二金なら(控室では△8一桂で後手勝ちではないかということでしたが、この手には▲8二角で先手が残しているようです)逆転で後手の金内さんが勝っていたようですが、これが判ったときの金内さんの表情は「あっ…」という感じでむしろ笑みさえうかべており(ように見えたのですが)既にすぐ指される第3局に気持ちを切り替えていたのが、結果的に第3局を制し新朝日アマ名人となったのではないかと終わってみて感じました。

                                     以上

→【第1局】観戦の記

→【第3局】観戦の記


■ご参考
【加藤幸男朝日アマ名人防衛戦(加藤徹)2008/06/01 14:19up

【朝日アマ名人戦:6/1】応援観戦記:第2日目(廣田)2008/06/02 23:18up




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【朝日アマ名三番勝負:加藤幸vs金内 5/31-6/1】観戦記(3局目):長岡

2008/09/28 22:26
第31期朝日アマチュア将棋名人戦(加藤幸男氏 VS 金内辰明氏)【第3局】観戦の記

―NEC将棋部幹事 長岡(H20.6.1)―


【第3局】

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 第1局ではこの手で▲2六歩△3二金▲2五歩の進行でしたが、この手は始まったばかりですが、朝日アマ名人を獲りに行った勝負!の一手です。
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 ここは、△5二飛と中飛車にしても通常の中飛車よりは随分得しているように思いましたが。
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 これは、金内さんの矢倉を受けて立つことを表した一手で、矢倉戦も加藤君の研究範囲だったと思います。
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 序盤虚々実々の駆け引きの出だしでしたが、ここまで進むと「森下システム」の矢倉戦となりました。以前は後手が△6四角と出て▲3七桂と進む将棋や、後手から5二の金の形のままで△9三香(9四の方が良いのではと思った時期もありました)〜△9二飛のスズメ刺しの将棋が多数指されましたが、後手が無理して動いている感があり、先手充分という認識があったのですが、最近図書館に行って新聞に掲載されている将棋をCOPYしていると本譜の展開で後手が快勝している将棋があり、その後同形の将棋が指されているところを見ると実は後手も充分指せるのではないかというのが今の私の見解でもあるし何より、後手矢倉を受けて立った加藤君の研究だと思います。
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 さっき長々書いた後手の研究の主眼となるのがこの一手で▲6八角と見合いになりそうで考えられなかった一手ですが、▲3五歩と突くと…
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本譜も▲3五歩でした。ちなみに今期王位リーグで▲久保八段vs△橋本七段戦では、▲3七銀△3一玉▲4六銀の進行でした。当初は振り飛車党の久保八段の矢倉なので
何を考えているのかと思いましたが、新聞将棋を集めているうちに実は最先端の将棋であることが判り慌てて取り直しました。
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 3手前の▲3五歩に△同歩▲同角としたところで、突き捨てました。これは▲同歩なら△9六歩▲同歩△9七歩▲同香△8五桂▲8六銀△9七桂成▲同銀△3四香と田楽刺しの時(またはさっきの手順中)に▲4六角の手で8二の飛車取りを防いでいる意味です。このあたり研究範囲だと思っていたのですが、少考しての着手だったのは気になったところです。
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 というわけで5五の歩は取りませんでした。
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 私が見つけたのは、ここで△3一王(すぐ△6四歩は▲6五歩の筋が嫌味なようです)▲5七銀△2二王▲6八銀右△7二飛▲1七桂△3四歩▲2六歩△2四銀▲3六歩(すごい辛抱ですね)と進んだ昨年の王座戦▲森下九段vs△森内名人戦でこう進むと「5六金で先手が攻撃態勢を敷きにくくなっている。(中略)これでは矢倉の先手番としては不満といわざるを得ない。」(観戦記より)正確な日にちは調べていないので多分間違っているとは思いますがこの将棋がバックボーンになって王位戦▲羽生vs△深浦戦や本局の展開(さっきの▲久保vs△橋本戦も)いるとすると本譜の仕掛けではなくこっちのほうが本筋だったように思うのですが。(たださっきの▲森下vs△森内戦のその後の展開で自信が無かったというのもうなずけますが)
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 突然の仕掛けでびっくりしましたが、38手目の少考はこの手が予定の一手で確認していたものでした。
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 加藤君予定の仕掛けですが、飛車と香の形が反対じゃないかと私はつい思ってしまいます。ただこの手で△9三香は▲6五金と出られる手があり(この手は観戦に来られていた山梨県屈指の強豪杉野忠夫さんから教えてもらいました)まずいようですが、その手には△8一飛▲7四金△8五桂でどうか(脱線してしまいすいません)
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 一気に中盤戦に突入しました控室の廣田さんとの検討では▲9八歩(私)△7五歩(廣田さん)▲同金△7一香と攻められて困っていましたが。
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 つい▲9八歩と打ってしまうところですが、この手が朝日アマ名人戦獲得につながった受けの好手ではなかったでしょうか。加藤君も正直に「うっかりしていました。
いい手ですね」と局後の感想戦で語っていました。ここで歩を打たないことによりさっきの△7五歩の攻めに▲7四角△9五飛に▲9六歩や、△9五飛ではなく、△9三飛には▲9四歩(△同飛に▲8三角成)等9筋に歩が使えるようにした意味です。まだ難しいところですがこの手を指されて動揺してしまいました。
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 しっかりした一着で、立会人の矢倉の大家加藤九段も一目の一手です。
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 この一手で右の銀と同時に飛車の横利きを通した一石二鳥の味の良い一手です。
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 この手は局後問題とされた手で、ここは△6五香▲同歩△3一玉としたかったところでしたが、(詳しくは廣田さんのレポートをご覧ください)ただ仕掛けてから△3一玉もおかしいところではあるので、難しいところです。ただ結果的にこの直後悪手をさしてしまい、勝負所が無かったことを考えると△3一王(△6五香▲同歩を入れてからですね)と指して勝負してほしかったと思います。
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 この手が朝日アマ名人失冠につながる敗着でした。「ここは△9三飛▲6一角成△9六歩▲6二馬△9七歩成▲7七王△6五香▲5二銀△3一王▲4三銀成△同金と勝負するしかなかった」(加藤君談)(↑忘れてしまったので加藤君補足願います)ところでまさしくその通りだと思いますが、その前の▲8九桂と直前の▲5七銀の2手の好手が悪手を指させたものだと思います。
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 仕方が無いとはいえ、6四に打った香車は金を取れず只で取られる形になってしまいました。ここで△3一王とも指せず、一辺に金内さん優勢となりました。
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 勝負を捨てない頑張りに見えますが、こう打っては勝つ見込みが全くなくなってしまいました。本当は何か指して、遊んでいる7三の銀を▲7三馬と取ってもらわなくてはいけなかったのですが、さっきの何かは何も指す手がないですし、当然▲4一馬と寄せられるのでどうしようもない局面ではありました。
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 気楽な控室では▲4一馬で金内さん勝ちというものですが、対局者なら当然の一手です。金内さん朝日アマ名人まであと一歩。
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 将棋の場合どうやっても勝ちというところから逆転したのは枚挙にいとまがない位で具体的にはどう指すか難しかったのですがこの手は俗手の好手で感心しました。
他にももっと良い手はありそうですが、歩を使う手で悪手にはならず、参考になります。
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 唯一先手の懸案だった攻めの細さでしたがこの好手でもう一枚攻めに厚みが加わり金内さん必勝形です。
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 いわゆる'森下桂'でとどめを刺しました。
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 最後は鮮やかに寄せてここで加藤君無念の投了。金内さんが初の全国タイトルである新朝日アマ名人となりました。

【3番勝負を終わって】

 局後の感想戦の後、新朝日アマ名人となった金内さんは、朝日新聞、NHK囲碁将棋ウィークリーのインタビューに答えていましたが、込み上げてくるものを抑えてのインタビューとなりました。
 金内さん、新朝日アマ名人獲得おめでとうございます。
 最後に1局目の観戦の記にも書いたように(あんなこと書くんじゃ無かったですね)加藤君としては2.5勝0.5敗くらいで勝てたのではないか(現代の後手のハンデをうまく指していたからというのが1局目で勝てる根拠とした理由でかつ1局目の後手番は決着局である3局目では先手を取れるのではないかというのがもうひとつの理由でした)と感じた勿体無い負け方だと思いましたが、この後のアマ竜王戦全国大会〜朝日オープンでは強いのがわかったので期待を持たせてくれる敗戦だったとは思います。が、7年前の私とは違い、目いっぱい戦っての敗戦ではなかったのが(負けたのが一番残念だったのはもちろんですが)、もうひとつ残念でした。


                                     以上

→【第1局】観戦の記

→【第2局】観戦の記


■ご参考
【加藤幸男朝日アマ名人防衛戦(加藤徹)2008/06/01 14:19up

【朝日アマ名人戦:6/1】応援観戦記:第2日目(廣田)2008/06/02 23:18up





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【例会9月20日】下北沢例会便り

2008/09/23 23:58
厚芝です。
9月20日(土)に、将棋部の下北沢例会を開催しました。
今回は、瀬川師範、初参加OBの斉藤さん、ゲストで常連化しつつある伊藤さん、女流育成会員の飯野さんを含む23名が参加。
また、指導対局15局、下北沢リーグ46局、職団戦壮行試合5局で、総対局数は66局!!
手に汗握る熱戦も多く、活気溢れる例会になりました。
更に、第八期下北沢リーグが終了。磯谷新名人が誕生しました!

師範_:瀬川四段
手合係:厚芝
出席者:工藤、久保、下地、大石、廣田、磯谷、古海、柳澤、吉田、藤本、岩永、加藤徹、松山泰、
     斉藤、北野、小林、嵯峨野
ゲスト:伊藤さん、飯野さん、菊本さん、増田さん
以上21名、敬称略

1)瀬川師範による指導対局(13:00〜17:00)
飛落_:●久保、●下地、○大石、●磯谷、○古海、○岩永、●斉藤、●小林、●嵯峨野 
飛香落:○工藤、●柳澤、●藤本、●松山泰
二枚落:●菊本
六枚落:●増田

5面指し指導対局は下手の4勝11敗でした。
勝利をあげた大石さん、古海さん、岩永さん、工藤さん、お見事です!おめでとうございます。

以下は、見事勝利した工藤さんの飛香落ちです。コメント付きでどうぞ。

40手目▲3七桂としたが、上手からこの桂頭狙いの攻めがあり、下手からは2筋突破狙いの攻防となった。
60手目▲2八飛〜66手目▲2一飛成が実現し、下手が面白くなってきた。
しばらく受けに回り、74手目▲7九銀で▲3一竜とできる目処が立った。
▲8四桂からの詰みを狙い、81手目△6九角とされても詰みがなさそうだったので、間違わないように心がけた。
結果「○」。久し振りです。

2)第八期下北沢リーグ(12:00〜17:00)
半年間で争われる下北沢リーグも今期で八期目を迎えました。
ちなみに、これまでの下北沢名人は下記の通り。
第一期 久保 宏二
第二期 大石 三真
第三期 久保 宏二
第四期 廣田 公潤
第五期 吉田 卓克
第六期 吉田 卓克
第七期 吉田 卓克

第八期リーグは2008年4月から開始され、今回が最終日。
前回までの順位は、1位:磯谷さん、2位:久保さん、3位:吉田名人で、磯谷さんが2馬身のリード。
しかし、最終日、吉田名人が怒涛の追い上げを見せ、最終局を前にして2点差まで詰め寄ります。
最終局、吉田名人の相手はゲスト参加の菊本さん。名人位のゆくえは、吉田vs菊本戦の結果次第となります。
吉田名人は、菊本さんに勝てば逆転で4連覇、負けると磯谷名人の誕生!
注目の大勝負は、相穴熊の激戦の末、菊本さんが勝利!4連覇の夢破れ、磯谷新名人が誕生しました。

1位 磯谷 亮輔 16勝5敗 勝点53 賞品:谷川九段の上扇子 
2位 吉田 卓克 13勝13敗 勝点52 同_:大内九段の詰将棋本
3位 久保 宏二 11勝13敗 勝点46 同_:中原十六世名人の次の一手本
4位 加藤 徹_ 13勝5敗 勝点44 
5位 大石 三真 10勝11敗 勝点41
6位 岩永 勇_ 13勝1敗 勝点40
7位 松山 泰久 9勝11敗 勝点38
8位 藤本 幹夫 9勝9敗 勝点36
9位 廣田 公潤 10勝4敗 勝点34

最多対局数:吉田(26局)
皆勤賞:磯谷、久保、加藤徹、大石、藤本、小林 以上6名(敬称略)

リーグ表を添付しますのでご覧下さい。
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3)職団戦壮行試合(12:00〜13:00)
今回初の企画として、10月5日に迫った職団戦の壮行試合を行いました。
対戦するのは、NEC全社チーム選抜(NEC海外(1)とNEC(4)の混成チーム)vsNEC玉川チーム選抜。
5対5の団体戦で、開始30分後から一手30秒にする職団戦Cクラス以下と同じルールで対局しました。

   NEC全社   NEC玉川
大 ○廣田 公潤 − 工藤 文男×
副 ×柳澤 清_ − 久保 宏二○
三 ○磯谷 亮輔 − 下地 進_×
四 ×厚芝 茂樹 − 大石 三真○
五 ×藤本 幹夫 − 吉田 卓克○

2勝2敗で最後に残った四将戦で、終盤厚芝が即詰みを逃し(涙)、大石が逆転勝ち。
NEC玉川選抜が3勝2敗で勝ちました。
本番の職団戦では、それぞれのクラスで優勝を目指し頑張りましょう!

4)打ち上げ&2次会
参加人数が多くなると、定番の「餃子の王将」が使えなくなりますね〜
これも時代でしょうか(笑)
瀬川師範、ゲスト参加の4名を含む16名の大量参加!楽しいひと時でした。
恒例の2次会カラオケでは、巨人−阪神の首位攻防戦をTV観戦するため、厚芝さんが帰宅。
電車に乗った時点で9−1だったのにねぇ〜
廣田さんがパフュームを披露し、穴熊王子の意外な一面に、大盛り上がりでしたっ!!

次回は、10月18日(土)12:00から下北沢で開催します。
多数の参加をお待ちしていま〜す。
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リンクの追加(9月30日更新)

2008/09/22 00:09
加藤て@ブログ管理者です。

リンクを追加しました。
口コミで「○○プロ、ブログやってるよ」って聞いても、Yahoo検索で意外と見つかりません。
ご存じの方がいましたら、情報をお寄せ下さい。
#上田女流のブログがあるって小耳にはさんだんですけど・・・

・熊倉女流:追加
虹色の人生
ブログは一時期休止されていて、再開となった経緯があったようです・・・って休止前のことは知らなかったんですが。
最近、体調を崩したという日記があります。早く復活して活躍して欲しいですね。
NEC将棋部員の中で、ファンは多いです

・野田澤女流:追加
ひだまり将棋
野田澤女流と言えば、イベントでカメラを持っている姿を想像される方が多いと思います。
胡蝶の夢は写真オンリーですが、こちらのブログは、将棋についてしっかり意見を書いています。
更新頻度は1週間に1回ぐらいみたいです。

・大庭美夏女流:追加
いっつ日記
「LPSA」「子ども」「つぶやき」などのカテゴリーがあって、ホント「日記」を書いているなという感じです。
「パン」「ベランダ」などのカテゴリもあります。
「パン」の写真は、モチモチ感が伝わってきて、うまそうです(笑)

・上田女流:追加
ま、いろいろあるよね
ほのぼのとした女のコらしい日記です。
ちょっと前まで、「さーんぽすすんでにっほさっがるー♪」というタイトルでした。
もうちょっと更新頻度が上がれば、ファンの方にはたまらないでしょうね〜(笑)
現在は月イチペースです。

・畠山鎮プロ:追加
男気日記
その名も「男気日記」。カッコいいです。
阿部プロの強気日記は、お互い意識しているのでしょうか?

・加瀬プロ:追加
加瀬教室の部屋
加瀬プロが開いている将棋教室「加瀬教室」のスタッフブログといった感じです。
スタッフと言っても、スタッフはプロの方々。
スタッフの「今日の1日」に対し、加瀬プロが返信するというちょっと珍しい(?)形式になっています。
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【9月13日〜15日】上宮田合宿レポート

2008/09/20 01:43
厚芝です。
9月13日〜15日に、上宮田合宿を行いました。
その模様をレポートします。

恒例となった上宮田合宿。9月13日〜15日に2泊3日で行いました。
初参加は、OBの井上さん、唯一の二十代の田口さん。その他13名は前回1月に参加したメンバー。
計15名の参加で、ここ数年最多の参加者数となりました。

9月13日14時頃、三浦海岸駅前の京急ストアで、恒例の酒とつまみの買出し。合宿に酒とつまみは欠かせぬもの。
また、北野さんが日本酒の4合瓶を2本差し入れてくれたので、「いいちこ」と「アーリータイムズ」を1本ずつ購入して上宮田保養所へ。
酸いも甘いも部員の嗜好も知り尽くした北野さん、さすがです!!
15時にチェックイン。スーパードライで乾杯した後、15時半から早速対局開始!!

(以下敬称略)

【各種大会】
上宮田合宿では4種類の大会を行い、各大会の順位によってポイントを獲得する。
合宿終了時、ポイントを最も多く獲得した者が、総合優勝となる。
大会は以下の通り。
総当りリーグ戦_:初日
変則トーナメント:2日目午前
ABCリーグ戦_:2日目午後〜夕方
自由対局___:2日目夕方〜合宿終了

【総当りリーグ戦】
総勢15名で1人当たり14局、持時間は7分切れ30秒。全局消化のために、必然的に持時間は短くなる
桑原、上田の両名は、申告制で時間ハンデ(10分対4分)適用可とし、先後は時間ハンデがある場合も含め、全て振駒とした。
獲得ポイントは、優勝者が150点で、以下10点きざみでポイントを獲得する仕組み。

306号室にテーブルを4脚入れ、将棋盤を7面並べて準備完了!
14名が一部屋に集まり、熱戦が開始される。あまりの熱気に冷房も間に合わず、文字通り熱〜い戦いの火蓋が切って落とされた!!
ここで、抜け番の1名はお風呂タイム。一局7分切れ30秒なので、ゆっくり浸かる余裕はありませ〜ん(笑)

出足好調だったのは北野、古海、村尾、久保、田口の5名。
しかし、夕食後には、徐々に全勝者が消えていく。
6局を指し終えたところで、桑原が気分がすぐれないとの事で休憩をとる。
残る14名が指し続ける間、1時間ほど休んでいたが改善せず、村尾の付き添いで病院へ。
残念ながら、桑原はこのままリタイアとなった。

病院に付き添った村尾が戻り、対局に合流。
対局消化が早い人は、23時過ぎに全局終了。深夜2時頃にはほぼ全員消化したが、今西が2局を残し寝てしまった(協議により0.5勝扱い)。
2時を過ぎても自由対局が延々と続く。
北野は、もう寝たいと言う田口を捕まえて、
「なにい〜。合宿に来て寝られるなんて思ったら大間違いだ!」
と一喝。
結局2人で連続9局指し続けた。
厚芝は、4時にグロッキーとなり、隣の部屋へ行きお休みなさ〜い。
その後も不夜城と化した対局室では、駒音と時計音が鳴り響く。いったい何時まで指し続けたのだろうか???

総当りリーグ戦の結果は、ヤングパワーの田口が13勝1敗の成績で優勝し150点を獲得。
2位は11勝3敗の好成績で古海が140点をゲット。
続いて久保、厚芝、北野の3名が10勝4敗で並んだが、直接対決の勝敗により久保が3位(130点)、厚芝が4位(120点)、北野が5位(110点)となった。

【変則トーナメント】
初日の総当りリーグ戦成績下位者がシードされる変則トーナメント戦。
成績上位者ほど勝ち上がるのが大変な仕組みになっている。持時間は20分切れ30秒。
ベスト4の顔ぶれは、北野(初日4位)、池野(同7位)、井上(同12位)、上田(同14位)。
初日12位と14位の2人が勝ち上がるあたりが、変則トーナメントの面白いところ。
決勝は、北野vs上田。
結果は北野が貫禄勝ちで100点獲得。大健闘の上田は準優勝で80点を獲得した。
以下3位が池野(70点)、4位が井上(60点)となった。

【ABCリーグ戦】
昼飯は定跡通りに、散歩がてら海岸沿いのお店へ。ずっと座りっ放しだったので、歩くと気持ちがいい
ラーメン屋とジョナサンの二手に別れ、ビールで乾杯。帰りにセブンイレブンに寄り、お酒やお茶等の補充をし、保養所に戻る。
総当りリーグとトーナメントの合計ポイントで、A級、B級、C級にクラス分け。
そこで、3局戦い、各組優勝が100点、2位が80点、3位が60点、4位が50点、5位が40点、6位が30点を獲得する。
持時間は15分切れ30秒。

クラス分けは、以下の通り。
A級:北野、田口、池野、久保、古海、厚芝
B級:B級:村尾、川崎、引野、上田
C級:C級:井上、赤塚、猿渡、今西

A級は、北野と古海が出だし2連勝!
しかし、3回戦で、北野が田口に負け、古海が久保に勝ったため、古海がただ1人3連勝で見事A級優勝。
2勝1敗が3名出たが、対戦相手の勝ち数の合計で順位を決定し、2位田口、3位厚芝、4位北野となった。

B級は、2回戦を終えて村尾と川崎が2連勝!
3回戦で両者が当たり優勝を争った。結果は村尾が勝って優勝。2位は川崎となった。

C級は2回戦までただ一人2連勝だった赤塚が井上に敗れて、赤塚、井上、今西の3者が2勝1敗と
なった。従って、C級は優勝者3名となり、獲得点数は3名とも80点とした。

【自由対局】(勝ち:5点、負け:2点)
夕方、北野が帰り、13名で夕食の時間を迎え、ビールで何度目かの乾杯〜!
夕食後は19時半から23時まで、離れのカラオケルームで歌&将棋三昧。
カラオケは、今西の「さくら」(コブクロ)でスタート。
酒とつまみに特別料理のマグロの刺身(夕食の残り)を持ち込んで、盛大に始まった。
一方、将棋盤、駒、時計も3組持ち込んで自由対局も盛んに行われた。
引野が、将棋よりも若干筋が良いのではないかと思わせる喉を披露し、大いに盛り上げる。
池野の歌のうまさにも一堂ビックリ。
合宿恒例の「あずさ2号」(by赤塚&厚芝)も出たが、あまりのうるささに、歌っている本人達もあきれるしかなかった。
カラオケは思い出のメロディーが主体であったが、ひとり田口は二十代らしく、最近の若者向けの局を歌いまくる。
将棋も強いが歌も上手い。これで酒が強ければ、「北野二世」と呼ばざるを得まい。
いつもカラオケの曲名リスト持参の桑原の不在がさびしかったが、合計41曲、よくぞ歌ったものである。
部屋に戻って、自由対局、朝起きてからも自由対局、最終日のチェックアウト間際の9時40分まで指し続けた。

自由対局の結果は獲得点数順に上位から、赤塚(78点)、田口(70点)、川崎(61点)、北野(57点)、久保(53点)となった。

【表彰式】
総合1位は340点を獲得した田口、準優勝は317点の北野、3位が269点の古海で、この3名には賞金が贈られた。おめでとうございます。
さらに4位の村尾、5位の久保、ブービーの猿渡には、賞品(土産物)が贈られた。
こうして3日間にわたる合宿も終了。次回幹事は田口、北野の両名に決定。よろしくお願いしま〜すっ!!

皆さん、3日間お疲れ様でした。

総合成績
_勝:田口 優勝おめでとう!総対局数40、総勝数27もトップでした。
2位:北野 トーナメント優勝はお見事。一泊で参加で総合2位はサスガ!
3位:古海 A級1位は素晴らしい!総合勝率1位(.714)もご立派!
4位:村尾 卓球は無敵の強さでした。あんたは強い!
5位:久保 会計係、ありがとうございました。
6位:川崎 自由対局の勝率(.786)は驚異的。川崎システムは手強いぜ。
7位:赤塚 自由対局の獲得点数78、対局数21はナンバーワン!
8位:厚芝 もう少し頑張れば5位だったのに・・・。
9位:井上 トーナメント4位はお見事。カラオケはさらにお見事!
10位:池野 総当りリーグは後半地力を見せた。前半のつまずきが残念。
11位:上田 トーナメント準優勝は天晴れ!一手頓死には参りました。
12位:今西 今回は将棋よりカラオケで勝負?
13位:引野 総当りリーグは大奮闘。でも、後半バテたか?
14位:猿渡 ブービー賞獲得おめでとうございます。
15位:桑原 お大事に。しっかり治して次回の合宿に参加してください。
画像


【付記】
桑原さんが、初日夜、病気リタイアとなり本当に残念でした。
一刻も早い復活を部員一同願っています。
病院に付き添って下さった村尾さん、桑原さんの荷物を届けて下さった古海さん、本当にありがとうございました。
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【9月13日】白瀧あゆみ杯準決勝レポート

2008/09/14 23:40
9月13日、白瀧あゆみ杯の準決勝、中村真女流初段−上田女流二段戦鈴木女流初段−山口女流2級戦を、小林さん、柳澤さん、加藤徹で観戦してきましたので、レポートします

14時半開始に間に合うように14時頃、千駄ヶ谷駅に到着したら、上田女流らしき人物を発見!
でも以前から「ぽっちゃり&ボーイッシュ」のイメージがあったので、
「あんな細くないよな・・・人違い人違い」
と思ったら、鈴木女流と合流して会場に向かっています。
それで、上田女流と認識出来たわけ。
年頃の女のコは、ちょっと見ない間にどんどんカワイクなります(笑)

14時10分会場到着。小林さん、柳澤さんと合流。
小林さん、鈴木女流を見かけるなり、二言三言の応援メッセージを送ります。鈴木女流も笑顔で挨拶。
鈴木女流は、華がありますね〜

会場は50人ぐらい収容可能な会議室。ほぼ満席といった感じ。
女流棋士好きな方々に交じって、有名アマ強豪の顔もちらほら。
白瀧あゆみ杯は、振り袖姿の席上対局だと思ったら、対局は別室で指し手を伝える大盤解説。ちょっと残念。
また対局は、15分切れ30秒のスプリントレース。

「ぶっちゃけ、優勝候補は?」と私。
「上田−中村戦が事実上の決勝戦だと思います」と小林さん。
白瀧あゆみ杯は、今年で3期目。
第1期優勝の上田女流第2期優勝の中村真女流が準決勝で当たりますが、こちらの山の勝者が手厚いだろうという評価でした。

ほどなくして、解説の瀬川四段、貞升女流1級が現れます。
続いて、対局者の紹介。
山口女流は、夏の制服にメガネ。アニメのキャラのようなカワイイ女のコといった感じ。一瞬コスプレかと思いました(爆)。
鈴木女流は、秋を意識した黒とグレー基調の上下。落ち着いた色だけど華やかに見えるあたりが、カンナちゃんって感じ
対局者紹介があるので、スーツという「勝負服」でなく、オシャレを前面に出したのでしょう。
中村真女流は、クリーム色のジャケットに白のシャツで清楚にまとめています。こちらは勝負服と言う感じ。
上田女流は、水玉のブラウンのブラウスに、ところどころ止めた髪型が目を引きます。ちょっと小悪魔風でしょうか。
1人ぐらいは矢内女流っぽいパンツルックかなと思いましたが、皆スカートでした。
公開対局、対局者紹介、室内対局のシチュエーションに合わせて、服装を選んでいることが分かります。

対局開始まで、解説、聞き手の2人のトークが始まります。
「恵梨子ちゃんは小学生の頃から知っていて、堀口門下の妹弟子なんですよ〜」
「ガンガン攻めてくるのでコワいですね」
「山口さんは、今日、学校のテストがあった後の対局なので、制服姿なんですね」
「逆に嬉しい人もいるでしょうが(笑)」
「鈴木さんは、居飛車党で穴熊が得意です」
「中村さんは、振飛車党でガンガン攻めてきます」
「攻め好きな方が多いですね」
「上田さんは振飛車党ですが、最近は居飛車もやっていますね。イビアナですが」
「貞升さんは穴熊やらないんですか」
「はい。ほとんどやったことがないです。急戦ばっかりです」
「あっ!でも急戦は大事ですよ!いきなり穴熊をやるのはお勧めしないです」
「急戦でしっかり勝ち切れるようになると、終盤の力がつきますからね」
「急戦もしっかり研究すれば、居飛車良しになりますよ」
「えっそうなんですか」
「はい。でも終盤、王が薄いので勝ち切るのは大変ですけど」

ちょっとすると、野田澤女流が棋譜用紙を持って現れます。
対局が開始!局面が進んだようです。
鈴木女流初段−山口女流2級は、鈴木女流が先手。山口女流がいきなり△5四歩と突き中飛車へ。
駒組が進むと、実戦例がある形(第1図)になります。
画像

ここから、後手山口女流、果敢に△6五歩。
△9四歩と▲9八香の交換を入れて・・・など駆け引きをしないところが、若さの特権と言う感じ。
第1図以下、△6五歩▲6八銀上△5五歩▲6五歩△5六歩▲6六銀△5五銀と進行。
しかし、この後思ったほどの成果を上げることが出来ず、第2図へ。
画像

第2図、鈴木女流圧勝ペース。会場は声に出さねど「あ〜ぁ」のため息が聞こえるようでした

もう一方の中村真女流−上田女流戦は、四間飛車vsイビアナへ。
中村真女流が、イビアナ完成前に動きます(第3図)。
画像

決戦を先送りにしたい上田女流は、第3図から△3二金▲5四歩△同銀▲4六歩△5三金と、ひたすら低姿勢で決戦回避の構え。しかし、着実に中村真女流にポイントを稼がれ、第4図へ。
画像

ひと目、△5三金と△9四歩の2手が勿体ない感じ。先手優勢!

終わったはずの鈴木女流初段−山口女流2級に異変が・・・
第2図から▲2四歩に対し、山口女流渾身の勝負手△3九銀(第5図)。
画像

以下、▲2五飛△3三桂▲1五飛△2五金▲2一飛△5一金左▲2五飛△同桂▲7五角と進行。
最終、▲7五角は3九銀取りになっていますが、△2八飛とされ銀を取りにくい格好。
勝負手、しかし、タダ取りされるはずの△3九銀は、この後△4八銀成〜△5八成銀〜△6八成銀と大活躍。
「攻め好き」山口女流のパンチが的確にヒット!
また、鈴木女流の狂った歯車は最後まで戻らず、82手で山口女流が勝利(投了図1)。
画像

局後の瀬川四段解説では、第2図から▲2四歩よりも、▲6四歩、または、▲5六金が良いということでした。
そうは言っても、△3九銀は、先手から気付きにくく、△4四角と「死んだふり」をした山口女流の勝負の呼吸が見事だったと言えます。

残るは中村真女流−上田女流戦
第4図から、中村真女流、▲7五歩△8四飛▲5五銀と総攻撃開始
上田女流、何とか攻めをいなそうと△5七歩(第6図)。
画像

しかし、その程度では、この日の中村真女流を止めることは出来なかったようです。
第6図以下、▲5七同飛△6五桂▲5六飛△7七桂不成▲5四銀△同金▲同飛△8九桂成▲5二飛成△3一銀打▲5四歩と進行。
▲5四歩が入っては、先手の攻めは切れません。終始強気の指し手を貫いた中村真女流が85手で勝利(投了図2)。
画像

8四飛が最後まで取り残された形になったのが、本局を象徴しています。△8四飛では△8六歩が勝負の呼吸だったと思います。

15分切れ30秒という短時間の対局条件ということもありますが、直線的なパンチの応酬が見ごたえがありました。
かくして決勝は、山口女流−中村真女流。二連覇か、初優勝か、要チェキです。
しかし、小林さん曰く、
「応援していた方が、両方負けた・・・」
いえいえ、決勝見ごたえある対局を期待してますよ〜。両者とも頑張って下さい(笑)
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【練習会9/3】天野三段の将棋教室!!

2008/09/08 23:09
秘かに4枚落ちに進級したK女史です!

毎月恒例!奨励会三段・天野先生による将棋教室(9/3水)の模様をご報告致します。
芝倶楽部で指導対局をお願いしました。
画像

★前回8/6(水)の模様↓
 【練習会8/6】天野三段の将棋教室!!

12回目の今回は7名参加。
今日の初参加は、府中勤務の浜田さん。
2年前の社団戦に厚芝チームで参戦したことがあるそうです。
府中からだと指導時間に間に合わないと諦めていたとか。
遅れても大丈夫!是非これからもご参加下さい。

■参加者
浜田・赤塚・RI・下地・工藤・柳澤・K女史

さて、指導対局は18:30開始で、終了は10分ちょい延長の20:40頃。
(詳細は各自のコメントをご覧下さい)

打上げは、、、
お気に入りのテーブルマジックのお店が満員で行けず、
すみませーん!
今回も例の中華飯店でした〜。

話題は持将棋。
プロの対局では、相手との合意のもと適用される持将棋。強制ではないのでルールを知らないプロもいるとか。
(天)「N四段にいきなり『王様って何点?』と聞かれて驚いた。持将棋ルールを知らなくて、24点くらいあったのに、逆転されて負けちゃったらしい。持将棋の時にどうすれば有利になるのかが全くわからなかったらしいけど、プロならそれぐらい知ってるだろ〜」。

ほか、バカ詰めや将棋マンガや女流さんやプロの世界etc。
毎月のマニアレクチャーで少しづつ理解できるようになってしまいました〜


次回は、10月1日(水)です。
 【↑毎月第1水曜日】

来月の天野教室は、おかげ様で祝!1周年!
何かいいことがあるかも!?


---参加者のコメント---

■RI(角落ち●)
今回から角落ちに進級(?)ということで、例によって赤い本で定跡を勉強して臨んだところ、序盤早々あっさり本の手順から離れる。
画像(図1)

中盤、図1から、▲4五歩△同桂▲同桂△同銀直▲同金△同銀と進み(図2)、
画像(図2)

さてここが決め所と長考するが、局後の指導で、実はその直前の△同銀直のところで▲4六桂(図3) という決め手があったことを指摘いただく。
画像(図3)

そこで腰を落ち着けてもその手を発見できたかどうかは怪しいが、▲4五歩から図2までは一本道と思い込んで、途中で他の手を何も考えずに進めてしまったのは反省点。
図2からは▲3四桂△5三歩▲4二桂成△同玉▲8四飛△6四桂と進み、ここでは下手難局とのこと。
以下、△7六桂〜△8八金〜△6六角で飛車を抜かれる筋をうっかりしていて、万事休す。
部内の大会でもよく王手飛車をくらっており、もうちょっと王手飛車の筋を警戒しなければならないようです。

打ち上げの中華飯店では、そろそろお腹もいっぱいかという頃になって新たに4皿ほど出てきたのには唖然。
さすがにこの攻撃は6人の屈強(?)な男性陣をもってしても受け止めきれず、最後結構残ってしまって、もったいなかったですね。
追加注文の前には、皆の腹ぐらいを確認しましょう>幹事さん

【幹事】すみまっせん!
食べる気マンマンだったのですが、思ったより服がきつくて入りませんでした〜
今度はユルユルの服で臨みます


■下地(飛車落ち●)
飛車落ちの手合いでは下北沢の例会と合わせて、3連勝中だったので、あと2回勝てれば、飛車落ちを(自主的に)卒業しようと目論んでいましたが、上手の仕掛けから数手で投了を考えた位ひどい形になりました。
自分の勝負弱さを痛感しました。当分は飛車落ちで頑張ります。

#負けた時の棋譜は覚えていませんと言いたいのですが、前回勝った時の棋譜を記載したので、今回も記載します。

・飛車落ち棋譜
△3四歩▲7六歩△4四歩▲4六歩△3二金▲4八銀△4二銀▲4七銀
△5四歩▲5六歩△4三銀▲6八銀△6二銀▲5七銀△5三銀▲6八飛
△3五歩▲3八金△6二玉▲4八玉△7二玉▲5八金△6二金▲9六歩
△9四歩▲3九玉△3三角▲4八金左△1四歩▲8六歩△1五歩▲8五歩
△7四歩▲7七角△6四銀▲6六銀△3四銀▲8八飛△4三金▲8四歩
△同 歩▲同 飛△8三歩▲8八飛△2四角▲7八飛△3三桂▲8六角
△4五歩▲同 歩△3六歩▲同 銀△4五銀▲4七銀△4六歩▲5八銀
△5六銀(以下略)

■工藤(飛香落ち○)
飛香落ち3回目です。
戦型は1二に歩を垂らした右四間です。
1回目(4月): 読みきれずに詰ましに行き、「●」。
2回目(6月): 慎重に指した。定跡どおり香のない端を攻め、望外の角を得る。上手の玉が7、8筋へ動き当方の玉と接近、詰むや詰まざるや状態になる。しかし、運よく下手玉が残っていた。重鈍な寄せであったが、結果「○」。
3回目(今回): 2回目の反省から玉は低く囲って駒の接近を避け、香のない1筋を破り、飛車をなって、と金をじりじりと寄っていく。
自玉は早い寄せはない(と思ってた)ので、駒を渡さないように、と金2枚と竜で上手玉に迫った。結果は「○」。
局後先生より、途中5手と9手の2回の詰みがあったと指摘された。
(相手からもらった駒で詰めとなるもので、見えていない。)
また、本局は上手の典型的な負けパターンになったと評して頂いた。


■浜田(飛香落ち●)
お疲れ様でした。とても楽しい一日を過ごしました。
大学時代以来、ちゃんとした盤と駒台を用いて行なわなかったので、あのころに戻った気持ちになり、とても緊張し、わくわくしながら指せました。
将棋を指していて楽しいと思ったのも久しぶりでした。
また天野先生も丁寧に教えてくれてよかったです。

また行きたいと思います!!


■赤塚(飛香落ち●●)
【第一局】  
上手3四歩から3二銀、2四歩、2三銀、3五歩と位取りに対し、下手7筋に飛車を振り2七銀、4七金、3九玉の形になりました。
上手△2五歩の仕掛けに▲3六歩と反発したのが無理で、上手読み切りの銀のタダ捨てから代償にと金を作られ封殺となりました。
▲3六歩では▲2八飛と振れば”あなたの棋風に合ってそうですね”とのコメントをいただきました。

【第二局】
上手3二金、4三銀、3三角から△5一角と引き角にされ△6四角から2八飛を覗く含みで攻めを牽制される展開となりました。
下手も粘り、角交換から▲3一角と打ち、▲7五馬と引き付け必死に玉頭を防ぎましたが、上手は9筋突き捨てから香損で一歩を補充して7筋から桂頭攻めで強引に押しつぶしに来ました。
最後は受け間違えた下手玉を9八にと金で追い詰め投了。
コメントで、7筋を破られる時に金損してでも右翼に玉を早逃げすればまだ下手も指せていたとの事でした。

早指し過ぎてあっと言う間に2連敗は、損なのか得なのか・・・

打ち上げの中華飯店は記録更新の9回目となりましたが将棋漫画の話題で盛り上がりました。
ハチワンダイバー、月下の棋士等、専門家から見ると大爆笑の作品だそうですが、かえって将棋を知らない人のほうが純粋にフィクションとして楽しめるのかも知れません。
戦後、タイトル10連覇の棋士3名を挙げよとの難問も出され、思わぬ正解に一同”目から鱗”状態でした。
さらに持将棋のルールについてプロでも未解決の部分があるということで、千日手やアマチュアルールとの違い等、まだまだ将棋の奥深さを感じさせる話題でした。

次回もよろしくお願いします。


■柳澤(飛香落ち●)
序盤はそこそこがんばるものの、後半失速してまたまた負け。
毎度のパターンで情けない限り。
途中、飛車を横に使う構想が悪く、飛車をそれほど働いていない角と交換することになってしまいました。
普通にゆっくり攻めていればよかったとのこと。
う〜ん、大局観のなさが身にしみます。

振り返ってみると、天野先生には今まで香車の自爆戦法なども絡めたり
しつつ飛香落ちで教えてもらっていますが、これまで1勝7敗(涙)。
2枚落ちにすることも考えないとダメかな〜...

K女史のライバルとしては、追いつかれないようにしっかりしないと(汗)。


■K女史(4枚落ち:ユルユルの○)
初4枚落ち!
私の駒台は歩や桂馬でテン小盛りなのに、盤のどこにも打つ場所がない。。。
天野先生の駒はどれも連携していて、へぇ〜と感心しきりです。
最後の3手詰めは、離れていた龍が眼中になく、しかもそれを犠牲にするなんて思いもつかず。。。
視野も狭いし心も狭い。
詰め将棋ってブルーになります。。。
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【社団戦8月31日】2日目結果〜NEC第2

2008/09/04 09:40
廣田です。8月31日に行われた社団戦2日目、NEC第2チームのレポートです。

●結果(3部リーグ白)
GNEC第2 3勝1敗(計4勝4敗:8位)

5回戦:○ Iなし
6回戦:〇 MTKD
7回戦:× A全逓
8回戦:○ E楽将会KTR

1勝3敗で迎えた2日目。
開始前に思ったことは、「無理をして取り返そうと焦らない」
なまじ4連勝を目指したりすると、大火傷するのもよくあること。
この日の目標は、「まずは2−2、できれば3−1」というのが偽らざる心境だった。
最初(5回戦)と最後(8回戦)はできれば取りたい。
また、7回戦に控えている順位第二位様はチョットきついかな。6回戦が果たしてどうか。
この日初参戦の近藤氏、前田氏、小林氏達の新戦力にも期待。 

■5回戦 vsなし 6−1 ○
オーダ交換時、相手から「うちは1人いませんので」
七将の下地氏の顔が心なしかニンマリしたような。
これで負けるワケには、と思ったが、幸いにして次々に白星を量産
前田氏もしっかり初陣を飾り、最後は近藤氏のスリリングな終盤を皆で堪能しながら快勝となった。

■6回戦 vsTKD 4−3 ○
1500点台後半が名を連ねる粒ぞろい、といった印象の相手。
ここは勝負・・・なんて言ってるソバから私が撃沈。前田氏も討ち取られ、藤本氏×、下地氏○で1−3。
もうだめだ・・・またもA級戦犯か・・・と思ったら、近藤氏・小久保氏が相次いで勝ち名乗り、最後の七将戦に全てがかかる。
最終盤、竹内氏は相手の居飛穴にゼットな2手スキをかける。大丈夫か?
勿論相手はフルパワーで詰めろラッシュの嵐。
しかし、秒読みの中で竹内氏は、正確無比な受けを続け、断崖絶壁で持ちこたえる。
そして遂に相手の詰めろが途絶えた瞬間、決着はついたのだった。
家庭サービスを犠牲にして(私が頼んだんですけど)来てくれた竹内氏に感謝。
「パパは頑張ったからネ!」(←竹内氏の家族向け)。

■7回戦 vs全逓 2−5 ×
この日、2連勝でかなり星勘定は楽になった。
ただ、8回戦を確実に取りたいため、体力温存策をとる。近藤氏、吉田氏、私(前局の反省も含め)がベンチ。
しかしながら、初参加の小林氏が大健闘!
得意の豪腕で猛打、また猛打。大ゴマをぶった切り敵陣に肉迫する。
相手は、小林氏の7七銀に対し8五桂(小林玉は7八にいる)。これは詰めろか?
丁度応援にやってきた瀬川師範を物陰に引っぱって行き(←失礼だねぇ)、
「あれは詰めろですか?」
「いや、詰まないですねえ。なので腹銀打てば、小林さんの勝ちでしょう」
力強い御宣託に、再び戻って盤面を覗くと、おお、まさに腹銀の7二銀が!
ヨシ!あとは詰まされなければ・・・
相手は最後の突撃7七桂成。
取り方は3通り(同玉・同桂・同金)。さぁてこの選択は?
再び師範を柱の陰に引っぱり(←超失礼だねえ)訊いてみると、
「同玉で詰まないですね」
よしよし、と戻ってみると・・・・・・
嗚呼、盤面は同桂で進んでいるではないか。ほどなく敵陣までもぐりこんだ小林玉が捕まった。
惜しかった小林氏、しかしいい将棋でした

■8回戦 vs楽将会KTR 6−1 ○
ここで負けると目算が狂うが、なんとか快調に勝つ。
私が相手の玉を素抜いて大逆転勝ちしたのを横で見ていた小久保氏(この日勝率10割)、
「あの将棋を廣田くんが勝つとは思わなかった・・・」
勝てばいいんです、勝てば。

選手の皆様、お疲れ様でした
応援に来てくれた柳沢氏、ありがとうございました。
とは言え、まだ五分に戻しただけ、とも言える。
まだまだ気を抜くわけにはいかない。秋の陣に向け、戦いは続く・・・
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【社団戦8月31日】2日目結果〜NEC−1

2008/09/03 23:29
加藤徹です。
社団戦2日目、1部リーグNEC−1チームのレポートです。

●チーム成績
INEC−1 0勝4敗(計3勝5敗:11位)

アマ名人戦全国大会出場のエース清水上氏が欠場
加えて佐藤氏が欠場。伊藤御大が午後参戦。
台所事情は苦しいが、個人の戦い、チームの戦い、共に勝利したい。
この日、初参戦の林氏、美馬氏を加え、コマとしては十分に穴埋め出来ると思ったが・・・

■5回戦 vsGオール早稲田 3−4 ×
吉澤氏、細川氏、玉井氏などの主力が不在の早稲田だが、層は厚い。
上位対決を極力避け、下位打線対決を目論んだら、林氏が山田氏とマッチアップ!
ブランクのある林氏に、アマ棋界随一の粘着力を誇る山田氏は厳しいかと思ったら、林氏快勝!
しかし、加藤徹、辻氏、美馬氏と並べた5将〜7将戦をことごとく落とし、3−4負け。
この日の出来を象徴するような、敗戦となった。
しかし、川村氏が古土井氏に快勝したのが明るい材料。今期、確実に成長を感じさせる。

■6回戦 Cオール東大 2−5 ×
午後から伊藤御大が参戦。林氏は仕事で欠場。
得意のローテーション策が使えず、年齢層高めのNECメンバは、疲労(当番日で肉体労働の影響含む)が見える。
東大は、樋田氏、篠田氏が不在。しかし、若いメンバーを中心に選手層はかなり厚い。
オーダーで、伊藤御大−谷崎氏、加藤徹−東野氏を想定したら、見事にウラをかかれる。
初戦の敗戦が尾をひきずっているのか、皆、粘りが足りなかったようで、2−5の圧敗。
敗戦が決まった中、一局残ったのが、加藤幸氏。
ギャラリーがサジを投げかけた試合でも、相手へのプレッシャーのかけ方が凄く、暑い会場で「冬の冷気」を感じさせるほど。
加藤徹は、この試合を見て、目が覚めました。

■7回戦 O日大桜棋会 3−4 ×
最下位日大が相手。事前のリサーチでは戦力は揃っていないはず。
大勝を目論んでいましたが、まさか負けるとは・・・
日大のエース花村氏の3将は予想通り。加藤幸氏に任せたいところでしたが、加藤徹自らぶつかりに行きます。
加藤幸氏、山本氏、加藤徹が勝ったものの、またも中軸打線が不発。痛い3−4負け。
山本氏に初日が出たのが、唯一の好材料。

■8回戦 K麻布高校OB会 2−5 ×
2部から一緒に昇級した麻布が相手。
昨年から、小林氏を補強し、かなり手厚い陣容になっています。
この日中軸打線が不振で、オーダーに苦慮した結果、並びをひっくり返してみましたが、特効薬にはなりませんでした
麻布は、指し盛りの若手を中心に勢いがありました。
盤外では、石川プロ、勝俣プロが、揃って加藤幸氏の試合を観戦
かなり苦しい将棋を逆転勝ちした後、勝俣プロ曰く
「若いコの芽を摘んじゃダメだよ〜」
「美馬さんみたいに花を持たせないと・・・(笑)」
苦笑いの加藤幸氏でした。

●展望等
今年は無縁かと思いましたが、降格争い圏内に入ってしまいました。
・13〜16位:降格
9〜12位:入れ替え戦
現在11位。

3日目は、欠場者が復帰しますし、職団戦も間近です。
各自、調整して立て直しましょう!!明るいムードが大切です!!
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【8月24日】ゆかたまつり

2008/09/02 10:45
8月24日に、将棋部小林さん、廣田さん、田口さん、加藤徹で、女流棋士会の「ゆかたまつり」に参加してきました。
指導対局あり、写真撮影会あり、お宝グッズあり、トークショーありで、楽しいイベントでした。

14:00頃、イベント開始。
女流棋士がゆかた姿で入場します。
山田女流、斉田女流、藤田綾女流、伊藤女流、山口女流、井道女流、熊倉女流、安食女流の8名。
やはり年頃の女のコたちですね〜。皆それぞれに似合っています
オープニングの後、最初のプログラムは指導対局。

指導対局は、どの女流プロに当たるかは分かりません。まさに神のみぞ知るってヤツ!?(笑)
熊倉女流ファンの小林さんは、廣田さん、田口さんをつかまえて、
「熊倉さんと当たったら、チェンジしよう」
などと言っています(笑)

熊倉女流が小林さん、加藤の座る席の列へ来たときは「ヤッタ!!」と思ったのですが、背中を向けて反対側の列へ。
廣田さんは、この反対側の列に座っており、一番人気の熊倉女流の指導対局ゲットでした。
当日まで、あまり乗り気でなかった田口さんは、安食女流との指導対局。
初めて安食女流を見た田口さんは、三十路新婚の安食女流をハタチの年下の女のコと大誤解!!
指導対局に全く身が入りません(笑)。
また、小林さん、加藤は、山田女流との指導対局に決まります。

●熊倉女流(銀落)−廣田さん 勝ち
銀落に凝っている廣田さん。自称「日本で一番銀落下手を指し込んでいる将棋指し」
意表の銀落の申し出に対し、熊倉女流苦笑しつつも快諾。
熊倉女流、持前の腕力で居飛車穴熊が完成する前に仕掛けたものの、銀落+穴熊王子廣田さんに無理なく応接され、形勢を損ねてしまいます。
終盤、廣田さん自慢の▲9八玉が自玉の嫌みを消す手堅い一着。
以下は圧勝となりました。
しかし、振飛車党の熊倉女流に銀落を申し出て、更にイビアナにしようとするあたり、廣田さん、ダーティですなぁ〜(笑)


●安食女流(角落)−田口さん 負け
可憐なハタチ(?)の女のコを目前にした田口さん。完全に舞い上がっています
序盤の駒組がちぐはぐで、玉頭で一歩損、壁角、角頭に垂れ歩など、良い要素がありません
しかし、安食女流の△8七銀、田口さんの▲5五銀打を境に形勢は完全に逆転。
攻め始めると急に強くなる田口さん、上手に△4五桂を打たせて、足を止めての殴り合いになりますが、確実に上手玉に迫ります。
このまま押し切るかと思えましたが、最終盤、簡単な詰みを見逃し、無念の敗戦???となりました。
本人曰く「見とれていたら、詰みを逃した」とのこと。
しかし、ハタチ(?)の女のコと指せただけで満足そうでした(笑)
で、事実を知ったのは、打ち上げの時・・・


●山田女流(香落)−加藤て 勝ち
教わる立場なので、香落を選択。
一度やってみたかった香落定跡で挑みます。
初めて指す香落なので、駒組み以降は全て自力。
▲2四歩△同歩▲1五歩の仕掛けも正解かどうか分かりません。
中盤、飛交換のあとの▲2二とが緩手。▲5五角とすれば下手大優勢でした。
終盤、千日手を嫌って▲4四とと踏み込みます。桂が入れば上手玉は詰みという読みでしたが、実際は3四角が効いていて詰みなし。
上手が△6八成桂▲同金△5九銀とすれば、勝敗はどう転んでいたか分かりません。
本譜、山田女流は△6八成桂▲同金△6九銀を選択。▲4四とを長考の末に指したので、詰まされると思ったのでしょう。ラッキーでした。
以下、竜を取られましたが、駒得になり下手玉が安泰に。
最後は、長手数の即詰に打ち取り制勝!


●打ち上げ
将棋会館近くの中華へ
ポケット盤を取り出して、指導対局の感想戦をします。
全女流棋士との指導対局まで目前に迫っている小林さんは、男心と下手心を熟知したかのような山田女流の指し回しには完全にお手上げといった感じ・・・。
「いやぁ〜強い!」
を連呼していました
田口さんの対局を並べ始めると、皆一様に苦い表情
序盤と終盤で別人のような田口さんに話を聞くと、真相が判明
「ハタチの女のコだと思ってました」
「もう越えているよ。春に結婚してるし」
本人、かなりショック(?)のようでした。しかし、最初は乗り気でなかった田口さん、一番イベントを楽しんだようです
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朝日杯結果

2008/08/23 10:17
加藤徹@ブログ管理人です。

朝日杯で、初戦を見事勝ち抜いた清水上さん、加藤幸さんの次の相手は、それぞれ松尾七段、橋本七段でした。
残念ながら、次に進むことは出来ませんでしたが、両対局とも熱戦でした
本当にお疲れ様でした。

棋譜はこちらからどうぞ!
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【練習会8/6】天野三段の将棋教室!!

2008/08/11 19:08
6枚落ちのK女史です

毎月恒例!奨励会三段・天野先生による将棋教室(8/6水)の模様をご報告致します。
芝倶楽部で指導対局をお願いしました。
画像

★前回7/2(水)の模様↓
 【練習会7/2】天野三段の将棋教室!!

11回目の今回は6名参加。
北野さんは、将棋まつり→芝倶楽部だそうです

■参加者
RI・下地・北野・小林・柳澤・K女史

さて、指導対局は18:35開始で、終了は30分ちょい延長の21:10頃。
(詳細は各自のコメントをご覧下さい)

打上げは、定跡の中華飯店へ。
数えたら、ここはなんと8回目!?
そろそろ別のお店を探しておきま〜す。
お話は、マイナビ女子オープンでの根性ある某女流さんのことや、先崎八段お薦めのこれから変貌するかもしれない女流さん、って女流さんのことばかりではなく、奨励会やプロの世界などマニア話炸裂!
それはそれは深い1時間半でした。
が、ふと気付けば違和感を感じず、、、って、ど〜なんでしょ??
いよいよ、このときが来たかって感じです

次回は、8月6日(水)です。
 【↑毎月第1水曜日】



---参加者のコメント---

■RI(飛車落ち○)
いつものことながら、対局後の指導で読みになかった手が次々と示され、対局中の長考は一体何だったのかとあきれる状態ですが、運よく勝ちきることができ、天野先生からは「次は角落ちで」との言葉をいただきました
次回は角落ちの定跡を勉強してきます!

打ち上げでは、天野先生が王位戦第1局の記録係をつとめられた話から、封じ手での記録係の苦労の話とか、正座は慣れているためそれほど苦痛ではなく「正座に強いのはお坊さんと将棋指し」といった発言も出たりと、今回も楽しい話がいろいろ聞けました。
お開き間際の天野先生とK女史のやり取り:
天野先生「Kさんもぜひ大会に出てください」
K女史「天野先生がプロになられたら」
まあそう言わずに、すぐにでも大会に出ましょう>K女史さん

■下地(飛車落ち○:2回目で初勝利!)
前回は玉を囲う前に仕掛けて、逆に攻め潰されたので、今回は角道を開けた後4七銀、5七銀と並べて、7八飛から2八玉、3八金、4八金の形に玉を囲いました。
上手は、(3手目)3三桂から3五歩、3四銀、4三金の形で、王の囲いは7二王、6二金、5三銀、角は2二のまま。
序盤の手順はうろ覚えなので、仕掛け以降の棋譜を記載します。

下手が▲6六銀〜▲5五歩と仕掛けている間に、上手は△4五歩から1歩手持ちにし、6四銀、5四金の形で2歩手持ちに。
次の▲5五歩△5三金▲5七銀の瞬間に、端攻め。
以下△1五歩▲同歩△1七歩▲同玉△1五香▲1六歩△2五桂▲2六玉△3六歩▲同銀△4四角▲1五玉
△2三銀、▲2五銀、△同歩、▲同玉、△3五銀、▲1五歩△2四銀上▲1六玉。
#2六玉は、角と銀だけでは寄らないと判断しました。
△2八歩▲同金△5五銀▲4五歩△3三角▲7四歩△1八歩▲同金。
#2八歩と1八歩は手順前後との事。
△7四歩▲5四歩△6四金▲5三歩成△同金▲5六歩△4六銀▲3三角成△同銀▲4六銀△同銀▲7六桂
△6五金▲8六香△2四銀▲4二角△3五角▲2六銀△5二金▲3一角成△6二角▲8四桂(!)△同角▲同香
△7五歩▲8三香成△同王▲6一角△7四王▲5二角成△1四歩▲5三馬右△1五歩▲1七玉△6四金▲8五金
△6五王▲6四馬△同歩▲7四馬迄
#8四桂は、十字飛車を狙った手です。

■小林(飛車落ち●)
いきなり上手32銀と上がられ、しばし呆然。
角交換をしたもののなかなか打ち込む隙がなく、交換しないほうよかったのかも、と後悔。
いつもよりは粘るが、終盤、角による、飛車と金の割打ちを避ける手がイマイチだったらしく、強引に飛車を切るも、その後に詰めろを掛ける手が
なく、ハッキリ逆転でした。
またお願いします。

■北野(飛香落ち●)
 7九玉型の美濃囲いで上手に9九角成りとされるが、5三桂成りと銀をとり、同金(取らないと、4一の角で金を取りつつ6三角成りとされる)に8八銀、9八馬とさせたところで、と金で2二の銀をとる展開。上手同金の一手に、よほど9九銀打として馬を召し上げようかとも思ったが、なんとなくそんな手はやりたくない気分。そこで3四飛(飛成りを見せる)、3三歩、2四飛(金取り)、2一香(2三に受けるのでは同角成り)としたところで、5四飛(歩取り)、同金に6三銀と王手金取り。8二玉、5四銀成りとして、角を成って寄って行けば、上手は金駒も無く、一手勝ちにはなるかと思ったが、やはりというか、飛車を渡したので意外と差が詰まってしまっていたようだ。最後は逆に一手負けであった。
同じ飛車を切るなら、9九銀打ちとして、銀と角を交換してからの方が、6三角打ち〜5四角成りとし、2枚馬で寄せた方が、上手ひとたまりも無かったと思われる。もっとも、すぐ飛車を切りに行ってしまうのは、ほとんど病気か(切ったとき、一瞬だけ気持ちが良い)。

この日は午後から東急将棋まつりに行き、会場で久しぶりに会った友人と中華料理屋でビ−ル、紹興酒、餃子、春巻、焼売、かに玉と、すでにやってきてしまっていたので、打上げは非常にデジャブな卓上でした。

■柳澤(飛香落ち●)
今日は、香自爆戦法はやめておいて、普通に四間飛車でもやろうかとおもっていたところ、3手目に上手から88角成とされ、あちゃ〜(笑)。
それでも、まあそこそこがんばって勝負形になり勝ちが見えたものの、上手の銀捨てにびっくりして、詰めろにならない手をさしてしまい...はい、それまで。残念でした。
でも、感想戦では、途中の局面でぱっと見は下手が迫っているように見えていても(私もそこそこいけると思っていた)、実際は大したことなかった局面が多々あり「実際にはとことん下手が負けだった」という結論になったのはご愛嬌です。
ただ、普段早見えでマシンガンのように手順の変化を示してくれる天野さんが「おかしいな〜」「手が見えて無いな〜」を連発していたのが、失礼ながらちょっと面白かったです

■K女史(6枚落ち:ユルユルの○)
またまた出だしの左中央エリアが泥沼に。。。
解決手を教えて頂きましたが、そんなに上手くいかないし。。。と落ち込むも、すぐに復活!(どっちなんだ!?)
次は6枚落ち卒業するゾー
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【社団戦7月27日】初日結果〜NEC第2

2008/08/01 23:32
廣田です。
7月27日に行われた社団戦初日、NEC第2チームのレポートです。

●結果(3部リーグ白)
GNEC第2 1勝3敗(11位)

1回戦:× H恵比寿ソルジャー
2回戦:○ L東京都立大学八雲
3回戦:× @名寿備松
4回戦:× D日大桜門会

楽天の野村監督は、よく敗戦談話のコメントでボヤきまくって、それが記事に載っていたりするが、私はあれがあまり好きではなかった。
そんな記事見たら、選手のモチベーションが下がるだけじゃん。
・・・しかし、今の私には監督の胸の内が痛いほど判る(笑)
ハイ、というワケで、痛い痛い初日の戦記をまとめました。あ〜ぁ・・・

■1回戦 vs対恵比寿ソルジャー 3−4 ×
今年は、NewFaceの方々にも出て頂こうというコンセプトで、田口氏、藤本氏にも参加して頂いた。
この日は(上の対戦チームの順位を見ればお分かりのように)、
・2戦目は取らなきゃアカン。
・3戦目はキツイ(取れなくても仕方なし)
・1、4戦目は頑張って、2つの内1つは取りたい。
というような胸算用を立てていた。
なので、1回戦は下位を手厚くして臨んだのだが、あぁ〜、私は70点近くも下の相手に負け。
ヌケ番だった吉田氏からも(選手のレーティング一覧を片手に)
「誰が戦犯か一目瞭然」
と言われる始末。

すいません。すいません。すいません。
・・・と、謝ったところで結果は変わりはしない。
磯谷氏、藤本氏たちの貴重な白星をムダにしてしまったが、気を取り直していくっきゃない。
昼食の味は砂のようだった。

■2回戦 vs東京都立大学八雲 5−2 ○
初戦に負けて2戦目。
相手チームには悪いが、ここで勝てないと南極の寒さが背筋を襲うことになる。
1回戦で抜け番だった久保氏・吉田氏の両ベテランを投入、7将に磯谷氏を固定するなど必勝の構えで臨む
その甲斐あってなんとか初勝利。

■3回戦 vs名寿備松 2−5 ×
1勝1敗で、今日はあと2戦。出来れば、あと1つ取りたい。
狙いを4回戦に絞り、ポイントゲッターの小久保氏・竹内氏を敢えて温存、次局に備えてもらう。
なので2−5は痛くもないのだけど、結果を見た小久保氏、
「もしかして、勝ってた可能性もあるんじゃないの?」

■4回戦 vs日大桜門会 3−4 ×
不振の竹内氏を6将に下げ、7将は磯谷氏で白星の安定供給を図る。
大将に意外性の男(?)藤本氏を抜擢。オーダーとしては悔いはなし。
しかし、たった一つの計算違いは自分の勝負弱さ。
いい将棋(だったと思うが)を決めきれず、最後に刀折れ、矢尽きて投了した私の後ろで、吉田氏がつぶやくのが聞こえた。
「なんて弱いんだ」
全くその通りである。
せっかく大将で、貴重な勝ち(暴力的に美しい逆転勝ち!)をもぎ取った藤本氏にも申し訳なかった。

●打ち上げ
いつもの「素材屋」へ直行!しかしビールの苦いこと苦いこと・・・
声高らかな関西弁で、4回戦の将棋を並べながら自戦解説する藤本氏、こちらを見る視線が痛かった。
ちなみに、NEC第1の川村氏が、ミラクル大逆転を演じた藤本氏の将棋を見て、ゲラゲラ笑っていました(そういう将棋だったんです)。
私は、練習将棋でひたすらぶつかり稽古に挑むが、勝つたびに
「どうしてその強さが本番で出せなかったかねえ〜」
吉田氏のハバネロなコメントの痛かったこと。

・・・はい、電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、みんな私が悪いんです。
ただオーダーの組み方でも自分としては反省点は多々あると思う。
また、1回戦と4回戦の敗戦については、これはもう取り返すよう、頑張るしかない。
受けた恩は倍返し、受けた痛みは10倍返し・・・という気迫で、次もやっていくしかない(と自分に言い聞かせる)。
チームの皆様、お疲れ様でした。どうもスミマセンでした。頑張りましょう。
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【社団戦7月27日】初日結果〜NEC−1

2008/08/01 01:29
加藤徹です。
社団戦初日、1部リーグNEC−1チームのレポートです。
遅くなってスイマセン・・・

●チーム成績
INEC−1 3勝1敗(5位)

いよいよ2008年度の社団戦が開幕!
日本選手権を圧敗し、春の職団戦を落とし、チームの勢いは下降気味
そんな状況でも、アマ棋界の顔で、NECのダブルエースの清水上氏、加藤幸氏が好調なのは心強い。
いざ!出陣!!

1回戦:○ F東大パイナップル 4−3
東大の若手チームとの対戦。
現役に近い選手が揃っており、1部復帰したNEC−1チームの今後を占う上で試金石となる試合。
日本選手権の反省から、凝ったオーダーとしなかったのが功を奏したと思う。
東大チームは、上位に若手を並べ、エースの堀井氏は5将にいた。
接戦だったが、大将〜4将までを獲り、4−3勝ち
4将佐藤氏の勝ちが光る。

2回戦:× Bスーパーゴールド 3−4
優勝候補スーパーゴールドとの対戦。
秋山氏、小泉氏、愛氏、鈴木氏と元奨励会三段を4人揃えた選手層は圧巻。
お互い裏をかいたオーダーだと思ったら、愛氏vs加藤幸氏、秋山氏vs清水上氏とエース同士が真っ向からぶつかってしまった。
また、1日2局限定の伊藤御大を大将で起用したが、御大のアドレナリンはまだ沸騰せず・・・
オーダー戦略は、はっきり言って失敗だった。
川村氏が鈴木氏を破る金星もあったが、加藤徹が優勢な将棋を勝ち切れず、3−4負け

3回戦:○ N川合将棋研究会α 5−2
2部からの昇級チーム同士の対戦。
予備知識がなかったが、昨年のエースの野中氏がおらず、川合研αは戦力的に大幅ダウンだったようだ。
5−2勝ちで白星先行!
山本氏に初日が出ないのが気がかり。
また、2回戦で精魂尽き果てた感がある川村氏を連投させたのは、幹事のミス。要反省。

4回戦:○ J調布SC 4−3
こちらも2部からの昇級チーム同士の対戦。
大砲がいないものの、隠れた実力者揃いの調布SCは、かなり怖い存在。
オーダーの傾向は読めていたので、清水上氏、加藤幸氏を5、6将に配置し、相手のポイントゲッターを狙い撃ちする。
早々に3勝をあげるが、他のメンバが勝ち切れない嫌な流れ。
加藤徹負け、川村氏負けの中、調布SCのエース高徳氏を伊藤御大が撃破してギリギリの戦いを制する。4−3勝ち
伊藤御大は、森内ばりの縦歩棒銀で、観ていて本当に力強かったです。


全体通して、1回戦の佐藤氏の勝ちと、4回戦の伊藤御大の勝ちがチームを救っています。
ベテランの力はいまだ健在!!
また、川村氏はほぼ全ての対局で作戦勝ちをするなど、序盤戦術がスゴイ!安定して勝ち星につながるようになれば、貴重なポイントゲッターになれる可能性あり。
山本氏は、調教不足だったか!?例年スロースターターなので、2日目以降に期待します。
加藤徹は、将棋、オーダー戦略ともにイマイチ・・・次回こそ!!
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社団戦初日速報!

2008/07/27 23:06
加藤徹です。
本日、2008年の社団戦が開幕しました。NECからは2チーム出場。
結果は、下記となりました

1部のNECチームは、東大パイナップル、スーパーゴールド、川合研α、調布SCと対戦。
それぞれ、4−3、3−4、5−2、4−3で、3勝1敗でした。
スーパーゴールド戦では、川村さんが元アマ名人鈴木純一氏に大金星をあげるも、もう1勝が遠かったです。

3部白のNEC第2チームは、恵比寿ソルジャー、都立大、名寿備松、日大桜門会と対戦。
3−4負け2つを含む1勝3敗となったようです。

>廣田さん
詳細報告よろしく!

次回は、8月31日になります!!
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朝日杯の予定

2008/07/23 23:45
加藤@ブログ管理人です。

朝日杯の1回戦を勝ち抜いた清水上氏、加藤幸氏の次回の対戦は、次の通りで〜す!

加藤幸アマ−橋本七段:8月9日(土)14:00〜
清水上アマ−松尾七段:8月17日(日)14:00〜

ネット中継されると思います!要チェキ!!
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玉川オープン将棋大会レポート

2008/07/20 14:46
北野です。
7月19日に行われた「玉川オープン将棋大会」のレポートです。

「小久保氏が2度目の優勝!武村氏4期連続決勝進出も、またも準優勝」

今回は35名の参加。
初参加は、田口氏(玉川地区)、柳澤氏、小林哲氏(以上田町地区)、小林良生氏(NECインフロンティア)、菊本氏(ゲスト)の5名。
前回不参加の小久保氏、廣田氏両名は、不動の優勝候補。
前回遅刻で欠場となった女流育成会員の飯野さんは、早めに到着して万全の態勢。
NECインフロンティアのエ−ス小林氏の初参加もあり、レベルの高い大会となりそうである。

また、幹事松山英氏のイキなはからいで、競馬の枠連を模した優勝−準優勝予想が行われた。
単枠指定はなく(笑)、2〜6名で一枠。優勝候補小久保氏は2名枠。
小久保氏や廣田氏が入った枠は、さすがに人気が高い。
「自分が入った枠に入れなくちゃな!」
と言っているのは、A氏やH氏。本人の鼻息の強さに反比例して、人気は薄め(笑)
「小久保氏は遅刻があるから、回避した」
という、いかにも事情通な意見もあった。
見事的中させると、師範瀬川四段の色紙がもらえることもあって、皆、将棋並みに予想に熱心である。

●予選ルールと抽選
予選は、4名一組で計9組に分かれ(1組のみ3名構成)、総当たりのリーグ戦を行う。
そして、16名が決勝トーナメントへ。
ちなみに、決勝トーナメントへの進出条件は、以下の通り。まさにサバイバル!
・各組の1位。
・4名の組(A〜H)の各2位8名のうち、成績上位7名。

厳正なくじ引きの結果、以下の組み合わせとなった。
A組:柳澤 清、廣田公潤、桑原和夫、磯谷亮輔
B組:嵯峨野信夫、厚芝茂樹、北野 豊、四方康仁
C組:今西正弘、田口功輝、下地 進、久保宏二
D組:大竹 栄、川崎 保、前田正之、菊本大介
E組:武村 久、斉藤文利、藤本幹夫、飯野 愛
F組:工藤文男、伊坂 章、大野浩樹、大石三真
G組:小林良生、吉田卓克、松山泰久、荒川秀人
H組:小林哲郎、小久保毅、引野晴夫、松山英二
I組:六郷義典、古海誠治、田辺裕司

9時半に予選開始。持時間は、20分秒読み30秒。

●予選状況
・A組
初出場の柳澤氏が、玉川の強豪・磯谷氏を破る殊勲。
これにより、柳澤氏、磯谷氏、廣田氏が2−1で同率1位となる。抽選により磯谷氏が1位通過。
柳澤氏−廣田氏でプレ−オフ(1手30秒)の結果、廣田氏が勝ち予選通過。
柳澤さん、廣田さんとレンチャンは厳しかったか・・・残念!
・B組
厚芝氏、嵯峨野氏、北野の3人は、偶然にも前回と同じ組み合わせ。
前回優勝の厚芝氏が、嵯峨野氏、四方氏を連覇してリ-ドするも、最終戦を落として2−1。
最終戦の四方−嵯峨野戦で、四方氏が2歩を打つハプニングがあったが、嵯峨野氏が気づかず投了したため、投了優先ル−ルでそのまま四方氏の勝ちとなった。
結果、3者2−1で並ぶが、幹事の北野棄権で厚芝氏、四方氏が予選通過。
・C組
久保氏が入賞常連の下地氏を降し、そのままの勢いで3連勝!1位通過。
2位は初参加の田口氏に勝った下地氏。
田口氏は、期待の大型新人だが、この日は暴発が目立った(泣)
・D組
ゲストで初参加の菊本氏が、ベテラン勢相手に3連勝!1位通過。
大竹氏、川崎氏、前田氏は、三すくみ1−2の同星となったが、他の組の2位がすべて2勝だったため、予選通過ならず。
D組からの予選通過は、菊本氏のみ。
・E組
前回遅刻で欠場となった飯野さんは、前回準優勝の武村氏を含めたメンバー全てに勝利し、1位通過。
この勢いを、育成会で続けてくれると負けたメンバも「オレのおかげだ!」と言えるんですけどね(笑)
2位は、3期連続準優勝(継続中)の武村氏。
・F組
工藤氏、伊坂氏、大石氏がともに2−1で同率1位。抽選により、工藤氏が1位通過。
大石氏−伊坂氏でプレ−オフの10秒将棋(時間が押していました。申し訳有りません)。
途中、伊坂氏の時計が切れ、大石氏が予選通過。
・G組
NECインフロンティア将棋部のエースで初参加の小林良氏が、手強い相手に3連勝。貫禄を見せる
吉田氏が、荒川氏、松山泰氏から2勝を挙げ2位通過。
・H組
優勝候補の小久保氏が、他を寄せ付けず3連勝で1位通過。
2位は、小林哲氏、引野氏から2勝を挙げた松山英氏。
・I組
六郷氏、古海氏、田辺氏と強者が揃ったが、3名の組なので、抜けは1名のみ。これもクジ運か・・・
結果は、2連勝の六郷氏が通過。
しかし「これで指導将棋に専念できる」と喜ぶ古海氏であった(笑)。

●決勝トーナメント
1時前に瀬川師範が到着
別室で色紙(10枚)と賞品の著書にサインをお願いする。
今回は「夢」「挑戦」「凛呼」「初志」などを揮毫頂いた。どれも達筆!う〜ん素晴らしい!
指導将棋の勝利者、大会入賞者へ賞品として渡す予定。皆の気合も入ると言うものだ。
さて、決勝トーナメントの組み合わせは、別表の通り。
画像

<1回戦>
○磯谷−松山英×
最近進境著しい松山氏だが、実力者の磯谷氏に力及ばず。
○厚芝−吉田×
前回優勝の厚芝氏、吉田氏の振り飛車穴熊を撃破。 
○久保−大石×
長年の対戦相手。今回は本日絶好調の久保氏に軍配。
○武 村−菊本×
予選全勝で注目を集めた菊本氏であったが、初手合いの戦いは武村氏が制す。武村氏4連続準優勝(?)に向け好発進
○下地−飯野×
いつも本戦1回戦が鬼門の飯野さん、前回3位の下地氏に苦杯。
○四方−工藤×
前回は本戦1回戦で敗退した四方氏が、工藤氏を降し2回戦へ。
○廣田−小林良×
1回戦屈指の好カ−ド。居飛穴の小林氏に対し、廣田氏は言わずもがなの振飛車穴熊
ねじりあいを制した廣田氏が通算4度目の優勝へ向けて2回戦へ。
○小久保−六郷×
1回戦で一番早く終了。予選で実力者を連覇した六郷氏であったが、優勝候補筆頭の小久保氏に敗退。

<2回戦>
○磯谷−厚芝×
相矢倉の戦い。磯谷氏が、前回の準決勝の雪辱を果たす。
○武村−久保×
久保氏の勢いを武村氏が止める!
○四方−下地×
好調の四方氏が、実力者の下地氏を降して準決勝へ。快進撃がどこまで続くか!
○小久保−廣田×
2回戦で当たるのが勿体ないような組み合わせ。小久保氏に一日の長。

<準決勝>
○武村−磯谷×
期待にたがわずというか、天晴れというか、武村氏が4回連続して決勝進出を決める。
4度目の正直なるか!?
○小久保−四方×
本日大活躍の四方氏であったが、ここは小久保氏の貫禄勝ち。
もう一方の対戦が長引く中、熱心な感想戦が行われていた。

<決勝>
○小久保−武村×
決勝戦は振り駒の結果、小久保氏が先手となる。
後手番武村氏の三間飛車に、先手小久保氏は右四間含みの▲4六歩〜▲4七銀〜▲5六銀。

思わぬ長期戦となり、終盤△8五歩から先手玉に襲い掛かった武村氏に、小久保氏も頑強な粘りで応戦
後手武村氏にチャンスの多かったが、153手目▲9六玉と早逃げしたのが小久保流の懐の深さ。
158手目△8九飛打に▲9八銀打とされた後の△9九飛成とした手が逸機。△8七飛成なら勝ち筋だった。
それでも後手優勢だったが、164手目△7九馬が悪手で、先手の▲7一とが間に合い、先手の逆転勝ち
大熱戦でした。是非棋譜をご覧下さい。

小久保氏は通算2回目(もっと優勝していそうなイメ-ジだが)の優勝。おめでとうございます。
武村氏は4期連続準優勝達成で、これは今後破られそうもない記録と思われる。
同時に行われた3位決定戦は、四方氏が磯谷氏に勝ち、3位四方氏、4位磯谷氏となった。

●打ち上げ懇親会
恒例の懇親会は、決勝の大熱戦の余波でやや遅れてスタート。瀬川師範を含む33名の参加となった。
優勝小久保氏の音頭で乾杯の後、表彰式。
優勝〜4位まで色紙とサイン本贈呈。
また優勝〜3位には賞状授与。瀬川師範自ら、授与者の氏名を入れてもらいました。

一方指導将棋では、この日勝利を挙げたのが、小林哲氏(飛落)、荒川氏(二枚落)の2名。
下手の2勝7敗という結果に終わった。勝利者には瀬川師範の色紙を贈呈。
また、この日午後から参加した高校生の中村直人君は、指導将棋角落ち戦を挑むも、勝利ならず、
しかし、翌日に行われたアマ名人戦多摩地区予選では、見事予選抜けを果たしたとのこと。指導将棋の効果か。

恒例となった大盤解説会は、廣田氏と飯野さんの操作、瀬川師範の解説で行われた。
更に、瀬川師範による自戦解説。
今回は、幹事が事前に棋譜を用意出来なかったこともあり、突然お願いすることに。
当初は、朝日オ−プンの対甲斐女流戦を解説するつもりの瀬川師範でしたが、
「何か皆さんのほうでご希望はありますか」
との瀬川さんの声に藤本氏が即反応。
「長岡四段戦がいいですっ」
長岡四段戦といえば、後手長岡四段が2手目△3二飛と話題の戦法を採用した将棋。
質問も相次ぎ、盛り上がった解説となった。
突然のリクエストに快諾して頂き、瀬川師範、本当にありがとうございました。

現在、フリ−クラス脱出目前にせまった瀬川師範、
また、今期は、女流育成会でやや不調であるものの、今期勝ち点獲得を目指すという飯野さんと、お2人の力強い決意表明も聞くことが出来ました。
今後の活躍に期待しましょう。

最後は長老・古海氏の音頭で、3本〆にて8時過ぎにお開き。

お決まりの2次会は、飯野さんを含めて14名の参加。
小杉のカラオケボックスにて、将棋盤を5面持ち込み将棋+カラオケ。
北野は幹事の仕事もあり、午後はほとんど対局が無かったので将棋に専念。
Y澤氏とH田氏に勝利。藤本氏には、必敗の局面から時間切れ引き分けに持ち込む。

皆さんお疲れ様でした。

●指導将棋成績
下手2勝7敗
角落_:中村直人×、引野晴夫×
飛落_:古海誠治×、小林哲郎○、今西正弘×、川崎_保×、田口功輝×
飛香落:松山泰久×
二枚落:荒川秀人○

●玉川オープン歴代優勝者
画像
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朝日杯

2008/07/15 00:41
加藤徹@ブログ管理人です。
NECのダブルエース、清水上氏と加藤幸氏が出場した朝日杯が7月12日に行われました。
結果は、2人揃って見事な勝利!おめでとうございま〜すっ!!

また、師範瀬川四段は、甲斐女流と対戦。
フリークラス脱出まで残り3勝1敗と迫っていますが、結果やいかに!?

棋譜はこちらからご覧ください

戸辺 誠四段−清水上徹アマ
金井恒太四段−加藤幸男アマ
瀬川晶司四段−甲斐智美女流二段
青野照市九段−瀬川晶司四段
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【練習会7/2】天野三段の将棋教室!!

2008/07/07 20:40
心の支え「ごくせん」が終ってしまい、意気消沈中の6枚落ち・K女史です。

毎月恒例!奨励会三段・天野先生による将棋教室(7/2水)の模様をご報告致します。
芝倶楽部で指導対局をお願いしました。
画像

★前回6/4(水)の模様↓
 【練習会6/4】天野三段の将棋教室!!
 【練習会6/4】天野先生絶賛も・・・無念、着地失敗!

10回目の今回は4名参加。
とってもアットホームで、ノビノビしちゃいました〜!

■参加者
RI・小林・柳澤・K女史

さて、指導対局は18:30開始で、終了は定時の20:30頃。
(詳細は各自のコメントをご覧下さい)

二次会は、天野先生・RIさんと私の3名でお得意のテーブルマジックのお店へ。

今日のマジシャンはTVにも出ていた(らしい)女性マジシャンでした。
今回はトランプ系。

2人が別々にサインした2枚のカードを束の中から見つけたり、その2枚が背中合わせにくっついちゃったり。。。
普通の4枚のカードが一瞬で巨大化&ちっちゃくなったり。。。
交差させた2本の輪ゴムが離れたり、1本になったり。。。
最後はトランプの束の間に挟んだカードが一瞬で一番上に上がる上がる。。。
不思議不思議な世界へダイブしたのでした〜。
が、、、
K女史は、不完全燃焼。。。
最初のマジックで左肘にペタリと何かを貼られ、、、
見ちゃいけない、でも見たいし、でもでもでも、気付かないフリしなきゃ。。。ど〜しよ〜〜と葛藤しまくっていたら、遂にラストでペタリの出番となって、無事終了〜。
あとでお二人にはバラしちゃいましたが、知り合いにマジシャンがいる天野先生曰く「先に先に仕込んでおくんですよね」(だったっけ〜??)。マジックは段取りが命ってことですね!
そうそう、天野先生は輪ゴムの交差を外すマジックが解けたようなので、次回、芝クラブで披露して頂きましょ〜

次回は、8月6日(水)です。
 【↑毎月第1水曜日】



---参加者のコメント---

■RI(飛車落ち●)
終盤、竜の王手に対する合い駒の選択 (金か銀か) で、先手を取ろうと金を打ったのが敗着となったようです。
彼我の玉の詰みの有無の読み・判断をもっと正確にする必要がありそうです。
打ち上げでは、天野先生がマジックのネタにも詳しく(知り合いにマジシャンがいて、いろいろ教わっているとのこと)、子供教室では簡単なマジックをすることもあるということがわかりました。
今度一度披露していただきたいものです。

■柳澤(飛香落ち●)
戦法はいつもの「飛香落ち香自爆戦法」
すると、天野先生は12歩の「と金」作りを受けずに62玉と変化。
きっとうまくかわされちゃうのだろうな、と思いつつ「と金」はやっぱり大きいので、そのままえいや!! と、12歩、33桂、11歩成、22金、21「と金」、12金...となったところで、あれ? ここでどうしましょう? と手が止まる。
事前の研究では「と金」を作ればOKとばっかり考えており、この先は考えたことがない(汗)。ざるざるです。
まあ、上手も角、金が不自由だし、じっくりいきましょうか、と、駒組みを始めたものの、それが良くなかったらしく、やっぱりあっさり負け。
感想戦ではへたに玉囲うより、居玉で46歩から攻めてきたら良かったですよ、といわれる。
普通に攻めれば十分飛車香のリードは保てたまま中終盤に持ち込めたとのことで、戦法自体はやっぱり「優秀ですね」とのこと。
確かに、指導対局では開始時点が一番差が開いていて、差が縮まって逃げ切れるかどうか、という感じなので、長引けば不利も当然か。
次こそは(と何度続いたことか)がんばりましょう。

■小林(飛車落ち●)
仕事のため、7時過ぎに遅れて入室。
またまた、3手目上手33桂。
2筋からの攻撃は諦め、9筋に飛車を転換し、地下鉄飛車で食い破ろうとしましたが、上手の奇手55桂に驚き、そこから6筋への総攻撃の方が早く残念な結果になりました。
普段やらない戦法も楽しいですね。

■K女史(6枚落ち:ユルユルの○○)
今日は少人数なので、先生を少し独占!
いろいろと聞きまくっちゃいました〜。
天野先生も面倒がらずに一つひとつ熱く解説して下さり、本当に大感謝です。途中、声がかすれちゃってましたね
いろいろなコツを伝授頂き、しかも2回も指せたし、超ゴキゲン!
少人数バンザ〜イ!!!
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第95回職団戦予選(2)レポート

2008/07/02 00:20
厚芝です。いつもお世話になります。
6月21日に開催されましたの模様をレポートします。

●第95回職団戦予選(2)レポート(文中敬称略)

6月21日、下北沢の企業年金基金会館において、職団戦の予選会2回目を行った。
秋の職団戦には、NECから5チームエントリーするが、そのうち4番目と5番目のチームに出場する10名を予選で決める。
既に、5月に実施した1回目の予選で5名が決まっており、今回の2回目の予選で残り5名が決まる。

予選参加者は12名
うち、前回も出場したが惜しくも通過出来なかった選手が8名。職団戦への意欲が感じられる。
予選の方法は、変則のリーグ戦を1人3局戦い、上位5名が通過となる。

リーグ戦の抽選。予選会への申込順にくじを引く。
総当りではなく、抽選による組み合わせの運・不運が多少生じるが、3連勝すれば文句無く通過である。
2勝1敗だと点数勝負が予想される。この場合の点数とは、対戦相手3名の勝ち数の合計のこと。

【1回戦】
引野−大石、皆川−松山、磯谷−四方、田辺−小林、藤本−柳澤、工藤−大野

工藤がまだ来てないが、一斉に対局開始。
工藤の対戦相手の大野は、時計を押して待つ。
持ち時間は各20分、切れ30秒なので、工藤は20分30秒以上遅刻したら負けになる。

引野−大石戦は、相振り飛車。玉形は引野の金無双に対し、大石は片矢倉に構える。
皆川−松山戦は、皆川の四間飛車に対し、松山は右四間から居玉のまま急戦を仕掛け、いきなり大乱戦になっている。
1回戦屈指の好取組である磯谷−四方戦は、四方の阪田流向飛車。飛車先から逆襲した向飛車の勢いが良さそうだが、勝負はまだこれからというところ。
田辺−小林戦は、相穴熊。振飛車を持った田辺が、玉側の端歩を突き越しており、見物子には、その分田辺がポイントを上げているように思えた。
藤本−柳澤戦は、柳澤が雁木模様の駒組で力戦相居飛車の展開。藤本が端から攻め込んで、模様が良さそうだ。

12分遅刻で工藤登場!
あちこちの将棋をのぞいていた大野は、そそくさと盤の前に戻り対局開始。
見物子は、大野の振飛車対工藤の居飛車を予想したが、見事に外れ、予想外の相振飛車に進む。
最初に終局したのは、皆川−松山戦。△4七歩▲同飛△7四角▲4八飛△2九角成と無条件で馬を作り、桂香を拾って皆川優勢に。
そのまま緩み無く寄せ切って快勝!
工藤−大野戦は乱戦になり、大野の二枚生飛車対工藤の二枚生角の珍しい形から、最後は工藤が寄せ切って勝利をあげた。
遅刻のため時間が8分しかなかったが、お見事でした。
藤本−柳澤戦は、優勢に局面を進めた藤本が、危げなく寄せ切って勝利をゲット。
柳澤としては、力を発揮する展開に持ち込めず、不本意な内容だろう。
注目の磯谷−四方戦は、終盤の競り合いを制し、磯谷の逆転勝ち。
中盤、優勢に進めていた四方にとっては悔しい敗戦となる。
田辺−小林戦は、双方の穴熊玉の金銀のはがしあいで一歩リードした田辺が制勝。
最後に残った引野−大石戦は、引野優勢で終盤を迎えていたが、大石が頑張りを見せて盛り返し、形勢不明に。
その後、延々と押したり引いたりの長〜い終盤が続いたが、徐々に大石がポイントを稼ぎ、200手近い激闘を制した。

×引野(0−1)−大石○(1−0)
○皆川(1−0)−松山×(0−1)
○磯谷(1−0)−四方×(0−1)
○田辺(1−0)−小林×(0−1)
○藤本(1−0)−柳澤×(0−1)
○工藤(1−0)−大野×(0−1)

【2回戦】
磯谷−小林、大野−松山、柳澤−引野、工藤−四方、田辺−藤本、大石−皆川

磯谷−小林戦は、▲7六歩△3四歩▲2六歩△3三角のオープニングから、結局相矢倉。
磯谷が快勝で2連勝。通過まであと1勝でリーチ。小林は2連敗と明暗が分かれる。
大野−松山戦は、黒星スタート同士の対戦。勝ち残った方だけが、通過の可能性を残す。
戦型は相筋違い角の力戦
中盤松山が優勢で、有力な手が幾つもある局面になり、そこで迷った挙句に何という事だろうか、時計が切れてしまった!
松山無念の時間切れ負け。勝ち星を拾った大野は、3回戦に予選突破の望みをつないだ。
柳澤−引野戦も、1回戦黒星同士の対戦。
引野の振飛車に対し、柳澤は対抗型と見せ掛けて相振飛車に誘導。
柳澤が勝ち、通過に望みをつないだ。
工藤−四方戦は、相振飛車相金無双の戦い。
相振りは多いが相金無双は最近では珍しいレトロな将棋である。
驚いたことに工藤は、2局続けて相振飛車を採用。戦型のレパートリーを広げているのだろうか?
しかし、本局は、終始四方が優勢に進め勝ち切った。
これで両者とも1勝1敗で、3局目に望みを懸けることになる。
1回戦白星同士の田辺−藤本戦は、田辺の三間飛車に、藤本は居飛車左美濃で対抗。
この2人は、前回と昨年の予選でも対戦しており、過去2回とも田辺が勝っている
藤本にとっては鬼門の相手だが、このあたりでリベンジしたいところ。
しかし、結果はまたも田辺の勝ち。好調田辺は2連勝、藤本は1勝1ととなる。
大石−皆川戦も1回戦白星同士の対戦。
大石の居飛車穴熊対皆川の向飛車美濃囲いという戦型から、皆川が序盤で1歩得して指し易い局面。
ここで、なんと、大石の馬がチェスのナイトのような動きをして、まさかの反則負け〜!
労せずして勝った皆川は通過にリーチ。敗れた大石は1勝1敗となる。

○磯谷(2−0)−小林×(0−2)脱落
○大野(1−1)−松山×(0−2)脱落
○柳澤(1−1)−引野×(0−2)脱落
×工藤(1−1)−四方○(1−1)
○田辺(2−0)−藤本×(1−1)
×大石(1−1)−皆川○(2−0)

【3回戦】
小林−皆川、磯谷−大石、田辺−松山、藤本−大野、工藤−柳澤、四方−引野

ここまで2連勝は皆川、磯谷、田辺の3名。1勝1敗が大石、大野、工藤、四方、藤本、柳澤の6名。
この9名が通過の可能性を残す。
また3回戦の組み合わせにより、2勝1敗以上が最低5名は出ることになる。

小林−皆川戦は、居飛車5七銀左急戦対四間飛車穴熊。皆川は3局連続して振飛車。
磯谷−大石戦は、居飛車銀冠対三間飛車穴熊。
田辺−松山戦は、三間飛車対居飛車模様から飛角交換の力戦。
藤本−大野戦は、居飛車六筋位取り対三間飛車。1勝1敗同士のサバイバルバトル。
工藤−柳澤戦は、居飛車穴熊対振飛車美濃囲い。こちらも1勝1敗同士。
四方−引野戦は、阪田流向飛車対対居飛車。四方は予選通過を阪田流向飛車に託す。

最初に終わったのが四方−引野戦。トリッキーな戦法を自在に操り、他の結果待ちにこぎつけた。
次に終わったのが1勝1敗同士の工藤−柳澤戦。振飛車玉を中段で即詰みに討ち取って工藤快勝。2勝1敗となる。
続いて、小林−皆川戦が終局。皆川は、この日初めて伝家の宝刀振飛車穴熊を抜き、最後は穴熊らしい豪快な寄せを炸裂させて3連勝。
予選通過1番ノリ!おめでとうございます。
ほどなく、1勝1敗同士の藤本−大野戦が終局。
玉頭の位を生かした手厚い攻撃で藤本が優勢になる。終盤、大野も角切りの勝負手から香を打ち据えて反撃に出るが、わずかに届かず藤本が制勝。藤本は2勝1敗で結果待ちに。
更に磯谷−大石戦が終局。銀冠が振り穴を制し、磯谷3連勝!2人目の通過を決める。
最後に残った田辺−松山戦。力将棋のねじり合いを田辺が制し、3連勝。通過を決めた。
松山としては珍しいことに、この日3局とも全て居玉で、力戦調の将棋だったが、残念ながら結果が出なかった。

×小林(0−3)−皆川○(3−0)
○磯谷(3−0)−大石×(1−2)
○田辺(3−0)−松山×(0−3)
○藤本(2−1)−大野×(1−2)
○工藤(2−1)−柳澤×(1−2)
○四方(2−1)−引野×(0−3)

【結果】
磯谷:3−0 通過
田辺:3−0 通過
皆川:3−0 通過
四方:2−1(勝点5)通過
藤本:2−1(勝点5)通過
工藤:2−1(勝点4)次点

前評判が高かった(あったのです♪)磯谷、田辺、皆川の3人は、安定感のある強さで通過
阪田流向飛車を駆使した四方は、1敗の相手が全勝磯谷だったことが幸いした。
藤本は、1敗の相手が全勝田辺で、ツイていたかもしれない。
余談だが、小林は全敗だが勝ち点9で断トツトップ・・・って意味ないよね(笑)
工藤は、勝ち点が4。1点足りなかった。残念!

こうして激闘は終わった。
皆川、磯谷、田辺、四方、藤本の五氏には、職団戦での活躍を期待しよう。
予選参加者の皆さん、「お疲れ様でした〜。」
乱筆乱文ご容赦願います。


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職団戦予選結果報告

2008/06/28 02:07
厚芝です。
秋の職団戦予選の結果を下記の通りご報告いたします。

●1回目(5月19日)
1)出場者:16名
2)対戦表:添付ファイルを参照願います。
3)通過者:廣田公潤、嵯峨野信夫、前田 涼、厚芝茂樹、田口功輝(敬称略)
画像


●2回目(6月21日)
1)出場者:12名
2)対戦表:添付ファイルを参照願います。
3)通過者:皆川宏貴、磯谷亮輔、田辺裕司、四方康仁、藤本幹夫(敬称略)
画像


2回の予選で10名が勝ち抜きましたが、職団戦でのチーム分けは、参加申し込みまでに決定して、連絡します。
なお、予選(2回目)の簡単な見物レポートを作成中です。
完成次第、別途報告いたします。
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【例会6/21】下北沢例会便り

2008/06/22 23:28
厚芝です。

6月21日(土)に、将棋部の下北沢例会を開催しました。
今回は、先月に引き続き伊藤佐保里さんがゲスト参加!花を添えてくれました
また、加藤徹さんの大学の後輩の菊本さんが初参加してくれました。
菊本さんは、当例会を気に入って頂けたようなので、ぜひ来月以降も参加をお願いします

師範_:瀬川四段
手合係:厚芝
出席者:引野、柳澤、大石、久保、小林、磯谷、松山泰、大野、皆川、四方、
    藤本、田辺、加藤徹、北野、工藤、今西、古海、廣田、下地、田口、
    小久保
ゲスト:伊藤佐保里さん、飯野さん、菊本さん
    以上24名、敬称略

1)瀬川四段による指導対局(13:00〜17:00)
角落_:●引野、●廣田、●小久保
飛落_:●久保、●小林、○今西、●古海、○下地
飛香落:●大野、●工藤
二枚落:●菊本
六枚落:●○伊藤佐保里

下手が3勝10敗でした。
見事に勝利を上げた今西さん、下地さん、伊藤佐保里さんには賞品を贈呈しました
伊藤さんは2ヶ月連続の賞品ゲット、おめでとうございます。

今西さん、伊藤さん:クオカード
下地さん:内藤九段の詰将棋本

2)第八期下北沢リーグ(12:00〜17:00)
半年間で争われる下北沢リーグも、今期で八期目を迎えました。
ちなみに、これまでの下北沢名人は下記の通り。

第一期 久保 宏二
第二期 大石 三真
第三期 久保 宏二
第四期 廣田 公潤
第五期 吉田 卓克
第六期 吉田 卓克
第七期 吉田 卓克

4月から始まった第八期も中盤を迎えています。
3ヶ月目を終えて、上位者は下記の通り。
今月は、四連覇を目指す吉田名人が休みとなり、1位→5位に後退。代わって磯谷さんが首位に躍り出ました
この日、5連勝と荒稼ぎした久保さんは、大石さんと並んで2位につけました。
久保さんは、14位→2位に大躍進です。
上位3名が勝点28で並ぶ、まれに見る大接戦。来月以降も目が離せません

1位 磯谷 亮輔 8勝4敗 勝点28
2位 久保 宏二 7勝7敗 勝点28
2位 大石 三真 7勝7敗 勝点28
4位 藤本 幹夫 7勝4敗 勝点25
5位 吉田 卓克 6勝5敗 勝点23
6位 古海 誠治 6勝4敗 勝点22
6位 加藤 徹_ 6勝4敗 勝点22
8位 前田 涼_ 7勝0敗 勝点21
9位 工藤 文男 6勝2敗 勝点20

リーグ表を添付しますのでご覧下さい。
画像


3)打ち上げ&2次会
打ち上げはおなじみの「餃子の王将」へ。瀬川師範を囲んで楽しいひと時でした
座席と人数の関係で、瀬川四段、伊藤さんを囲んだメイン卓、厚芝さん、久保さんらの将棋大好き卓、
マニアが集う女流棋士大好き卓に分かれて、思い思いに会話が弾みます。
女流棋士大好き卓に入った松山さん、話に着いて行けず四面楚歌状態・・・

2次会も定跡通り駅前のカラオケ屋へ、12名ほどで繰り出しました。
厚芝は席に着くやいなやH野さんと対局開始!
苦しい将棋でしたが、結果はなんとか逆転勝ち。
続いてY澤さんにはもっと苦しい将棋を、これも逆転で勝ち、さらに矢倉のライバルK保さんにも勝って気分は最高〜!
しかし、せっかくカラオケ屋に来たんだから、そろそろ一曲歌おうかと思ってリモコンを手にしたら、ちょうど時間となりお開きに。
なんとなくワリカン負けしたような気もするが、ま、いいか。
来月は歌いまくるぞ〜と心に誓いつつ、家路に着くのでありました。

7月は玉川オープンがあるので、下北沢はお休み。次回は8月23日(土)に開催します。
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リンクの見直し

2008/06/15 14:31
加藤て@ブログ管理者です。

トップページのデザインを夏に合わせて変えようかなーと思い、いろいろ探してみましたが、しっくりくるものがなくて断念。
11時半頃、トップページのデザインが一瞬ころころ変わっていたのは、私の実験のせいです
「キミキス」は、デザインはともかく、配色とか読みやすさはかなり良かったんだけど、企業将棋部のブログだからねぇ〜

ところで、久々にリンクのチェックをしたところ、以下になりました。

・高橋女流:URL変更
和的日常
移行されました。下記が新URL。子育てと日記メインです。古いURLは削除しました。
坊の母さん
・近代将棋:更新終了
近代将棋
雑誌休刊に伴い、更新が終了しています。ネット道場の近代将棋道場はどうなるのでしょう???
・山崎プロ:更新終了
山崎隆之 魂の一手で勝負!
更新終了しちゃいました。元々更新の少ないブログだったのですが・・・
・矢内女流:更新終了
メジャー取りに王手!
こちらも更新終了です。メジャー取っちゃったからでしょうか・・・
・坂東女流:休止
BANKANA!
坂東女流自身が休会になり、それに合わせたタイミングで、ブログの更新も休止になりました。
・高野プロ:更新終了
タカノゴダンの書評ブログ
読み応えのある連載だっただけに残念。過去ログがあるので、リンクは残します。

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